去る6月3日の日曜日、船岡山公園にて「北区民春まつり ~ふれあいまつり2012~」が開催されました。
当日の朝はどんよりと曇り空、それでも午後からは晴れるでしょう、所によって雨も・・・という天気予報で開催決定!
午前8時には各団体が慌ただしく準備を始めていました。
入ってすぐのブースはエコまちステーション。使い捨てライターや乾電池などがわかりやすく区分けしてあります。
告知もしましたように、使用済みの乾電池や油などを回収してエコを推進します。
消防局からは地震体験自動車がお出まし。震度7の揺れを体験できます。
上から見下ろせば開会式会場となる広場に続々と関係者が集まっています。
緑豊かな船岡山公園。標高およそ112メートルの小山ですが、見晴しがよく8月16日の五山の送り火の夜にはたくさんの人が集まります。
船の形に似ていることから船岡山という名前がついたって初めて知りました。
景勝地としての美しさは、清少納言が枕草子の中で「岡は船岡」と一番に挙げたほどだそう。一方、ここは都を代表する葬送の地でもあり、吉田兼好は徒然草137段にて「鳥部野、舟岡、さらぬ野山にも、送る数多かる日はあれど、送らぬ日はなし」と述べています。
そしてこの立て札には応仁の乱に纏わる出来事などが書かれています。当時西軍を率いる山名教之や一色義直らが船岡山に船岡城を建てて立て籠もったことから、西軍の陣地であった船岡山一帯を「西陣」と呼ぶようになったらしい。
なるほど自分たちが住んでいる街の名前の由来を紐解くのも面白い、歴史は本当に奥深いですね。
頂上?から見える山の稜線はとても美しく、思わず深呼吸したくなります。絶景かな絶景かな~^^手前の緑が視界を覆い尽くさんかの勢いでグングン成長しているのがわかります。壊したくない、自然です。
10時すぎ。開会の式辞が述べられオープニングセレモニーのスタートです。
最初は和太鼓の演奏。ドンドコドンと力強い太鼓の音が船岡山公園に響き渡ります。
司会進行は佛教大学の放送局。
この後、大学のサークルを中心に子どもたちの歌やピアニカ演奏など、ある時は微笑ましく、またある時は真剣に舞台の上ではさまざまなプログラムが繰り広げられました。
炎天下ではありませんでしたが出席された皆さまはテントに入ったり、こまめに水分を摂ってふれあいまつりを楽しんで頂きたいものです。
地面には時折水を撒くなどの配慮もされていました。
さぁ!ステージだけじゃありません。合間あいまを見てそれぞれのブースを覗いてみたり、模擬店で美味しいものを食べたり、北山杉の里コーナーや木工体験もしなくちゃ!忙しい忙しい(汗)
つづく♪