ぽつぽつ雨が降り出した中を、車で滋賀県大津市に向かった。
逢坂山を越える時、感染拡大地域との往来を控えるよう促す電光掲示板が目に入るが、“行くも帰るも”1号線での行き来となる。
文庫本点訳の協力を打診されていたのだが…、一冊を3人での分業となるので依頼を受けることにした。
図書点訳をしてみたい、古典文学の作品なども手掛けられたらいいなという思い（これはかなり独りよがりな思い込みだと後日知るようになった）も心の隅にあって、熱心にボランティア養成講習会に参加。一年間の課程を修了した。
何冊かに関わるうちに、じっとパソコンと向き合っているだけでなく、人とのつながりの中で、覚えた点字が活かせないものかと考えるようにもなって、新たな活動に、市内の飲食店の点字メニュー作りの活動にも参加するようになった。私の視野を広げてくれた貴重な体験だった。
そんなとき、話をいただいて2冊のＳF小説を点訳したことがあった。男性からの依頼だった。SFが苦手な私は、打ちながら作品を読むなどというゆとりもなく、とにかく正確にと意識するばかりだった。が、どんなにか校正者の手を煩わせたことだろう。フロッピーディスクにデータを保存してやりとりしていた、もうずいぶん昔のことになった。
担当個所を割り振り、表記法に基づいて共通のルールを確認、共有した。私たちの作業のその先には、ベテランの校正者が控えていて、その後、依頼者の手に渡る。少しは経験を積んできた。寄り合って、人とのつながりが見えることがやはり楽しいと思える。
（オレンジの木に花が）
逢坂山を越える時、感染拡大地域との往来を控えるよう促す電光掲示板が目に入るが、“行くも帰るも”1号線での行き来となる。
文庫本点訳の協力を打診されていたのだが…、一冊を3人での分業となるので依頼を受けることにした。
図書点訳をしてみたい、古典文学の作品なども手掛けられたらいいなという思い（これはかなり独りよがりな思い込みだと後日知るようになった）も心の隅にあって、熱心にボランティア養成講習会に参加。一年間の課程を修了した。
何冊かに関わるうちに、じっとパソコンと向き合っているだけでなく、人とのつながりの中で、覚えた点字が活かせないものかと考えるようにもなって、新たな活動に、市内の飲食店の点字メニュー作りの活動にも参加するようになった。私の視野を広げてくれた貴重な体験だった。
そんなとき、話をいただいて2冊のＳF小説を点訳したことがあった。男性からの依頼だった。SFが苦手な私は、打ちながら作品を読むなどというゆとりもなく、とにかく正確にと意識するばかりだった。が、どんなにか校正者の手を煩わせたことだろう。フロッピーディスクにデータを保存してやりとりしていた、もうずいぶん昔のことになった。
担当個所を割り振り、表記法に基づいて共通のルールを確認、共有した。私たちの作業のその先には、ベテランの校正者が控えていて、その後、依頼者の手に渡る。少しは経験を積んできた。寄り合って、人とのつながりが見えることがやはり楽しいと思える。
（オレンジの木に花が）
点字ボランティアされているんですか。
習得するまでかなりの時間と根気が必要でしょう。
素晴らしいですね。
自動点訳もあると聞いていたので、ネットで簡単な日本語を
「点訳」してもらったら全く読めません、当然ですけど。
習得することのご苦労、読み取ること難しさを知らされます。
生意気言ってすみません、
ボランティア意識は今殆どなくなりました。
「お母さん」→「オカアサン」
「お父さん」→「オトーサン」
「妹」→「イモート」 「王様」→『オーサマ」
「多い」→「オオイ」 「大きい」→「オオキイ」
と点字では書くのですよ、リュウさん（→リュー□サン）。
「ー」は長音符で、□はひとマス開けます。
「こんにちは」も、「は」と書くところ「ワ」を用います。
規則性があるので、文字そのものは覚えやすいのですが、
「分かち書き」始め表記上の細かな決まり事が難しいですね。何度も手が止まります。
点字は難しいらしく、何年もやらないとモノにできないらしいですね。
知人も４０年くらいかな？たぶん先生格だと思うのですが。
わたくしも、ボラに少し関わってます。
家の仕事が半端ないので思いっきりはできませんが、
＞人とのつながりが見えることがやはり楽しいと思える。
ですね！
みかん系のお花ッて綺麗ですね。 鉢植えのレモンと柚子とキンカンしか知りませんが。
駆け出しのころは力も入りましたが、今はボランティアという意識もなくなって、
ですのでこうしたこともアップできまあす。
ちょっと気付いてもらえることがあるなら、お互いプラスですよね。
いろいろな方と関わって、知ることはいまだに多いです。
ふつーに、そっとやっていきます。
みかん系の花(笑)、今各所で見られますね。
レモンと柚子とキンカンと、収穫が楽しみですね！
大変な根気と集中力がいるというお話しもどこかで聞いていました。
今では図書点訳のボランティア活動に。それもいろんなジャンルを積極的に「やってみましょ」と。
欲しいと思う人がたくさんいらっしゃる点訳図書の普及、素晴らしいことをないさいますね。
「名にし負う逢坂山を越えむ日は手向けよくせよ荒しその道」勘違いかしらね。
そのボランティアさんがたもジャンル広く様々なものに取り組んでおられます。
その一方で、「読む」ことを好まれる方も多いです。
私も読書好き。
本を読みたいと思う方の選択の幅が広がることが望ましいですよね。
大津に限らず、どこへ行くにも不安が増すこの頃ですね。用心用心です。