ごじらいく

足跡の先に・・・

視線

2016年12月28日 | 恋する花ちゃん
人は生まれたときから、小指に赤い糸が結ばれている人がいる。ということを聞いたことがあります。
私の周りの人は、それぞれ赤い糸に結ばれた人と巡り合いとても幸せに暮らしています。

私の赤い糸は・・・・? というと、どこへつながっているか、わからないのです。
それは、アフリカの貧困の地域のとある貧しい人につながっているかもしれません。
はたまた、別の時代で、時間を超えて生まれた人かもしれません。
しかし、私の赤い糸は、確かにどこかへつながっているのです。
もしかしたら、何百億光年向こうの名前も知らない星の人かもしれないのです。

まだ、逢ったこともない私と赤い糸でつながれた人は、できれば心がある人であればいいなぁ。と思うようになりました。
「僕には、赤い糸があるのに、なぜ出会えないんだ。」と、悲しんでいれば、私はとても悲しい。

私は、もし年百億光年向こうの星の人が悲しんでいれば、夜空に向かって視線を投げかけます。
いつか、その人の視線と私の視線が出会えることが、計り知れない未来だとしても。
そう考えると、この寒い冬空でさえ、暖かく感じることができるはずです。




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