ごじらいく

足跡の先に・・・

星守る犬 再び

2016年09月13日 | 日々のつぶやき
以前、試写会で見た、「星守る犬」がテレビで放映されたので、見ることになりました。
その時は、「ふ~ん。」と、ただ見ていた映画だったのですが、じっくり見ると、怖いぐらいに内容が胸に突き刺さってきます。
「犬がかわいそう。」とかじゃなくて、人間関係だったり、主人公のおじさんの生い立ちと死が強烈なんです。

おじさんと犬の死から始まる物語で、その生きてきた道筋を追いかける市の職員の物語です。
死の職員にも飼っていた犬の話や、そのおじさんと犬と巡り合った人たちにもそれぞれの物語があり、エキスがギューとつまった素晴らしい映画でした。
なぜ、初めて映画を見たとき、ただの「ふ~ん。」で済ましてしまったのか、今ではわかりませんが、きっと、あの時より私が成長していったのかもしれません。
たぶん、この映画は、2度、3度見るうちに、だんだん良さがわかってくるものだと思っています。
たいがい、中身のない2時間ミステリードラマを見ている私なので、感覚が鈍っているのかもしれませんでした。
次、またこの映画を見るとき、きっと、今回より涙するような気がします。

うちにいる星守る犬は、相変わらず元気に吠えています。
なんか、犬を見つめる目が優しくなっていくような感じになります。


コメント
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