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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
苦情解決委員会でいいんかい?
以前にも記事にしたが、国分寺市内の某社会福祉法人の苦情解決委員会の委員を務めている。
既に任期2年を全うしたが、継続こそ命ということで、第2期の苦情解決委員会の委員をやっている。
昨年の苦情解決委員会の会議でも発言したし、多くの委員が、『苦情』という名前に、苦情を出しているが、一向に名前が変わらない。
苦情という表現は、不遜である。
利用者や利用者の家族が、問題提起したい時に、<苦情>でないが、なにか伝えたいことがある。
しかし、苦情という言葉に構えてしまって、発言したくても発言できない。
利用者が要介護高齢者であれ、障がい者であれ、事情は同じでR.
世間に数ある社会福祉法人の中には、苦情解決委員会や第3者委員会を作っても、全くあるいはほとんど開催せず、
何も利用者からの要求はありませんでしたと<もみ消す>法人も少なからずある。
そうしたなか、私が委員をしている法人は、実質的に、苦情解決委員会を開催し、<苦情>を真摯に受け止め、対応している。
実態としては、何も問題はないのであるが、
利用者や利用者家族からの<問題提起>を<苦情>という言葉で受け止めている そのメンタリティに問題があると思っている。
<苦情>という上から目線の言葉、チョータカビーな表現に慣れてしまってはいけない。
慣れたら、もうおしまいだ。
思考停止。判断停止。エポケー。一旦停止。。。
会議では皆、<苦情>がベストだとは思っていないようだが、代案がない。
私もない。
でも、法人に勤務する職員が皆でディスカッションして、ブレーン燃やしして、決めれば良いことだ。
法人が本来は決めることでR.
委員会の後、懇親会。
私は、この懇親会が楽しみでR.
酔っぱらっても、この苦情問題を話題にした。
するとI氏が、<尊意対応委員会>ではと代案が出た。
キューティH氏が、尊王につながるから・・・と訳の分からない反応をした。
私は、キョトンとする。リセットするために、カンパーイ!をする。
キューティのおかげで何度、カンパーイしたことか。
今朝も<苦情>問題を考えていた。
私としては、
<問い合わせ対応委員会>
<問題提起対応委員会>
あたりで、良いのではないかと思う。
尊意対応委員会も良いであろう。
皆で知恵を出し合って考えた言葉であれば、何でも良い。
少なくとも<苦情解決委員会>よりは、ましであろう。
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昨日のアルコール
中ジョッキ 6杯 か5杯
今朝の血圧・脈拍
右・・・132-84-66
左・・・126-77-66
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実は、福祉サービス第三者評価の調査員として数か所の障害者施設を調査したことがあるのですが、おっしゃる通り、特に障害者施設では苦情(「相談」というべきでしょうか)はゼロですね。第三者委員会が設置されているところも、名ばかりの委員会で、形骸化しています。自分で意思表示が困難な方の声なき声にどのように対応していくべきか。苦情解決委員会の名前の再考も大事でしょうが、それを拾い上げる仕組みの再考も必要でしょうね。
知ったかぶりの堅苦しい話を申し上げ、失礼いたしました。私には似合わないコメントでした。(^^ゞ
また、会社の全役員、代表取締役等全員で行う会議が某企業にあり、クレームは宝だ。という言葉が社内に浸透しています。
電話対応の人はなんでもクレームや苦情といった風に見てしまうのも原因ではないかと思います。また、上層部に申請(名前変更)を出しても変わらないというのは、きっとおそらく、担当の人はどうでもいいと思っているのではないでしょうか?
それでは失礼いたしました。
私が、関わつている法人は、頑張る法人です。
声なき声を聞き取ろうとする姿勢もあります。
それだけに、惜しいのです。
理事会が決断するまで、頑張りますよ。
これも良いですね。
ご協力ありがとうございました。
これからも、前向きなコメント期待しています!