京賀塾道場日記(京都市山科区のキックボクシングジム)

日々の練習や試合での出来事等について普段は熱く、時にはまたーり語ります。“時々ぼやきも入りますよー”

契約

2019-08-14 14:55:24 | 全般
プロになったらジムや興行主と契約を結ぶことになると思います。
若い選手で今まで個人的に契約を結んだことがない人は、
私の経験(キック以外の経験)が参考になるかどうかわかりませんが読んでください。

まず最初に言いたいのは、
契約って「信用」があって初めて結んでもらえるものだという事です。

私個人で一番大きな契約は、家を買った時の住宅ローンです。
住宅ローンってすんなり通れば良いんですが、
通らない時は割と契約を結ぶまでが面倒で
私の場合は何行にも足を運んでやっと結ぶことができました。
審査に通って契約を結ぶ時も銀行まで赴き応接室に通され
契約書に署名捺印をしているのが本人なのを確認するため
銀行・不動産屋が見ている前で署名捺印。
当然実印ですので印鑑証明を用意し、保証人が要る場合は更に面倒で・・・、
こんな感じで契約していきます。
銀行でローンの審査が通る時でも、
勤めている会社の「信用」って割と大切で
安定している公務員は、審査が通りやすかったりします。

仕事の場合でも、営業をした方なら経験があると思うのですが、
飛び込みで営業に行った時、
先ず、自分が勤めている会社が誰でも知っているような大企業や
資本は小さくても地元で名の通った企業や商品名であれば、
飛び込みであってもその名を出せば割とすんなり話を聞いてもらえたり、
変な対応をされずに済ことが多いです。
何故かというと、企業の名前や商品名が「信用」となっているからです。
これが、誰も知らないような小さい会社の営業マンの場合、
営業に行っても“誰やお前?”って追い返されることが多いです。
何故ならその会社や商品の「信用」がないからです。
その為、何度も足を運び、営業マン自体が「信用」を得、
そしてやっと契約にたどり着くことができます。
契約をする時の「信用」って大切で、
皆さんも普段の買い物で何気なく確かめているはずです。
ネットで物を買う時もレビューを見て
この商品やネットショップは「信用」できるのかどうかを確かめたりすると思います。

でも、もし信用して取引を開始した後に、
営業マンが約束を守らず、クライアントと揉めたり損害を与えた場合、
信用を無くすのはその営業マンだけでなく、
その営業マンを雇っている会社も信用を落とすことになり、
場合によっては、取引停止になることも考えられます。
その営業マンがその後同業種で働こうとしても
悪い噂は広がり、その業種で生きて行くのが難しくなるなんてこともあったりします。
まあここまでなるのは余程の事をした場合でしょうが。

キックの世界では、
「契約書を結んでいないから」
と選手が口約束だけだった決め事を反故にし揉める話を時々聞きます。
でも本当に口約束だけでは契約にならないんでしょうか?
*法律では余程の強迫や強要等があった場合を除き口約束でも契約は成立するとなっていたと思います。
 私は法律家ではないので、不確かな話は出来ませんので法律的な話はここでは置いておきます。

揉めた選手の言い分を聞きますと
「契約を結んでいないから、口約束だけだから」
と、先ず契約ありきの言い方をします。
じゃあその契約って誰の「信用」で結んでもらえるんでしょうか?
ほとんどの場合、所属するジムの「信用」だと思うんです。
選手個人の信用で契約を結んで貰ってるんじゃないと思います。

契約を結ぶ前でも結んだ後でも揉める選手の言ってる事って、
一般社会では受け入れられない言い分が多いんじゃないでしょうか?

なのにそう言う選手に限って
「俺はこの世界で有名になり、キックボクシングの地位を高め、広く認めてもらう」
なんてことを平気で言います。

キックボクシングの地位向上を望むのであれば、
一般社会で駄目なものはキックの世界でも駄目。
先ず、ここから始めないといけないんじゃないでしょうか。

キックの世界は様々な団体があります。
常に離れたり引っ付いたり。
昨日まであれほど仲が良かったのに・・・、
またはその逆があったり。
でも所詮同じ業界です。
トラブルを起こしても他所の団体に行けば大丈夫なんて考えていると
世間なんてどこでどう繋がっているかわかりません、
一度失われた「信用」によってつまらん不利益が生じないようにして下さい。

「信用」って大事ですよ。


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