読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

阪神間三十六.九キロの殺人 西村京太郎 小説新潮6~12月号

2011-02-03 23:50:13 | 読んだ
久々の西村京太郎である。
というか、西村京太郎は雑誌連載の小説しか読まなくなった。
そして、毎月読むのではなくて、最終回を待って一気に読むことにしている。

本物語は、例によって十津川警部シリーズである。

デザイナーで直営の店舗3つを展開する「尾西香里」が新大阪から新神戸へ向かう「こだま」で殺される。

警察は、香里の夫で作家の洋次を疑う。
そして次には洋次の不倫相手の新井江美も殺される。

何故殺されたのか、どのように殺されたのか、誰に殺されたのか、いつ殺されたのか。
という謎について、十津川は推理をし実証をしていく。

面白いのではあるが、どうもなんだか釈然としないものがある。

これって、テレビドラマで見ると違うんだろうなあ。

ちなみに、テレビドラマの十津川シリーズは、高橋英輝と愛川欣也コンビと、渡瀬恒彦と伊東四郎のコンビのものがあるが、私は渡瀬・伊東組がひいきである。

このテレビを見すぎなのかもしれないが、どうも小説で読むと「嘘っぽく」てしようがない。
つまり、動機も殺害方法もアリバイも「弱い」と感じるのである。

今回は、殺人犯を脅迫して金をせびる、というところもあった。
そうれは新しい手法のようであるが・・・・

テレビドラマになると面白いんだろうなあ、と思う。


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