50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

今日は 休む

2005年09月30日 00時29分39秒 | Practice English
 職場の同僚(女性)が退職することになり、今日は、その送別会だった。
英会話のレッスンの日だったので、出席するかどうか、迷ったが、参加した。
ということで、今日のレッスンは、欠席した。
 数年前から、この手の酒席は、気が乗らなくなってきている。
偶然というか、数日前に買った「日本社会で生きるということ」(朝日文庫 :
阿部謹也 著)という本を読んでいたもので、日本の企業風土のことを思った。
英語に関する本を読むと、よく英語と日本語の違いは、その成り立ちからして
根本的に異なるというようなことが書いてある。
西欧の人は、自分(個)と神 or 自分以外の人というように 自身を
独立した存在として認識している。一方、日本人は、個として認識することは
なく、常に 自分を取り巻く人との対比としてのみ、自分を認識している、
というようなことが書いてある。
 それが、会社あっての自分。親族があっての自分というように認識する。
この本の中で、著者は、日本人の意識の特徴として 「世間」と「他人」
という言葉(概念)をあげている。どちらも英語にはない概念らしい。
日本人は、常に「世間」を無意識に意識し、その世間の外にある人を
「他人」として区別すると。
その考えに沿えば、「送別会」なるものも職場という「世間」になるのだと思う。
それに参加しないか、または、無視すると、それは、世間から他人扱いされる
ことを意味する、のだと。
 英会話を習っていることを、殊更、強調したりすると、どうも
この「世間」からは、あまり良く思われないのかなと、時々思ったりする。
 50歳を過ぎてからは、日本の企業(私の属する、いわゆる大企業)
のあり方に、違和感がある。
一番感じるのは、責任の所在の曖昧さだ。(中には例外もあるのかも知れないが)、、、、。
責任ある立場にある人ほど、責任を取らない、か ごまかしてしまう。
責任のない人も、同様に責任は取らない。

 結局、働いている一人の人間からすると
Who is my Boss?  Are you my boss? と つい聞いてみたくなる。
たぶん誰も I'm your boss. とは言わないと思う。
 一度、酔ったふりして、聞いてみたいものだ。

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