風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽書き雑記「名古屋・東山植物園の大型サボテン『金鯱(きんしゃち)』の名の由来は?」


名古屋・東山植物園の温室にある大型球形サボテン。傍のプレートに「金鯱(キンシャチ)」とあります。
恥ずかしながら、僕はこの名前をてっきり東山植物園での愛称だと思っていました。

名古屋で金鯱と言えば連想するのは、名古屋城天守閣の金の鯱(しゃちほこ)。
かつて『名古屋金鯱軍(なごやきんこぐん)=1936―1940年』というプロ野球チームがあったし、最近は城の周りのキンシャチ横丁が大にぎわいです。
レストランの名前や酒の銘柄、シャチホコ踊り・・・。名古屋城天守閣の木造化工事の寄付呼びかけも「金シャチ募金」です。

「サボテンの愛称も市民から公募したのかな」
「名古屋のベッドタウンで、サボテン生産地として知られる春日井市で開発された品種に命名された」
「名古屋はこのサボテンの原産国・メキシコのメキシコ市と姉妹友好都市提携をしており、メキシコから贈られて愛称にしたのかも」

先日再び東山植物園で金鯱を目にして「愛称なら命名の経緯や本来の名前があってもいいはず」とあたりを見回すと、「属名のEchinocactusは、刺のあるサボテンという意味」と書いた説明プレートがありました。でも、それが何故「金鯱」になったのか。

帰宅してネットを開くと「金鯱」は東山植物園だけの名前ではなく、僕が想像したような由来とは無関係と分かりました。
さらにページを開くと、和名の「金鯱」は1800年代の輸入元である中国名「金琥」の音読みからと推測される、との記述を見つけました。しかし、これも「裏付ける資料等は不明」とありました。

結局、由来ははっきりしないままですが、それはともかく金鯱サボテンは球形サボテンの中では並外れた大きさ。ビア樽とか丸椅子と呼ばれるのも頷けます。まさにサボテンの王様です。

球形の表面にはプラスチック製のような鋭く太い刺がびっしり。大きい球だと直径が90㌢~180㌢にもなるそうで、東山植物園の球はまだ小さい方のようです。

30年ほどの寿命があり、20年以上になると花が咲くとか。
ただ、メキシコでも野生の状態で見つかるのは稀といわれ、レッドリストでも「絶滅寸前」だそうです。


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