倉野立人のブログです。

日々の思いを、訥々と。

コロナワクチン接種「集団接種」予約受付開始 ~親切対応と効率化の狭間(はざま)で

2021-05-21 | 日記

5/21 Fri. 

 

新型コロナウィルス感染症〝収束(終息)の決め手〟とされる「ワクチン接種事業」について、長野市は この日(21日)から「集団接種」の受付けを開始しました。

 

 

 

かかる「ワクチン接種受付け」については さきに本ブログでも触れたとおり「ワクチンコールセンター」における一括受付け→最低限の内容聞き取り→「コールバックセンター」からの折り返し(電話)作業 との分掌(ぶんしょう)受付態勢で臨んでおり、一人でも多くの市民(申込者)の予約が受けられるよう 最大限の努力が講じられています。

 

今回の(ワクチン接種)予約の〝肝(きも)〟は「コールバックセンター」の業務です

最初にかけた電話においては 一人当たりにかかる所要時間をできるだけ短く済ますために、その通話内容は 氏名・電話番号(ナンバーディスプレイによる確認)・希望する接種会場の確認に止(とど)め、一旦電話は切られることになります。

そのうえで その予約者情報が「コールバックセンター」に回され、担当(市職員)がコールバック(折り返し電話)をかけたうえで、ワクチン接種予約券番号の照合や希望接種会場と実際の接種会場との突合(確定)・さらに具体的な日時・接種時の注意点などの説明を行なうのです。

 

       

 

 

この コールバック業務…この折り返し電話のやり取りが、ある意味大切なものとなります。

基本的には (前述のとおり)ワクチン接種予約券番号の照合・接種会場の確定・当日の注意点などを効率よく済ませて 次の人に当たるべく粛々と(電話対応に)臨むところではありますが、予約者(65歳以上の高年齢者)におかれては、何かと不安を抱えながら電話をかけるも、最初の時点では 氏名などの最低限の内容だけで電話が切られた中、後日かかってきた折り返し電話に対しては、胸の内にある疑問点や不安材料などについても話したいことも きっとおありのことでしょう。

そんな予約者の方々に対し、効率第一主義で機械的に対応してしまえば、それは市民の不安に向き合うことの無い いわば冷たい対応と誹(そし)られるところであり、かといって 長々と一人の方(かた)に関わっていれば、折り返し電話を待つ多くの方々へのコールバックが滞(とどこお)ってしまうことにもなりかねない…したがって「コールバックセンター」で業務に臨む職員は、いわば〝親切対応と効率化の狭間(はざま)〟で苦しむ…というと いささか大げさではありますが、いずれにしても 予約者(65歳以上の高年齢者)の心情に寄り添い、不安なく接種当日を迎えることができるよう 適切対応に努(務)めているところであります。

 

 

とりわけ初日のこの日は いわば〝予約の入口〟である「コールセンター」の電話がつながりにくい状況になったことや、

 

 

 

また、約3万9千人に上る「集団接種」の希望者(予約者)の方々に個別に対応する都合上「コールバック」に相当の時間(日時)を要する可能性があることが報じられていました。

 

 

 

いずれにしても、市(行政)にとっても市民にとっても 過去に経験の無い事業(ワクチン集団接種)に取り組む中、兎(と)にも角(かく)にも 安心安全のうちに確実な接種が完遂されることを第一義とし、それぞれの立場で事(こと)に臨むべきことは言うまでもないところであります。

 

 

 

 

 

◇長野市域のコロナ感染状況

5月21日(金)、長野市域内で 新たに2件のコロナ陽性感染者が発生したことが報告されています

 

 

 

 

その概要は下記のとおりです。

・市(1068例目)/50歳代男性(軽症)

  時 系 列  5月16日/発熱・喉⇒18日/検査⇒19日/入院調整中

  感染経路   不明

  濃厚接触者 同居者3名

 

・市(1069例目)/70歳代女性(軽症)

  時 系 列  5月18日/喉・倦怠感など⇒20日/検査⇒入院調整中

  感染経路   市1066例目の濃厚接触者

  濃厚接触者 同居以外の1名

 

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