京都園芸倶楽部のブログ

京都を拠点に活動している植物・園芸愛好家の団体「京都園芸倶楽部」の公式ブログです。

賀茂川左岸の桜(出町橋〜御薗橋)

2018-03-31 16:43:21 | 園芸・植物・自然・環境
開花宣言からあっという間に満開になった京都の桜。賀茂川左岸の桜もすばらしいので、春の陽気に誘われて出町橋から御薗橋まで、賀茂川を遡る経路で桜を愛でながら歩いてみました。

出町橋のたもとから賀茂川河川敷に降りる階段の横で咲いていたユキヤナギ。春風に揺られてさざ波のように波打つ姿に見とれてしまいました。







ユキヤナギ越しに桜を眺めつつ、出町橋からすぐに葵橋をくぐります。ここから北大路橋までソメイヨシノの桜並木が続きます。







桜の下にも春がきています。




葵橋から次の橋の出雲路橋までおよそ800m。出雲路橋を過ぎてもソメイヨシノの桜並木が続きます。







出雲路橋の次の北大路橋をくぐると、もうひとつ先の北山大橋まで、京都府立植物園の横手にあたる河川敷の土手の道は「なからぎの道」として整備され、枝垂れ桜が植えられています。まだ早いかなと思っていたら、もうすでに見頃でした。










川べりに植えられたレンギョウも満開でした。




北山大橋をくぐると、枝垂れ桜とはお別れになりますが、次の上賀茂橋を越え、その次の御薗橋までソメイヨシノの桜並木が再び続きます。




ここまで眺めてきて、ふと、花の中心部(花弁の基部)が赤く染まり始めた桜が多いことに気づきました。これは、咲いてからすでに時間が経っている証拠。そろそろ咲き終わり、そして散り始めるということですよね。もう見納めかと思うと、ちょっと残念。




そう思いつつ足元を見てみると、このあたりではシロバナタンポポが咲いていました。







御薗橋でゴールと思いましたが、すぐそばに鎮座する上賀茂神社に向かうと、一の鳥居をくぐってすぐにソメイヨシノと陽光桜が出迎えてくれました。




距離にして3.5km程度、時間にして1時間程度の散策。桜を眺めながらだとあっという間の時間でした。
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妙蓮寺の枝垂れ桜と御会式桜

2018-03-30 14:57:12 | 園芸・植物・自然・環境
満開を迎えた京都の桜ですが、これからは散り始めのところも出てきて、花吹雪や花の絨毯、川縁だと花筏を楽しむことができるでしょうか。でも、まだまだ見頃のところもありますね。妙蓮寺では、庫裏前の八重紅枝垂れ桜が満開を迎えようとしていました。




10月頃から咲き始める御会式桜も、この時期の咲き方はなんだか豪勢に見えますね。




花の大きさも花期の期間中で一番大きいように思えます。




京都の桜の名所はどこも大勢の人でごった返していますが、妙蓮寺は意外と穴場のひとつかもしれません。
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京都府庁旧本館中庭で観桜祭が始まっています

2018-03-29 07:19:18 | 園芸・植物・自然・環境
京都では昨日3月28日に桜の満開が発表されましたね。先週土曜日の3月24日から、京都府庁旧本館の中庭では観桜祭が行われています。

中庭の中央に植えられている「祇園しだれ桜」は、円山公園の初代祇園しだれ桜の孫にあたる実生木の枝垂れ桜です。


(祇園しだれ桜)


また、中庭南西に植えられている「容保桜」は、この地がかつての京都守護職上屋敷跡であることにちなんで、桜守として知られる第16代佐野藤右衛門さんによって松平容保公の名をとって命名された桜で、山桜と大島桜の特徴を併せ持つ桜です。


(容保桜)


重要文化財の京都府庁旧本館と趣のある桜、とても素晴らしい景色を堪能できたひと時でした。

祇園しだれ桜と容保桜の他には「大島桜」「紅一重しだれ桜」「紅八重しだれ桜」「はるか桜」が植えられています。なお「はるか桜」は、2015年に福島の復興を支援するシンボルとして旧本館中庭に植樹された八重の新種の桜で、2013年のNHK大河ドラマ「八重の桜」で新島八重を演じられた綾瀬はるかさんが名付けられたそうです。

京都府庁旧本館の観桜祭は4月8日までです。でも、この日まで桜がもつかな?
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【第1160回例会ご報告】「和歌に詠まれた植物」(2018年3月24日実施)

2018-03-27 12:03:22 | ご報告
第58回つばき展の会期中である3月24日に、冷泉家時雨亭文庫常務理事の冷泉貴実子さんをお迎えして、つばき展関連講演会を兼ねた第1160回例会「和歌に詠まれた植物」を実施しました。




冷泉貴実子さんの講演ということもあって、予想を上回る120名の方にご参加いただきました。

最初に、昔の暦は現在の太陽暦ではなく太陰暦であったこと、月の満ち欠けがそのままカレンダーとなっていたことを基礎知識として紹介され、1月(睦月)から3か月ごとに分けられた春・夏・秋・冬の季節において、それぞれの季節を感じ取っていた植物を詠んだ和歌を取り上げていただきながら、古来の日本人が植物を通して季節の移り変わりやその美をどう感じ取っていたかについて、わかりやすく、そしてユーモアを交えながらご講演いただきました。

和歌は本来、見た景色や状況をそのまま詠んでいたのではなく、見たこと感じたことから想像を働かせて詠まれたものであったことにあらためて思いを巡らせ、西洋の文明や産業を取り入れて近代化に向けて舵を切った明治時代以降に入ってきた「芸術」とは違う、日本人が往古より持っていた「感性」や「美」も次世代にも伝え続けていく重要性に気づかされた例会でした。
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第58回つばき展へのご来場ありがとうございました

2018-03-26 12:35:06 | ご報告
昨日25日に、3日間にわたって開催しました第58回つばき展を無事終了することができました。







来場者数は、3日間の延べ人数ではありますが、3,015人と昨年を上回る方にお出でいただきました。この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。
















来年が第59回、そして再来年には第60回を数えることになります。来年よりさらに先のことをいうと鬼が笑い転げるかもしれませんが、記念となる第60回目には例年とは違う何か趣向を凝らした催しとなるように現在企画中です。来年以降もどうぞご期待ください。
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