ここは有難いことに、季節に合わせた行事、趣味の各種サークル活動、介護予防・健康寿命を延ばす体操など、毎日何かあります。その中に月2回「ピアノと歌声」というのがあり、先生が見えて懐かしい歌など歌います。11月「明治節」の歌が入っていました。私が小学生の頃、四大節(お正月、紀元節、天長節、明治節)は学校で式典があり、それぞれに歌がありました。うわー!懐かしいと私は思ったのですが、知らないという方が大分おられるのです。エーッ!どうして!ここは老人ホームでしょ!でも考えてみれば入居資格の70歳でも戦後生まれです。81歳の弟でも終戦の時は小学3年生、戦争末期は式どころではなかったので、知らない方が当たり前、そう、私もお年なのだと変なところで納得したのでした。
私はよく「ケイコウトウ」と言われました。蛍光灯がスイッチを入れてもすぐつかないことから、反応が遅いとよくからかわれたものです。でも今そんな電灯ないですよね。忘れた言葉をやっと思い出して、「全くケイコウトウなんだから」と自分のことボヤキながら、アレッ!これもう通じない言葉じゃないかしら、と思ったことでした。
ブログ書きましょう、と思いつつ中々取り掛からない。固有名詞が出てこない。すぐ忘れる。ぼやいてばかりです。何でも「お歳のせい」にしてますが、これではいけませんよね。