50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

アイラ島紀行 その36  湖水地方巡り その8

2016年07月07日 23時08分59秒 | アイラ島と湖水地方

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 WindermereからAmblesideまでは約18kmほどだ。自転車だと50分ほどで着く距離だ。途中 Water Head寄り道を
したので、昼前Amblesideの中心部に着いた。Windermereに比べると小さな町だ。大雑把なガイド本を頼りに
Information Centreを探す。少し坂道を上ったあたりから賑やかな声が聴こえていたのですぐに見つかった。
 覗いてみたが特に有用な資料はなかった。なので、まずはこの日泊まるB&B Cambridgevillas を探す。
ちょっと通りを間違えたが なんとか辿りついた。事前に見た HPのイメージとはちょっと違った。

  Cambridgevillas
   http://www.3cambridgevillas.co.uk/  

でも、確かに後からHPを見ると その通りで、入口付近には花壇があり、手入れも行き届いていた。
玄関前に自転車を置いて、ちょっとチェックインには早いかなとは思ったが入ってみた。
 ベルを押すと奥の方から 小柄な女性が出てきた。私より少し年齢は下に見えた。どうやらこの人が
オーナーで1人で切り盛りしている感じだ。

少し早いがチェック・インできるかと聞くと「OK」とのこと。自転車があるのでどこかに置けるかと尋ねると
「もちろんよ、付いて来て」と言って一旦、外へ出た。そのまま自転車を押して付いて行くと、バス停のところに出た。
なんだバス停のすぐ傍だったのだ。バス停の北側付近を捜したので、見つけるのに時間がかかったのだった。
で、その手前が駐車場になっていて、その奥が宿の裏手にあたり、裏口があり、そこから入ると 洗濯物を干すスペースがあった。
その端の方に自転車を置くスペースがあって、既に1台停めてあった。「適当なところに停めてね」とのこと。

 その後、チェックインの手続きをする。「支払はCARDだと少し手数料がかかるけど、、、」とのことだったが、
現金は用意してなかったので、手数料が少しかかっても仕方ないので 「OK」と応え、部屋の鍵をもらって
荷物を運んだ。部屋は、Windermereの宿と同じ位の広さ。Bed以外のスペースには、小さなテーブルがあるだけだ。
 日本でいうビジネス・ホテルの安いところよりちょっと狭いか。ま、殆ど寝るだけなので良しとしよう。
 もう今では当たり前だが、Wi-Fiが使えるし、部屋の中でも安定していた。

少し、休憩して、この日の目的地である アルス湖( Ulls Water)へ行くべく宿を出た。平日であればバスが出て
いるのだが、日曜日は出ないのだった。こういう情報は日本を出る前には、わからなかった。
普通、日本人の感覚だと 日曜日は観光地の稼ぎどきなのでバスが運行しないなんて思いもしない。
が、現地で入手したバスの時刻表をよく見ると 日曜日は運行しないとちゃんと書いてあった。

で、Amblesideからだとバスで遠回りすればUlls Waterへ行くことはできるようだったが、行くことはできても
帰りの時間帯の路線が無かった。ということで、山越えの道が地図には載っているので、それを実行することに
した。Information Centreの付近を通り Ulls Waterへの道を自転車で進む。

最初から坂道だったが、徐徐に傾斜が急になり、ついに自転車を降りて押して進む。
登り切ったところで視界が開けた。

  

自転車に乗って暫く進む。もう周りには民家もない。一本道だ。
15分くらい走っただろうか、前から 犬を連れた男性が来た。
「この道を進むと  Ulls Water へ行けますか?」と尋ねた。すると、「うーーん?! 行けないことはないが、道が違う。
あちらを見て」と遥か向こうの山を指さして「車が見えるだろう。あの道を行くんだ。」とのこと。
ということで、今更、遥かかなたの山を眺めると、とんでもないことが分かった。ということで進むことを断念。
引き返すことにした。
 そして急遽、予定を変更して、明日、行くことにしていた Grasmere へバスで行くことに決めた。

暫く待つとバスが来た。20-30分で着く距離のはずだ。外を眺めているうちに目的地に着いた。
名所なので観光客が多い。詩人ワーズワースがまだ有名になる前に住んでいたことで有名らしい(残念ながら、わたしは
名前くらは知っているという程度だった)。そして彼のお墓があるのだった。
私の目的は、お土産の「生姜のビスケット」を買うというのだから、あまり大きな顔はできない。
 人の流れに乗って歩いていると 人が並んでいる建物があった近づくと SARAH叔母さんの店があった。が、人が多かったので
後でくることにした。




ワーズワースの墓があるのは セント・オズワルド教会。すぐ傍に教会があるので、そこだろうと向かう。
 まわりが公園のようになっていて静かな場所だった。



のんびりした公園内




WordsWorthの墓




< 続く >

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