ごじらいく

足跡の先に・・・

でけぇ声

2015年05月31日 | 日々のつぶやき

我が家の近所を散歩していると、父の声が聞こえてきました。

「ついてきたのかなぁ。」と、思って回りを見渡しても、父の存在がありません。

家の帰って、部屋を覗いてみれば、いつもの父のいる場所に、ちゃんと父が座って新聞を読んでいました。

「ああ、家の中から声を出していたんだなぁ。」と、納得しました。

それにしても、かなり大きな声でないと、あんな遠くまで聞こえないんじゃないか。と思うんです。

元々、声がでかい父が、咳払いなんかすると、もう耳をふさぎたくなるくらい耳につんざくのです。

その上、最近は、家でふさぎこんでいることが多くなった父は、発散する場所が無いのです。

だから、でかい声で、「おー。」とか、「おーい。」とか、訳のわからないことを叫ぶのです。

何か、趣味でも見つけて、自分を発散させればいいのに。と、思うのです。

うちの家は、壁が薄くて、ちょっとした音も外に漏れてしまうのです。

そんな家で、叫ばれた日には、家族は赤面などしてしまうのです。

自分の声がでかい。ってことを自覚してもらわないと、「あの家には、変な人が住んでいる。」という、妙な噂が立ってしまいます。

ああいう変な癖がつくと、外でもやってしまうんじゃないか。と、ハラハラしてしまう私です。

 

 

 


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