倉野立人のブログです。

日々の思いを、訥々と。

ついに〝パンデミック〟に ~新型コロナウィルス~

2020-03-13 | 日記

3/12 Thu.

 

蔓延する「新型コロナウィルス」が、ついに〝世界各地で 同時多発的に病気が流行している状態〟を意味する「パンデミック」であると、WHOのテドロス事務局長の会見で宣言されたことが報じられ、憂慮の念を強めることになりました。

WHОは、今後 各国が積極的な対応に努め、ウイルスのアウトブレイク(大流行)の「流行曲線」の推移を〝ゆるやかな曲線に止(とど)めるために、緊急かつ積極的な対応を取るよう求めています。

 

海外ニュースでも、今や各国のトップニュースが「CORONAVIRUS」について報じるようになっています。

 

ヨーロッパの 国境が地続きになっているところでは、国境の検問が強化されたり、南北に長いイタリアなどでは 国内の移動に制限がかかったりと、各国は その対策に躍起になっています。が、収束の兆しは見えないままに 時間ばかりが推移しています。

 

まさに アッという間の世界的拡散となってしまいました。つい この間まで、隣国の地方都市での流行病(はやりやまい)と静観されていた新型ウィルスは、今や あのリーマンショックをも上回る株価下落を招く要因にまで増長しています。

中国→アジア→ヨーロッパ へと拡散を続ける新型ウィルスは、ついにアメリカ大陸にも〝侵攻〟を始めたことが伝えられています。

アメリカ合衆国への新型コロナウィルスの上陸、それは そのままアメリカ国内での感染拡大の懸念材料となると考えられます。

 

アメリカには行政所管の「健康保険制度」が無く= 医療費が高額で、病気にかかっても医者に行けない人が非常に多いのです。

マ、日本においても、今回の新型コロナウィルスについては 安易に医者に行かず 保健所などを通じて専門機関での受診が勧められていることから、アメリカにおいても 日本の保健所のような機関が全国民を対象に機能すれば別ですが、いずれにしても 大国アメリカでの新型ウィルスの感染拡大は、さまざまな意味で世界中に さまざまな影響を与えることは間違いないようです。

特に 今年は大統領選を控える中〝経済頼み〟のトランプ政権において、新型ウィルスの影響による株価下落を引き金に アメリカ経済が下降を辿る=トランプ人気凋落 というようなことになれば〝世界地図〟の模様も大きく変ることが考えられるようになります。そんな さまざまな要素を孕(はら)みながらの〝新型コロナウィルス騒動〟は、誰もが想像を及ばないままに、まさに「パンデミック」の様相を呈してゆくことになりそうです。

 

一方 国内においても「春の甲子園」が中止を余儀なくされたり(これはホントに残念😢)、大相撲が無観客で行なわれたりと、スポーツ界はもとより 多方面に、新型コロナウィルスに起因する影響が及ぼされています。

 

また、学校の臨時休業に端を発した、働く家庭の負担・損失拡大などの悪影響、また〝移動や集会・イベントの自粛要請〟などに伴う旅行業や接客業の低迷など、社会経済においても 多方面に影響が及ぼされる事態に至っており、看過できない状態になっているのは由々しき限りです。

 

この 新型コロナウィルスの厄介なところは「収束するか、ワクチンが開発されないことには 手の打ちようが無い」ということではないでしょうか。

さきの「リーマンショック」などの 経済トラブルの際には、公共事業を推進するとか、日銀などが金融市場に介入するなどの〝カンフル剤〟の注入により(経済の)立て直しが図られましたが、今回の(新型コロナウィルスの)場合は、人や物を動かせば それだけ感染のリスクをも高めることになることから、下手に動くワケにはゆかない。それら(人・物)が動かなければ、カネも動かずに 社会経済は停滞するという〝負のスパイラル〟に陥っていると言わざるを得ないところであり、現下の〝世界的な鎖国状態〟がいつまで続くのか・・・何というか〝人間社会と新型コロナウィルスとの我慢比べ〟になってきてしまっていると思うのは、私だけではないでしょう。

このうえ、東京五輪大会まで 延期や中止に追い込まれるようになれば、まさに〝コロナショック〟というべき事態になります。

一刻も早い収束と 日常生活が取り戻されることを 心から願う者の一人です。

 

 

 

数日前、近所に住むSさんから「クラちゃん、生活道路に「穴」が開いてて、散歩の年寄りがつまずくって言われるんだけど。」と〝直訴〟され、ならばと夕刻 時間を得たので、支所で簡易アスファルトの部材を分けてもらって現場に急行、エイ ヤー!で直すことに。

 

現場は、コンクリート道路で、一見すると段差が見えにくく、朝夕の薄暮時間などには 確かにつまずきかねない状態になっていました。

 

簡易アスファルト部材を流し込み、スコップの背で〝人力転圧〟し、取り敢えずの穴埋め完了。

 

せっかく〝出動〟したので、他でも目に付く箇所を 駆け足で補修して回りました。

 

気が付けば 日はとっぷりと暮れ、最後の方は 車のライトが頼り。

 

これで 歩行者や自転車の方々の安全が守られれば幸いです。

ひと仕事終えて 汗を拭きつつ、このような「穴」のように、形が見えるトラブルは 埋めれば何とかなるけれど、新型コロナウィルスは 目に見えないし 補修部材=ワクチン も無いし・・・ホント厄介だな、と 独り言(ご)ちたところです。

 

 


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