ぼやきのキョロ兵衛・私的日ハム道

北海道日本ハムファイターズを中心とした日々の思った事をつぶやいています。

大学・社会人ドラフトの感想

2007年11月19日 23時08分02秒 | ドラフト
さて、大学社会人ドラフトの総括をしてみたいと思います。

スポニチ北海道版の記事(昼間見たときはこんな記事ではなかったんだけど・・・)に寄れば、今回のドラフトは少数精鋭で挑み、投手2人を含む最大3人を指名する予定だったようです。

今回の補強ポイントは、即戦力の先発投手だったとの事。
その意味を踏まえれば、1巡目に指名して抽選で外れてしまった大場翔太投手(東洋大)、服部泰卓投手(トヨタ自動車)は正に即戦力投手でしたね。

そして指名したのは多田野数人投手(前3Aサクラメント)。
メジャーも含め、アメリカで5年間投げたと言う経験は、今回のドラフト全選手の中でも屈指だと思います。
球団の発表したプロフィールには「140キロ後半の速球と切れのあるスライダーが武器で制球力の高さに評価大」との事。
気に入ったのは制球力の高さに評価大という所です。
でも制球力が高いならメジャーで通用していも良いのに・・・何か欠点があるのでしょうね?
それはともかく、MAXは152キロでしたっけ?待ちに待った本格派右腕ですね。
アメリカでは先発も中継ぎも抑えもやっていてたみたいですから、使い勝手が良さそうな選手ですが、まずは先発ですね。
ぜひ、入って欲しいと思います。(入って貰わないと困ります)

3順目で指名したのは宮西尚生投手(関西学院大)。
スポニチ北海道の記事では武田勝、吉川の後に続く第3の先発左腕候補を獲得したいという目論みがあった中で、ドラフト23番目で残っていたのはある意味奇跡だったかなという印象です。
この時点で蓬莱投手も残っていましたが、経験と安定した実績の差から宮西投手の方が指名順位が上だったのでしょう。
宮西投手は以前からマークしていた逸材で、阪神が夏頃までは1巡目で行くと決めていたぐらいの素材でした。
服部投手の指名には失敗しましたが、個人的には宮西投手が指名できて満足しています。

スポニチでは武田勝投手、吉川投手に続く第3の先発左腕候補と書かれていますが、個人的には、武田勝投手は中継ぎに回したい思いがありまして、その為にも、先発左腕の確立が必須条件になります。
来季へ向けて先発左腕候補を考えると、今季4勝を挙げた吉川投手、昨年新人王の八木投手、阪神から移籍してきた中村投手、今季終盤に1軍で投げた山本投手、そして宮西投手の5投手で争う事になるのではないかと考えています。
この中から2投手ぐらい出てきて欲しい所です。
この5投手の中でまだ来季の先発ローテ入りを約束された投手が居ませんから、宮西投手にも大いにチャンスがありますから大きく期待したい所です。

そして4巡目で指名されたのは村田和哉外野手
スポニチに小早川伸仁捕手(創価大)の指名を3巡目で検討していたという話でしたがので4巡目で残っていた時に来ると思ったのですが、フタをあければビックリの村田外野手でした。
あくまで予測ですが、4巡目で指名する選手は外野手でなくても良かったのかも知れません。
野手を指名する事は決まっていましたが、指名する選手はその時点で一番評価の高い野手を指名するという方針でポジションは問わなかったのかと。
たまたまその時点での最上位が村田和哉外野手だったのだと思います。
(こんな事言っては村田和哉外野手に失礼ですが)

ただ日本ハムには彼と同タイプの選手が多くいるので補強ポイントとしてどうなんだろう?
という疑問も沸いてきます。
名前を挙げれば、工藤選手と紺田選手。
ただ、2人とも同年代ですから、将来的な事を考えれば村田外野手の指名もありかなと。
アマ№1のスピードを誇るもののその割には盗塁の数が少ないようですし、バッティングはいわゆる俊足選手にありがちな走り打ちと言う事でひ弱さがあるようで、即戦力と言うよりは2、3年後の1軍昇格を睨んでの指名だと思います。
今年ブレークした工藤選手の様にファームで打撃を磨いてきて欲しいです。
(第2の工藤を期待!!)

村田外野手の獲得によって気になるのは、トレードですね。
悲しいかな日本ハムの外野陣は26、7歳に5人がひしめいています。
稀哲、工藤、紺田、糸井、金子洋・・・。
チーム構成的には、良くないことだと思います。
この中で気になっているのは紺田選手ですね。
今季、主に守備固めとして94試合として出場も、課題であるバッティングがいつもネックとなって伸び悩んでいるという印象です。
もしかしたらという予感が・・・

まあ、どうなるか分かりませんけど、結局今回のドラフトで即戦力、それに準じた右の大砲が獲得が出来ませんでしたから、補強する為にトレードの話もあるのかなという予感がします。

明日になればまたドラフトの記事が載ると思いますので、そのつど見解を載せて行きたいと思います。
でも、これで今季最後のイベントが終了しました。
まだまだ、新外国人の獲得などの補強もありますが、どんどんネタもなくなりますし、寂しい限りです。
早く来年2月にならないかな?(笑)

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2 コメント

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最近 よく 拝見させていただいております☆ (Ray)
2007-11-23 12:13:07
ハム党です。
このブログ大好きですw
個人的には 今年のドラフト やっぱりチーム事情を考えて 小早川伸仁捕手(創価大)指名してほしかったですね。
信二 や ツル も悪くはないけど やはり欲しかった・・・
大学卒で指名されずに 社会人に行くと 後何年間かは 指名できないとか あるんですかね?
指名された 長野みたいな人は 1年置くって聞いたような気がするんですけど。
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ありがとうございます。 (キョロ兵衛)
2007-11-23 17:13:56
Rayさん、初めまして(ですよね)。
いつも、観ていただいてありがとうございます。
自分の思いつくまま書き連ねているので読みずらい事もあるかとは思いますが、これからも末永くお付き合い下さい。
宜しくお願い致します。

さて小早川捕手ですがリストアップしていたと思いますが、村田外野手の方がチームとして補強したかったのだと思います。
穴を補強するより、即戦力になりそうな選手を取ったと言う事でしょうか?
(村田選手は足は即戦力のようなので)
捕手ではファームで渡部捕手が今季バッティングで大きな成長を見せるなど着実に育っていますし、道内関係者ですから、彼に期待しましょう。

大卒から社会人へ進んだ選手についてですが、基本的に社会人へ進んだ選手は1年目はドラフと対象外になります。
だから昨年社会人へ進んだ選手は来年がドラフト解禁年となります。
(ちなみに高卒から社会人は3年目がドラフト解禁年です)
ただ、社会人へ進まずに、四国リーグや信越リーグ(かな?)へ進んだ選手は翌年でもドラフトで指名出来る認識しています。
ただし、長野選手のようなドラフト拒否した選手はについては翌年のドラフト指名は出来ないとルールだっと思います。
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