1.SACHIKO/ばんばひろふみ 1979年9月
なんとなく耳に残る歌である。
♪サーチコ、思い通りに サーチコ生きてごらん♪
という部分である。
ばんばひろふみは「バンバン」で「いちご白書をもう一度」だけで終わるのか、と思っていたときにこの「SACHIKO」がヒットしてよかったなあ、と思っていたのであるが、当時は、この歌あまり好みではなかった。
なんだか「クライ」と思ったのである。
当時はそういう気持ちをあまり受け入れたくなかったんだと思う。
2.9月の雨/太田裕美 1977年9月
太田裕美の歌の中でお気に入りの順番をつければ上位に入る歌である。
木綿のハンカチーフのイメージから大人へ脱皮しようとしていた頃ではないかと思う。
そこそこいい曲に恵まれていたのだが、なんだか「イマイチ」だったときに、この曲が出て、うまく変わったと思った。もっともこのあとはあまり大きなヒットはなかったと思うが・・・
ただ太田裕美が「大きく」なった曲だと思う。
太田裕美の特徴が良く出ていた歌で、
♪セプテンバー レイン レイン♪
というところが印象的で、それまで「まるい」という感じだったのが「尖った」カンジ、つまり大人の女になったかのように聞こえて、「おおッ!」と思ったのであった。
3.あの頃のまま/ブレッド&バター 1979年6月
この曲を当時ジックリ聴いたという思いではなく、近年になって、いわゆる「懐かしのフォークソング」みたいな番組で、ブレッド&バターが良く歌うのを聴いて、「ああいいなあ」と思っていたのである。
今回のこのCDで、この曲の作詞作曲が「呉田軽穂」つまり松任谷由実であったことがではじめてわかったのである。
このグループによくあった曲だなあとおもっていたので、まさかユーミンの歌だとはゼンゼン思っていなかったが、そう思って聴くと「やっぱりユーミンだ」などと思ったりするのであった。
4.迷い道/渡辺真知子 1977年11月
出だしの
♪現在、過去、未来♪
という部分がこの曲の全てではないか、なんて思ったりするのである。
失恋の歌なのに「前向き」に聞こえてくるのは、渡辺真知子の「元気」なのだと思う。
元気がメロディーと歌声にでていて、はじけているので、なんだか励まされているような気分になってしまう。
渡辺真知子の歌の中ではこの歌がシンプルで好きだ。
5.きみの朝/岸田智史 1979年3月
この歌も発表当時はあまり好みではなかった。
「きれいきれい」過ぎると思っていたのである。
岸田聡史の声も顔もきれいでさわやかで、そして歌もさわやかで、「過ぎる」と思ったのである。
でも近頃は、そのさわやか過ぎるところがいいのである。
若い頃に歌わなかったためか
♪ モーニング モーニング きみの朝だよ♪という部分しか歌えないので、覚えてみようかと思っている。
そして、ワタクシ、さわやかになろうと思うのである。
6.異邦人/久保田早紀 1979年10月
一世を風靡した、という歌である。
当時この曲を聴かなかった日はなかっただろう。
CMで流れていたからナオサラである。
「異邦人」というのがいい響きだった。
それまでは「異邦人」といえばカミュであって、難しい、というイメージであったが、この曲によって神秘的な人というイメージになり、異邦人(エトランゼ)になってみたい、なんてことも思ったりしたのであった。
で、久保田早紀がテレビで歌うところを見ていると、なんだか「ただ歌う」だけで、歌うことによって何かを伝えようとか、自分が楽しいとか、ということがないように見え、なんだか痛々しく見えていたのであった。
近頃、CMに登場して、その後こういう風になってしまったんだ、と思ったが、つまりは彼女自身が異邦人になってしまい、落ち着くところがなくて大変だったんだろう、と・・・そんなことを考えたりしたのだ。
なんとなく耳に残る歌である。
♪サーチコ、思い通りに サーチコ生きてごらん♪
という部分である。
ばんばひろふみは「バンバン」で「いちご白書をもう一度」だけで終わるのか、と思っていたときにこの「SACHIKO」がヒットしてよかったなあ、と思っていたのであるが、当時は、この歌あまり好みではなかった。
なんだか「クライ」と思ったのである。
当時はそういう気持ちをあまり受け入れたくなかったんだと思う。
2.9月の雨/太田裕美 1977年9月
太田裕美の歌の中でお気に入りの順番をつければ上位に入る歌である。
木綿のハンカチーフのイメージから大人へ脱皮しようとしていた頃ではないかと思う。
そこそこいい曲に恵まれていたのだが、なんだか「イマイチ」だったときに、この曲が出て、うまく変わったと思った。もっともこのあとはあまり大きなヒットはなかったと思うが・・・
ただ太田裕美が「大きく」なった曲だと思う。
太田裕美の特徴が良く出ていた歌で、
♪セプテンバー レイン レイン♪
というところが印象的で、それまで「まるい」という感じだったのが「尖った」カンジ、つまり大人の女になったかのように聞こえて、「おおッ!」と思ったのであった。
3.あの頃のまま/ブレッド&バター 1979年6月
この曲を当時ジックリ聴いたという思いではなく、近年になって、いわゆる「懐かしのフォークソング」みたいな番組で、ブレッド&バターが良く歌うのを聴いて、「ああいいなあ」と思っていたのである。
今回のこのCDで、この曲の作詞作曲が「呉田軽穂」つまり松任谷由実であったことがではじめてわかったのである。
このグループによくあった曲だなあとおもっていたので、まさかユーミンの歌だとはゼンゼン思っていなかったが、そう思って聴くと「やっぱりユーミンだ」などと思ったりするのであった。
4.迷い道/渡辺真知子 1977年11月
出だしの
♪現在、過去、未来♪
という部分がこの曲の全てではないか、なんて思ったりするのである。
失恋の歌なのに「前向き」に聞こえてくるのは、渡辺真知子の「元気」なのだと思う。
元気がメロディーと歌声にでていて、はじけているので、なんだか励まされているような気分になってしまう。
渡辺真知子の歌の中ではこの歌がシンプルで好きだ。
5.きみの朝/岸田智史 1979年3月
この歌も発表当時はあまり好みではなかった。
「きれいきれい」過ぎると思っていたのである。
岸田聡史の声も顔もきれいでさわやかで、そして歌もさわやかで、「過ぎる」と思ったのである。
でも近頃は、そのさわやか過ぎるところがいいのである。
若い頃に歌わなかったためか
♪ モーニング モーニング きみの朝だよ♪という部分しか歌えないので、覚えてみようかと思っている。
そして、ワタクシ、さわやかになろうと思うのである。
6.異邦人/久保田早紀 1979年10月
一世を風靡した、という歌である。
当時この曲を聴かなかった日はなかっただろう。
CMで流れていたからナオサラである。
「異邦人」というのがいい響きだった。
それまでは「異邦人」といえばカミュであって、難しい、というイメージであったが、この曲によって神秘的な人というイメージになり、異邦人(エトランゼ)になってみたい、なんてことも思ったりしたのであった。
で、久保田早紀がテレビで歌うところを見ていると、なんだか「ただ歌う」だけで、歌うことによって何かを伝えようとか、自分が楽しいとか、ということがないように見え、なんだか痛々しく見えていたのであった。
近頃、CMに登場して、その後こういう風になってしまったんだ、と思ったが、つまりは彼女自身が異邦人になってしまい、落ち着くところがなくて大変だったんだろう、と・・・そんなことを考えたりしたのだ。