興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

懐かしさと幾分かの胸の痛み

2016-06-20 | 散歩、時々旅

先週土曜日、東京駅の新しくなった丸の内駅舎を見てきました。

午後に日本橋で、かつての会社仲間(OB、OG)の集まりがあり、その前にちょっと寄ったのです。


丸の内駅舎の改修工事 (実際は100年前の創建時の形に復原) が終わったのは2年前でしたが、わたしがこの新駅舎を見たのは今回が初めてです。

八重洲側に降りても、丸の内側までわざわざ来なかったのです。

なるほど、丸の内駅舎は南と北にドーム型の屋根ができて、雰囲気がすっかり変わっていました。

左右に長く広がる駅舎全体の姿も、とても堂々としています。

(今は駅前広場を整備するための工事が行われていて、残念ながら駅舎全体をきれいに写すことができませんでした)

 

 

 




北ドームの内部。

ドーム屋根の外観の黒っぽいイメージとは違って、中は意外に採光がよく、とても明るい空間でした。

天井も高く、内装のデザインにも格調があり、なかなか見事な造りです。

改修が済んで2年経った今も、スマホなどで写真を撮る人が結構いました。(わたしもその一人)

 

 


       

天井に鷲(だと思う)が8羽飛んでいました。乗降客の旅の安全を祈って飾られたのでしょうか。


日本橋での、かつて会社で一緒だった人たちとの会は、14人の出席でした。

中には数十年ぶりに会う人もいて、わたし自身、自分が新人だった頃のことなど、さまざまな思い出が蘇ってきました。

 ‘青春時代の真ん中は 道に迷っているばかり’ (「青春時代」<阿久悠・詞/森田公一・曲>より)

迷いも多く、心に余裕のなかったわたしの若き日々。懐かしさと幾分かの胸の痛み、そして、数十年という時の流れの重みを感じさせられた会となりました。

 

 

 

 

       

こちらは帰りに池袋で撮った梟の像です。これも人々の福と幸せを祈って設置されたのでしょう。

池袋では、しばし居酒屋に入り、カウンターで一人、懐かしい人たちとの再会場面を反芻し、興奮を冷まして帰ってきました。



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