Interior of healing ~k’s door~

建物、インテリア、雑貨、ガーデニング、好きなものに出会えるってしあわせ。そんな瞬間を京都から・・・。

夢の世界

2006-08-31 | book
昔・・昔・・あるところに・・

ではなく、昔・・昔・・『飛び出す絵本』って好きだったなぁ・・と思い出す。


【 ポップアップアートブック 】 世界のアーティストによる飛び出す絵本 シンデレラ ← シンデレラが動いているよう・・


これ、かなり飛び出してます。
うれしいほど、飛び出してます!!
英語が読めなくても、とにかく楽しそう。

こんなの見ると、この世界に入ってしまいたくなります。
シンデレラの馬車・・乗りたい。


【 ポップアップアートブック 】 世界のアーティストによる飛び出す絵本 ← 動物たち・・・ちょっとコワイ・・?
                   アリスの顔もちょっとコワイ・・・?

不思議の国のアリス

大日本絵画

 ←これは日本語版



オズの魔法使い

大日本絵画

 ←これも日本語版


『オズの魔法使い』や『不思議な国のアリス』・・




【 ポップアップアートブック 】 世界のアーティストによる飛び出す絵本 クッキーカウント ← クッキーやケーキがポップだわ・・


クッキーカウント

大日本絵画

 ← これも日本語版。英語版の方がおいしそう・・?


お菓子たち・・おいしそう・・。

こういうWORLD・・・見ているだけでシアワセ。



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そのカンパリライトが・・・

2006-08-30 | interior

・・そのカンパリライトがコーディネートされている空間があります。

【送料無料】照明器具ペンダント インゴマウラー CAMPARI LIGHT  ← カンパリライト


空間デザイナー間宮吉彦氏のデザインによるカフェダイニング「ジャドール」。
大阪の梅田から茶屋町のロフト方面を過ぎ、毎日放送近く、新御堂沿い。

先月、初めて行きました・・間宮氏のデザイン空間。

地中海リゾートをコンセプトにしたインテリア。
カンパリライトも、リゾートといえばリゾートか・・?
私としては微妙なコーディネートで、ん~~・・というところ。

20名くらいでわいわいとやっていたけれど、気のはらない雰囲気はGOOD。
ランチなら、テラス席が気持ちよさそう。



カンパリライトは、プライベートスペースにあります。
やっぱりこのライト・・一緒に行った皆は、興味シンシン・・でした。



■ シャドール

住所】 大阪市北区鶴野町4-11 
TEL】 06-6375-0756
時間】 11:00~5:00(L.O.4:00)/日祝11:00~24:00(L.O.23:00)
定休】 無休




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カンパリの・・

2006-08-29 | interior

【送料無料】照明器具ペンダント インゴマウラー CAMPARI LIGHT

使用後は、飲むこともできる照明・・・? ったって、飲むわけないでしょう。
カンパリ・・といえば、カンパリソーダ。
困ったときのカンパリソーダ。どこにでもある定番カクテルです。

この瓶は、1932年にデザインされたものとか。
日本でいうと昭和初期ですね。

そして、この「CAMPARI Light」は、2002年に発表されたペンダントライト。
インゴ・マウラー社のものです。インゴマウラーの照明は、オブジェのような個性で、
ひと目見ると目の奥にインプットされるようなデザインのものばかり。


【送料無料】インゴマウラー「BIBIBIBI」/スタンド ← 「BIBIBIBI」というスタンド。
                    ダチョウのよう。
  

【送料無料】インゴマウラー「ONE FROM THE HEART」 ← ワニがベースの下敷きになってたり・・
※ 画像をクリックするとワニも登場・・・ワニの意味わかりません。。。


【送料無料】インゴマウラー「LUCELLINO」 ← 「ルチェリーノ」

イタリア語のLuce(光)とUccelino(小さな鳥)という意味が・・。

空をはばたく天使の羽のようなランプ。
裸電球の素朴さ・・というかチープさが、自由な感じでオモシロイ。
このランプをモチーフにしたメーカーサイトのフラッシュも、アーティスティック。
つかまえておきたくなる。




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アクタスとクルマ

2006-08-28 | interior

クルマとインテリアのコラボは、コンランだけではありません。
アクタスとスバルの軽R2のコラボレーションによるクルマも、
女性にうれしいインテリアカラーと、特別装備が魅力。



5月~限定500台で販売している特別仕様車、
スバル R2 Refi limited。女性にうれしいインテリアカラーと、特別装備が魅力。


これはうれしい・・と思ったところ・・
心地よい香りを社内で楽しめる『アロマティックブレイク&ディフューザーセット』がついている。
これは、車内電源に接続するディフューザーがセットされていて、
部屋のインテリア同様、アロマオイルを楽しめる仕掛け。



エアコンは、ビタミンCエアコンが装備されていて、
空気清浄機能&フィルターからビタミンCの成分を含んだ
さわやかな風が室内に送り込まれるとか・・。

サブトランクには仕切りがついていて、アンブレラ収納として傘の指定席もあるとか・・。

実際のところ便利かどうかわからないけれど、
長時間のドライブや仕事での移動のときなど、
プライベートルームとして、あったらうれしいという・・女性をターゲットにしたRefi limited。

人気の方は、どうなんだろう・・。




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OH! このポスターは・・

2006-08-27 | interior

一昨日、リフォームのお客様のお住まいに初めてお伺いしたときに、
ポスターが壁に掛けられていて、『いいなぁ・・』と思っていたところ・・
おぉ・・なんと『サヴィニャック』ではないですか・・

先日、otoさんのサイトで紹介されていて、サヴィニャックの魅力にクラクラきていたところ、
時間をあけずに目にするとは・・。
それまでサヴィニャックを知らなかっただけに、『運命だ・・』と思ってしまいました。

わんぱく戦争 / サヴィニャック

これは、
LA GUERRE DES BOUTONS(わんぱく戦争映画ポスター 公開:1961年) 
サヴィニャックデザインの映画ポスターだそうです。
小さなお子様が3人いらっしゃるので、まわりにはトーマスなどのカラフルな玩具が
いっぱいで・・それもまたアートな感じ。

レイモン・サヴィニャック フランスポスターデザインの巨匠

ピエブックス

←詳細を見る


・・やっぱりサヴィニャック・・『買い』でしょうか。

・・で、事務所に戻ってご自宅の写真をチェックしていると、このポスターもいい。



誰のポスターだろう・・?
カッサンドルじゃないですか・・。
『デュボ・デュボン・デュボネ(Dubo. Dubon. Dubonnet 1932年)』
食前酒、デュボネのポスターだそうです。

デュポネ1932年【500×700mm】

カッサンドルの名前は知らなくても、この「ノルマンディ号」のポスターは
見かけたことがあるのでは。

ノルマンディー号【480×840mm】

カッサンドルは、アールデコの時代、フランスのポスター広告で有名なポスター作家。
6月に京都国立近代美術館に行ったとき、『パリ-日本』の特集展示で
このカッサンドルの『ノルマンディ号』や他数点の展示もあり、
この時代のポスターは、近代の匂いがするなぁ・・と思っていたところ。

次にお伺いしたときには、ポスターのお話も聞かせていただこうかな・・。




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住宅巡礼

2006-08-26 | book

建築家 中村好文氏の『住宅読本』も写真と文章が、
見えないところまで想像させてくれるステキな1冊でしたが、
『住宅巡礼』も建物&インテリア好きにとっては魅力のある1冊。

住宅巡礼

新潮社

←詳細を見る


中村好文氏が、巨匠と呼ばれる世界の建築家の建物を、
いちファンの視点で建物を観ているところと、
建築家の視点で観ているところが、興味深い。
自筆のイラストやラフスケッチで、とてもわかりやすく読んでいて楽しい。
ラフスケッチといっても、寸法も描いてあるのでイメージしやすい。
自分もその家に行ったかのように、中村好文氏の解説付き建物探訪・・という感じ。

ル・コルビュジエといえば、サヴォア邸が有名だし、イスなども男性的でモダンで洗練された印象。

LC2 グランコンフォート 1P (ノーマルレザー) ←LC2     LC4 シェーズロング ポニー ←シェーズロング

この本のはじめに紹介されているコルビジェの「小さな家」は、
スイス・レマン湖畔のほとりに建つ両親のための家。
両親への思いやりが感じられる動線や景色を楽しむ空間が、とてもていねいに紹介されている。
シンプルながら、コルビジェには似合わない『かわいい』という言葉が似合う家。
シェーズロングという寝椅子は、お母様の101歳の誕生日に贈った椅子だとか。
コルビジェの魅力再発見・・。

リートフェルトの「シュレーダー邸」―オランダ
フランク・ロイド・ライトの「落水荘」―アメリカ
アスプルンドの「夏の家」―スウェーデン
ほかにもいろいろ・・紹介されているところ全て行ってみたく、見てみたくなる。

本の帯がスケールになっていて、掲載されている手描きの図面は全てこの縮尺で描かれている。
こういう『こわざ』がニクイ・・。



ちなみに、『住宅巡礼 続』は在庫もなく絶版。
「掲載写真にクレームがついて出版できなくなった」そう。
絶版と聞くと欲しくなる・・というもの。

住宅巡礼 続

新潮社

←詳細を見る



スケッチといい・・手描きの図面といい・・写真といい・・見ているだけで顔がほころぶ。



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残暑厳しいときには・・ブルー

2006-08-25 | iroiro

・・なんだ・・なんだ・・この暑さは!!
熱闘甲子園!の熱い夏が終わったというのに、厳しいですね。

そんなとき、『ブルー』って色は・・『青』って色は・・涼しさを感じさせてくれる。

家の近所の通勤で通る狭い一方通行の道で信号待ち。
染料工場の倉庫のようです。
こんな缶が、積んであるのを見かけました。





この缶の無造作なカラーコーディネート・・モダンじゃないですか。
クールな感じがいい。

KYOUENでも、このブルーのアクセント・・涼しげでした。





カルテルの『エロエス』で、しばし『涼』を・・。

エロエス エロエス 【Kartell】 ErolSlパーソナルチェア【エロエス2】ブラック  ← フィリップ スタルク デザイン





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KYOUEN

2006-08-24 | shop

なかなかこのあたり行かないんですよ。
久しぶりですね。
ほんとうに久しぶりだったようです。 三条京阪のKYOUEN





インテリアショップのIDEEがなくなってることも知らなかった・・とは。
関西になかったIDEEがオープンした当初は何度か立ち寄り、
IDEEのカフェも隣接していたので結構お気に入りだったんだけど。
カフェがなくなったところまでは知っていたけれど、IDEEもなくなってたんですね。
1年も前に・・。





このKYOUENの庭も、cafe.coの森井良幸氏のデザイン。
・・って最近まで知らなかった。
この感じ・・好きですよ。 モダンなんだけど緊張しすぎず、ぼ~っとしていたくなるような。
結構どんなところでもぼ~っとできる私ではありますが、
この『ぼ~っと感』が心地よいかどうかが私にとってポイントです。





昨日のランチのおかげで、つかの間のぼ~っとタイムを楽しむことができました。




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shuhari 六甘

2006-08-23 | shop




PM1時~ 三条京阪の南のあたりの現場で打合せ・・・
今日のランチは 『shuhari』 で決まり!
1時からの打合せだと、ついつい昼食をとる時間が中途半端になってしまうので、
早めに出かけて『shuhari六甘』へ。

cafe.co の森井良幸氏デザインの、ここ三条京阪のKYOUENにあるカフェは初めて。
想像よりこじんまりとしている、レモンイエローの壁に個性を感じるアジアンテイストの空間。

  

コーナーごとにイスが違い、どこへ座ろうか・・と見渡し、この席へ。
あまり時間がなかったので、急いで食事を済ませると・・急ぎすぎて10分ほど余裕。
席からは中央にある庭が眺められ、まだまだ真夏のような陽射しに
しばし妄想バケーションタイムへ突入・・。





~ここは海。 この建物の向こうには海岸線が・・。
灼熱の太陽の中、潮の香りとさざなみが、テンポのいいレゲエのリズムにのって
リゾート気分を満喫させてくれる。~
・・と、夢と妄想の境をさまよってました。

以前から、この『六甘』・・気になってたんですよ。
・・ろくあま?・・ どういう意味なんだろう。
『ろくあま』ではなく『ろっかん』と読みます。
五感の次の六感・・と、かけてあるようです。
このショップはスイーツがメインのようで、ドアを開けた正面にショーケースもあるし・・。
甘いものにピンっとひらめこう・・という感じでしょうか。





好みとしては、shuhari京都の方が、ほっこりと落着きます。
ここ『六甘』では甘いものを前に会話がはずみそう・・かな。



■ shuhari 六甘

住所】 京都府京都市東山区三条川端南東角KYOUEN内1F
TEL】  075-551-6700
時間】 11:00~23:00 (L.O. 22:00)
定休日】 無休




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コンランとクルマ

2006-08-21 | interior

日産が、期間限定で 特別仕様車『PLUS CINRAN』のラインナップを販売しています。 

『cube』だけでなく、『march』や『LAFESTA』にもPLUS CONRANモデルがあります。

CONRANのインテリアをクルマにも・・ということで、この企画は2004年にも
CONRANとのコラボレーションモデルとして発表され、
当時、購入者は20歳代30歳代を中心に人気があったようで、
販売開始から2週間で、予定生産台数の1000台の予約があったとか。
恐るべしコンラン。

今回は、6月から9月までの3ヶ月間の期間限定。
期間限定に弱い私でも、さすがに車は・・。

ソファ感覚の上質な本革シート。赤のシートが印象的。
ボディカラーは、「PLUS CONRAN」専用の新色ビターショコラとアイリッシュクリーム、
インテリアカラーは、レッド内装とブラウン内装の2パターン。
グレートリム/レッドシートのレッド内装とベージュトリム/ブラウンシートのブラウン内装を設定し、
こだわり派にうれしい、上質ながらも、フレッシュな印象。



クルマは、ついついボディーの色に目がいきがちだけれど、
インテリアもソファ感覚で、愛着のもてるものだとうれしい。

2004年に販売されたときは、本革ではなく、
アルカンターラのスエード調高級人工皮革だったようです。
アルカンターラといえば、BMW、ベンツ、フェラーリはじめ
海外の高級車のシートなどにも使われているグレードの高い素材。
コンラン仕様で、クオリティの高いインテリアを
若い世代にも身近に感じられるようになるのかもしれません。

内外装色では、外装色ショコラと内装色レッドのメインのカラーコーディネーションが好評で、
6割という割合でこの色が人気だったようです。
今年の人気色には変化があるのでしょうか。

ちなみに、march PLUS CONRANのシートは、花柄とか・・。

私ならどの色にするかな・・

日産のサイトで Heritage Car Collection として、歴代の記念車を見ることができます。

昔の車・・カッコイイ。
・・なのに、私の生まれた頃のデザインは・・とてもイカツイ。




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木のエネルギー

2006-08-20 | interior

昨日、今日の2日間、町家リフォームの完成見学会を開催しました。

杉の『うづくりの床』と『漆喰』の壁・・・

今回、私の担当の仕事ではなかったのですが、
町家・・とか、和風とか・・ということでなく、
町家も和風も洋風も、モダンもナチュラルも・・・
木のエネルギーを感じることができる家を・・、そういう家づくりを
目指していきたいと思っています。

木の中でも杉の木は、いちだんと免疫力や自然治癒力なども
発揮されるらしく、最近は作り手として・・だけでなく、
住まい手としても、木をふんだんに感じられる家がいいなぁと思っています。

今日の午前中にお会いした見学の方は、
笑顔の素敵な方で『木のパワーを感じました。』と感想をいただきました。
その方が『最近は、PCや車やと頭を使うことばかりで、
カラダを使うことが少なくなったから、バランスが悪くなってきてますよね。』
とおっしゃっていました。
・・・確かにそうですね。
私も便利さやスピードと引き換えに、カラダを動かすことが少なくなってます。
いろんな場面で原点に戻ってアタマもカラダもバランスよく動かすことを、
心がけたいな・・と、心がけないといけないなぁ・・と改めて感じました。

午後からは、大阪で外せない仕事があり、
見学会に後ろ髪をひかれながら大阪へ・・。
今日も、たくさんの方にきていただいたようです。

    

ほとんどの建具が、井川建具道具店でコーディネートされています。

暑い中、ご近所の方を含め多くの方に来ていただき、
いろいろお話をお伺いすることができました。




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守ってあげたい・・

2006-08-18 | iroiro

最近、よく聞いています。
ユーミンのカバー曲のアルバム
ユーミン世代の私にとって、メロディや歌詞がその時代の思い出そのものだったりもします。

Queen`s Fellows: yuming 30th anniversary cover album
オムニバス, 鬼束ちひろ, スピッツ, aiko, 井上陽水, 原田知世, キリンジ
東芝EMI

 ←詳細を見る



So you don't have to worry・・・worry・・・ 守ってあげたい。
あなたを苦しめる全てのものから・・。 
                    (松任谷由実 作詞)
           

お盆あけのちょうど今頃の季節、高校時代のある夏休み・・入院することになった。

『淋しがりやさん』ではないので、ちょっとしたお泊り気分。
夏休みだし、バスケの部活の友達以外には伝えずに病院に入った。
クラブの友達にも『退屈した頃にお見舞いに来てな!』・・と、
1週間以上たってから来てくれるように頼んだ。
両親が帰ったあと、看護婦さんが何気なく言った。

『安静にしてたら、3ヶ月くらいで退院できますよ』

・・・私は2週間ほどの検査入院のつもりだったので、
夏休みが終わる頃には退院できると思っていた。
3ヶ月もここにいると進級できなくなる・・・。
急に、病室にいることで友達から取り残された気持ちになり、
布団をかぶってワンワンと泣いていた。

となりのベッドにいた1才上のその頃のいまどき風のお姉さんが、
お見舞いに来ていたカレシに、
『・・泣いたはるやん!! なぐさめたげて!!』と言うと、 
少しやんちゃそうなカレシは、名前も知らない初対面の私に、
お姉さんと一緒になって一生懸命言葉をかけてなぐさめてくれた。
その優しさに涙が止まらなかった。

翌日、しばらく友達に会わないことに気づき、急に『淋しがりやさん』になった。

夕方、小学生の頃からの友達がお見舞いに来てくれた。
偶然その日に、その友達は家に電話をくれて、入院のことを聞いた・・と言って来てくれた。

退屈だろう・・と、流行の曲のセレクト集を録音したカセットテープと、
もうひとつは、ユーミン特集。 
『水の中のAsiaへ~』とそのあとに『守ってあげたい』がはいっていた。

少し遠方の少し交通の便の悪いこの病院に突然来てくれたこと・・
カセットテープがすぐに聴けるように、カセットデッキも一緒に持ってきてくれたこと・・
急に『淋しがりやさん』なった私の前に、すぐに現れてくれたこと・・がうれしくて涙が出た。

1ヶ月半ほどで退院して、その後、私は友達と一緒に卒業した。

ユーミンの『守ってあげたい』を耳にすると、この夏のいろんな思いやりのカタチを思い出す。

今年の夏も、もうすぐ終わります。





玻璃 HARI

2006-08-17 | shop



・・花火のようですね。
座っている席から吹き抜けになった天井を見上げたショットです。
光の円柱に炭酸の泡のような光が天井から下がっています。

昨日は『玻璃 HARI』でお食事。
京都四条高倉のルイヴィトンの横の道を下がってすぐ。
モダンなホテルのラウンジのようなしっとりとした空間。

闇夜のような暗さに、ついつい光の方を見る習性が・・
話しながらも天井見ていたり・・光の壁見ていたり・・
ぜいたくな気分にさせてくれる気が漂う不思議な空間。  落着きます。


 ← シャンデリアスタイルのスタンドです。


この空間「cafe co.」森井良幸氏によるデザインだとか・・・。
う~ん・・言われてみれば・・という感じ。 帰ってから知りました。
森井氏のデザイン、大阪の南堀江の『SYUHARI』には、行きたいと思いつつ機会がなく、
お楽しみに残しているのですが、
SYUHARI シュハリ京都』はお気に入りのカフェのひとつ。
河原町丸太町上がったあたり・・河原町通り沿いにあり、ランチによく行きます。
町家を改装した奥に長い空間で、ここもなんとなく落着く好きな場所です。
古さと新しさ、洋と和、ナチュラルとモダン・・
そんなふうに入り混じった感覚が心地いい。

大阪のヒルトンプラザウエストB2Fにある広東料理『民生』。
ここも以前、ランチに行きました。
神戸元町の老舗の味を、森井デザインの遊び心のある空間で味わえます。

どの空間も、布貼りのソファのような質感のチェアで、ゆったり座りながら・・・
高さはしっかりダイニングなので、妙にくつろいだ時間を過ごしてしまいます。
そして眠気を誘わない程度にまどろんだ光が、
ゆったりとした食とお酒の時間を演出しているように思います。

夏休みの終わりに、いい時間を過ごすことができました。



■ ラウンジダイニング[玻璃 hari]

住所】 京都市下京区四条高倉下ル西側 SS.ビルディング 2F
TEL】 075-371-0200
時間】 17:00~25:00   FOOD LO/23:00  DRINK LO/24:30
定休】 第2・3水曜休




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知らないと恥ずかしい・・

2006-08-16 | interior

知らないと恥ずかしい~
日本建築、デザインの基礎知識

Casa BRUTUS 2006年9月号・・最新号の見出しです。


Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2006年 09月号 [雑誌]

マガジンハウス

←詳細を見る



先日、発売になって間もない日、
『今月号のCasa買いました?』とメールが届いた。
『まだまだ見てない建物や庭が満載でした・・』と。
すぐに買いました。

身近にありながらも知らないことだらけの日本の建築。
日本のかっこよさ・・見直したいですね。

年表あり、レポートあり、本の紹介あり・・
京都建築早分かりガイド~は、寺院や神社などの見どころのポイントなど、
まさに『早分かり』です。

世界が注目する「日本の工務店」とは? 
ここで紹介されている京都府の『梅原邸』は、コンフォルトのバックナンバー
2004年のNo79に10ページくらいの記事で掲載されていて、
ちょうど前日に見ていたところ。
美しく清々しく、いいなぁ・・と思ってみていたところだったので、
ちっちゃなカーサの記事も見逃さなかった。

日本の庭のこと石のことも、知らないことだらけで、興味深い。

あ~・・また行きたいところが増えた。
京都に住んでいてよかった・・。




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MIHO MUSEUM

2006-08-15 | iroiro

信楽の山奥にあるMIHO MUSEUMに。 
ほんとうに山の中にありました。

パリのルーブル美術館、グランルーブルのガラスのエントランスの設計を手掛けた
I・M・ペイという建築家が、設計したということで、美術館の建物を見たいと思っていた。

 


この山の中にあって、電気自動車で本館まで行くアプローチ。
トンネルが、宇宙へ続くような未来へ続くような不思議な空間。



そこを抜けると、つり橋のワイヤーも、力強くデザインされている。
本館は、お寺を思わせるようなガラスの屋根のデザイン。



中に入ると、正面に山の景色を一望できる一面のガラス貼り。
吹き抜けのガラスの屋根の三角のモチーフを、構造的にもデザイン的にも魅せている。





イメージしていたよりも、穏やかな印象の空間は、
床・壁、全てベージュのライムストーンで仕上げてある贅沢な空間。



20日までの特別展が、
~和ガラスの心~勾玉からびいどろぎやまんまで~
紀元前の中国のガラス玉や、日本の4世紀頃からのガラス飾りなど。
こんなにキレイにガラスが時代を経て残っているものかと、見入ってしまう。



ガラス棒のすだれや、ガラス棒でできた灯ろうなど、ガラスがいろんなカタチで
残されている。
切り子やぎやまんも、昔の家庭に普通にあったような器も、懐かしい。
貴重なものとして、残されている。
大きな面積のガラスは、昔、とても貴重で、遠く海外から輸入しているとか。

『明治の三大売り薬びんと庶民の清涼飲料水びん』のブースでは、
昔の日常生活で使われていたガラス瓶が展示。
化粧瓶や薬瓶、ウイスキーやお酒の瓶、ラムネやニッキ水の瓶などなど。
後ろから間接照明があたり、家庭にゴロゴロと捨てられていそうなガラス瓶も、
時代を経ると立派な芸術品に見える。・・ほしい。

ここで、食べたパスタランチは、[農薬、化学肥料を使わない自然の食材] で
作られ、冷たい野菜のパスタは、今の暑い季節にもしっかり食べられそう。また食べたくなる。
自家製豆腐もあり、濃厚な甘さのある豆腐は、デザートのようにおいしい。

山の中の景色を堪能しながら、芸術に触れるなんて・・贅沢だわ・・。



■ MIHO MUSEUM

住 所 】 〒529-1814 滋賀県甲賀市信楽町桃谷300
TEL】 0748-82-3411
FAX】 0748-82-3414
時 間 】 AM10時~PM5時(入館4時)
     ※ 開館期間確認



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