2003アイテック公開模擬テスト午後Ⅱ問2【スーパーマーケットチェーンの概念データモデルとデータベース設計】
設問1(1)~(5)の“抱合せ商品組合せ明細”に関して
メイン商品と付随商品1~nの組合せを考えると
メイン商品、付随商品1、付随商品2、付随商品3
高級紅茶カップ、ランチョンマットA、ハーブ油・・・組合せその1
高級紅茶カップ、ランチョンマットB、ハーブ油・・・組合せその2
“抱合せ商品組合せ明細”のテーブル構造は、
(メイン商品コード、付随商品コード、組合せ商品組合せ番号)だと主キー重複となり間違い。
(組合せ商品組合せ番号、商品コード)か、
(組合せ商品組合せ番号、組合せ通番、商品コード)しかない。
可変回の繰り返し(付随商品数が一定でない)なので、縦持ちが原則ですね。
問題を見たわけでないので想像ですが、メインと付随商品を見分ける必要があるなら、
(組合せ商品組合せ番号、組合せ通番、商品コード)
ですね。
あとは、構成する各商品が複数ある場合があるなら、属性「商品数」が必要になりますね。
テーブル名ですが、
ד抱合せ販売明細”
○“抱合せ商品組合せ明細”の間違いでした。
慌てて修正しました。ご指摘ありがとうございます。
>メイン商品と付随商品を見分ける必要
当問題では「商品テーブルのメイン商品に抱合せ価格が設定してある。」とあり、メイン商品コードより抱合せ価格を取得する必要があるだけでした。そのため、組合せ通番を含まないテーブル構造でも正解となっていました(商品テーブルと商品コードで結合をし抱合せ価格が設定済みの商品コードがメイン商品と見なせる)。
>属性「商品数」
“抱合せ商品組合せ明細”の親テーブルに
“抱合せ商品組合せ”があり、このテーブル構造と主キー、外部キーの指摘も設問になっています。
抱合せ商品組合せ(抱合せ商品組合せ番号、適用開始年月日、適用終了年月日)・・・主キーは抱合せ商品組合せ番号、適用開始年月日
ここに「商品数」を追加するかどうかは問題文に記載
があるかどうかにかかってきますね。
ちなみにこの問題は、平成13年午後Ⅱ問2の改題のようです。
>ד抱合せ販売明細”
>○“抱合せ商品組合せ明細”の間違いでした。
>慌てて修正しました。ご指摘ありがとうございます。
いや、「抱合せ」という言葉に違和感がありました。普通は悪い意味でしか使わないので、自分の社のDBのテーブルには不適当ではないかと思ったので。
>ちなみにこの問題は、平成13年午後Ⅱ問2の改題のようです。
ファーストフード店の問題ですね。
ご指摘の通り問題文の「抱合せ~」は不適切のようです。
以下「問題文」より引用------
C社では新たな販売促進策として、顧客の衝動買いを誘うため商品の抱合せ販売を行うことにした。
以下「はてなダイアリー」より引用------
「抱合せ」とは・・・http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA%FA%A4%AD%B9%E7%A4%EF%A4%BB
ひとつを選んだ場合、選んだ側の意思とは関係無く別のものが一緒に付く状態になっていること。
商品・概念などに関して使われる呼び方。
「――商法」「――販売」←これらは違法とされ処罰対象である。
類似表記:抱合せ・抱き合せ・抱合わせ
テーブルのネーミング以前の問題ですね(笑)