ご苦労さん労務やっぱり

労務管理に関する基礎知識や情報など。 3日・13日・23日に更新する予定です。(タイトルは事務所電話番号の語呂合わせ)

外国人材マニュアルは日本人雇用の参考にも

2014-09-13 17:48:03 | 労務情報

 厚生労働省では、『高度外国人材活用のための実践マニュアル~活用・定着で悩んでいる方へ~』を公開している。これは、企業における高度外国人材活用促進のための参考資料として、その活用の現状と課題や本人のニーズ等をまとめたものだ。
 なお、ここで言う「高度外国人材」とは、「日本企業に雇用される外国人であって、大学・大学院(国内外を問わない)以上の最終学歴を有する者」を言い、職種でみると、研究者やエンジニア等の専門職、海外進出等を担当する営業職、法務・会計等の専門職、経営に関わる役員や管理職等が該当する。

 『マニュアル』は、
1 高度外国人材活用のメリット
2 高度外国人材のタイプとその特徴
3 活用・定着に向けてのポイント
4 Q&Aによるチェックリスト
5 参考情報
の5部構成になっている。
 中でも第3部では、高度外国人材の採用や配置の際に配慮すべき事項、日々の業務における対応、自社の将来の中核人材として育成するためのポイント等を、具体的な事例を盛り込んで、詳しく解説している。
 また、第4部のチェックリストは、「活用・定着の基本チェックリスト」と「生活面に対するチェックリスト」からなり、自社の雇用施策を再確認するツールとして使いやすく作られている。

 もっとも、このマニュアルで示唆されている事項、例えば「予め求める人材像(新卒人材か即戦力か、どの程度の日本語能力が必要か等)を設定しておく」、「自社の経営方針に対する理解、採用後の処遇について充分に説明する」、「その人の持つ専門性や技術、能力を最大限発揮させるために、戦略的な人事配置を行う」といったことは、外国人に限らず、日本人の雇用管理におきかえても通用する重要ポイントと言えそうだ。
 マニュアルは全編でも44ページほどの手頃な分量なので、現時点では外国人を雇用する予定の無い会社の人事担当者も、参考のために読んでおくと良いだろう。

【参考】厚生労働省サイト > 高度外国人材活用のための実践マニュアル(PDF:2.86KB)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11655000-Shokugyouanteikyokuhakenyukiroudoutaisakubu-Gaikokujinkoyoutaisakuka/0000046327.pdf


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