旧約聖書に出てくる
祈りの人々は
己が 神によって 造られた 被造物 である
ということに
はっきりと 気が付いていて
しかも
そのことを 受け入れている
存外 人は
自分が 被造物であることに 気がついていない
神が 人を造ったのではなく
人が 神を作った と 断言する人もいる
精子と卵子とが結合して
物理的に 誕生した
と のたまう人もいる
命を 頂いたものと見ず
生物学的に 生まれるべくして生まれた と 考える
生きとし生ける者すべてが
神によって 造られた 被造物である
と 素直に 信じられる
ということ自体が
まず 素晴らしい たま物 なのだ
神の創造を 目の当たりにしたアダムでさえ
神の叡智に 憧れて
神のようになりたくて
智慧の 木の実に 手を 出したくらいだもの