ご苦労さん労務やっぱり

労務管理に関する基礎知識や情報など。 3日・13日・23日に更新する予定です。(タイトルは事務所電話番号の語呂合わせ)

育介法全面施行まで、あと2週間を切りました!

2012-06-19 17:08:17 | 労務情報

 育児介護休業法は平成22年6月に改正され、「パパママ育休プラス」等の制度が新設されたが、一部の制度については、“従業員100人以下”の会社には導入が義務づけられなかった。しかし、その猶予期間は2年間で終了し、平成24年7月1日からは、従業員を雇用するすべての会社が改正育児介護休業法の適用を受けることになっている。

 今般、全面施行の対象となるのは、次の3制度だ。
(1) 短時間勤務制度
 3歳未満の子を養育する従業員が希望した場合、会社は所定労働時間の短縮措置を講じなければならない。
(2) 所定外労働の制限
 3歳未満の子を養育する従業員が申し出た場合、会社は所定労働時間を超えて労働させてはならない。
(3) 介護休暇
 要介護状態にある対象家族の介護等を行う従業員が申し出た場合、会社は年に5日まで(対象家族が2人以上の場合は年に10日まで)、介護休暇を取得させなければならない。

 これらはいずれも、“運用”だけでなく、就業規則等で“制度化”することが求められている。全面施行まで2週間を切っているので、未着手の会社は至急対応されたい。

 ところで、これらの制度を利用することにより就労しなかった時間に対しては、賃金を支払う義務は発生しないとされる。しかし、それを上回る賃金カットその他制度の利用を抑止するような行為は、法の趣旨に反するものとして、労働局の指導の対象となり、また、訴訟の場でも不利になるので、注意しておきたい。


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