オシム監督、脳梗塞で倒れる。

サッカー日本代表のオシム監督が１６日未明に自宅で脳こうそくで倒れ、緊急入院したことを今日の帰りに知った。かなりのショックがあった。日本が出場する２０１０年ワールドカップ南アフリカ大会のアジア地区３次予選は、来年２月から始まるのに。高齢で心臓などに持病も抱えているだけに、現場に復帰できるのか懸念される。オシム監督は千葉県浦安市の順天堂浦安病院の集中治療室に入院したようだ。今日の夕方から日本サッカー協会で川淵三郎会長と緊急会見した田嶋幸三専務理事は「命うんぬんについて大丈夫かどうかは言えない」と声を落としたらしい。
オシム監督は０３年、就任１年目で下位に低迷していたＪ１千葉を３位に押し上げ、その手腕が注目を浴びた。ドイツワールドカップ終了後すぐに日本代表監督に就任し、これまで１２勝５分け３敗（ＰＫ戦は引き分け扱い）の成績を残した。６月のキリンカップで優勝したが、７月のアジアカップではＦＷの決定力不足などで４位に終わった。その教訓を踏まえ、１２月の代表合宿や来年１月の国際親善試合などを検討していたところだった。でも脳梗塞からの復帰は長嶋監督を見ているとちょっとね。何はともあれ、頑張れオシム。