aimotokiyotakabu

本是山中人

薫り

2006-04-28 13:03:21 | nanikotomonashi
晴れなる。
明るい空なる。
飛行機雲が、大空を渡っているなる。
川土手の道では、
桜木の下で躑躅が咲き、香りを放ち始めたなる。
体育館の前庭では、
もう伸びてしまった草を刈っているなる。
草の薫りがするなる。
野猫が、
子猫を銜えて行くなる。
姉子猫がついて行くなる。
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燕の声

2006-04-26 08:18:36 | nanikotomonashi
曇りなる。
肌寒なる。
燕の声が頻りなる。
露天の駐車場は、
地瀝青で固められているなる。
その端に、
雛罌粟が生え出ているなる。
一列に並んでいるなる。
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黄味の空

2006-04-24 13:17:59 | nanikotomonashi
晴れなる。
空には紗が掛かり、明るさを減じているなる。
黄砂なる。
四辺は、黄味なる。
橋の下には、
鯉が、水面に背鰭を見せて、犇めいているなる。
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椎の落葉

2006-04-21 08:20:58 | nanikotomonashi
薄曇りなる。
肌寒なる。
けれども、
自動販売機の缶珈琲は、冷に替わっているなる。
一昨日来の強風は、収まったなる也。
路上には、
枯葉や枯草が撒き散らかされているなる。
固く乾いた落葉なる。
櫟の葉なる也、尖りがあるなる。
暫く前、路側で、
椎の落葉を掃き集める作業する脇を
通りかかったなる。
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しずな桜花

2006-04-19 08:32:53 | nanikotomonashi
曇りなる。
雨催いの空なる。
生温なる。
川土手の桜は、既に、葉が茂っているなる。
川沿いの休耕田にも、草が
茂っているなる。
桜の花弁が
草間に入り込んでいるなる。
三界草の花も見えるなる。
昨夕、帰宅の折、
暗い川面に、多数の光る泡が浮いている様に見えたなる。
立ち止り見ると、
桜花なる。

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お大師参り

2006-04-18 10:06:08 | nanikotomonashi
晴れなる。
陽が高くなるにつれ、温みが増すなる。
空は霞んでいるなる。
黄砂なる也。
今日は、弥生二十日余一日なる。
お大師参りの日なる。
川土手の祠は、
飾り幕が掛けられているなる。
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蝶の同調

2006-04-17 08:31:41 | nanikotomonashi
晴れなる。
朝には、指先が冷えるなる。
昨日も一日晴れて、
空は乾いたように見えるなる。
昨日は、
列車で出掛けたなる。
車窓からは、
山腹に山桜の咲盛っているのが見られたなる。
幾つかの駅の停車場にも
桜が咲いているなる。
列車が速度を落とし止まろうとすると、
花弁が、揺らいで落ちるなる。
神代の駅では、
黄蝶が
止まりかけた列車と同調して、
停車場に滑り込み、
堆積した落ち葉に降り、羽を閉じたなる。
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桜、牡丹、馬酔木、

2006-04-14 08:47:49 | nanikotomonashi
曇りなる。
燕の声が響くなる。
昨夜中、
蛙が鳴いているのに気づいたなる。
夕の帰宅の折には、
雲間から、上がって間もない月が見えたなる。
満月なる也。
水気に滲んでいたなる。
暗い川土手の道には、
弱い月光で、寧ろ、発色が強まった桜花が、
灯っていたなる。
本家の前庭に、
牡丹が咲いているなる。
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紫の野

2006-04-12 09:20:48 | nanikotomonashi
曇天なる。
湿り気を感じるなる。
柿の枝先に、
葉が芽吹いて、日に日に、脹らむなる。
裏の
放ってある畑地に、
花大根が繁茂しているなる。
紫の花が、蘚なる。

花大根:季節の花300
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桜に雨の

2006-04-11 18:10:03 | nanikotomonashi
雨日なる。
強雨は、昼過ぎに収まったなる。
午後には、微雨が、時折、吹き付けられるなる。
昨土曜日の昼から、
強風なる。
土手の桜並木から吹き上げられた花弁が、
屋根々を越えて、
落ちて来たなる。
その後の強雨で、見えなくなったなる。
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燕到来

2006-04-05 08:32:44 | nanikotomonashi
雨なる。
夜中は激な降りなる。
朝には、やや、雨足が細ったなる。
雨中の電線を見上げるなる。
昨日には、
燕が、一羽、留まっていたなる。
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桜点々

2006-04-03 08:55:48 | nanikotomonashi
晴れなる。
やや肌寒の朝なる。
白木蓮の花は散ったなる。
昨日、一昨日の雨と強風で、花弁は見当たらないなる。
枝先には、葉の蕾が見られるなる。
杏も、
花は残り少なく、まだ小さな葉の緑が柔らかく映るなる。
川土手の桜花も、
咲始めたなる。
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