京大俳句会 KYODAI HAIKU KAI

京都大学を拠点に活動している京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

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第55回「京大俳句会」句会の案内

2013-08-27 01:18:17 | Weblog
第55回「京大俳句会」句会の案内

日時:2013年9月28日(土)午後1時~5時
場所:京大農学部総合館W210セミナー室
   (北部生協前に12時50分集合)
参加費:500円

◎俳句は有季定型・無季定型・自由律と形式は問いません。
◎3句を用意して下さい。欠席投句は1句です。今回は兼題はありません。
◎参加者は二日前までに連絡して下さい

※第57回(11月16日)は落柿舎句会を催します。定員は先着18名です。
 費用は席料700円+参加費500円です。

◎参加希望者は下記まで連絡してください。

京大俳句会
大月健  TEL 090-4280-3334
中島和秀(メール)nakajima.kazuhide.7x@kyoto-u.ac.jp
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第54回「京大俳句会」句会作品(2013.8.24)

2013-08-27 01:06:10 | Weblog


第54回「京大俳句会」句会  2013年8月24日(土)  於:京大農W210セミナー室

  兼題「蜩・カナカナ」
4点句
蝉時雨さすればこの首差し上げまする 虚無僧 
なじょして日暮らしの炎天に白腹さらし給うや 高田銀次 

3点句
かなかなの声乗せ走る湖西線 春香 
かなかなかな止んでぬっと赤い月 宮本武史 

2点句
人あやめたることなしとする最終電車 尾燈 高田銀次 
旅人は一千年の光かなかな 虚無僧 
軽トラックちんたりと夏の道 丁稚一号 
万巻の書に囲まれて麦酒飲む 服部泰夫 
かなかなやどう泣きゃいいのさこの私 宮本武史 
ひぐらしやそのひぐらしやかなかなし 熊村きしりん 
花氷アリマスパンノキノ下ニ 岡村知昭 

1点句
加那加那と呼ぶ声きこゆ渚かな 中島夜汽車 
まっているかもがわのやなぎひぐらしも ヴォルカン 
夕焼けて影絵芝居の幕開く 中山登美子 
キッチンのコオロギ子供時代は終わるかな 山下おるふぇ 
炎天下都市の迷路抜け出せず 辻本康博 
タワービル遠い蜩夜勤明け 平井奇散人 
あらがいの尽きたるはてか草の丈 大月健 
青葉木菟帰らぬ人を偲ぶかに 小西あきら 
夏は凍てしか雨はまだこぬか億万の星いまだ落ちぬか 高田銀次 
繊細なひぐらしの羽 自由自由 堀本吟 
カナカナが歳時記どうり啼かぬ街 清水光雄 

無得点句
脳天の耳鳴り蜩いまだなかず 大月健
野いばらの刺にささるや鬼笑う 中山登美子
肉体は大河の流れかなかなかな 虚無僧
かなかなやはかなきいのちをはかはかはか 宮本武史
梢にはつくつく法師夏終る ハメさん
蜩の短き命惜しむ声 ハメさん
昇り来し土熱きことかなかなや 春香 
朝顔や書斎に涼を伝えけり 服部泰夫
加那老いて美しきかな晩夏光 中島夜汽車
炎昼やうちわやんまもじっとして 大石まさ子
かなかなと人は何かを夜に問う 宮本託志
なつのあめあるきながらみるかのじょのゆめ ヴォルカン
轉寝の夏の縁側汗まみれ ハメさん 
かもがわでつきをながめるこころよさ ヴォルカン 
大暑かな猫のリズムの暮し向き 大月健 
日暮しに時を忘れて涼に居る 服部泰夫 
漏洩のひっきりなしよひぐらしよ 岡村知昭 
夕立や捕った小魚いなくなり 山下おるふぇ 
日暮を訊ぬ人なき帰り道 春香
汚染水ヒグラシユウガオ原発岸 山下おるふぇ 
川底のオオサンショウオかなかなを ティートー
かなかなを仮名仮名と換えご満悦 中山登美子
せせらぎや蜩の声や風呂あがり 梶原竹明庵
夏帽子かぶれり痒くなくなりて 岡村知昭 
貧しさに金まみれなる秋の蝶 中島夜汽車 
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第54回「京大俳句会」句会の案内

2013-08-15 00:59:49 | Weblog
第54回「京大俳句会」句会の案内

日時:2013年8月24日(土)午後1時~5時
場所:京大農学部総合館W210セミナー室
   (北部生協前に12時50分集合)
参加費:500円

◎俳句は有季定型・無季定型・自由律と形式は問いません。
◎3句を用意して下さい。欠席投句は1句です。
今回は兼題があります。「蜩(ひぐらし)・カナカナ)」です。
 1句は兼題でお願いします。
◎参加者は二日前までに連絡して下さい

※第57回(11月16日)は落柿舎句会を催します。定員は先着18名です。
 費用は席料700円+参加費500円です。

◎参加希望者は下記まで連絡してください。
京大俳句会
大月健  TEL 090-4280-3334
中島和秀(メール)nakajima.kazuhide.7x@kyoto-u.ac.jp
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第53回「京大俳句会」句会作品(2013.7.27)

2013-08-15 00:54:35 | Weblog
第53回「京大俳句会」句会作品 2013年7月27日(土) 於:京大農W210セミナー室

3点句
夭折の友や麦酒の青春譜       服部泰夫 

2点句
大暑なりジャングルジムを青く塗り  岡村知昭 
酒に酔い水母(くらげ)の重き思い染む 中山登美子 
短夜の夢切れぎれに続きけり     和田悠 
キリンが啼いたこの街は動かないわね 高田銀次 
新妻の確かな乳房大西日       平井奇散人 
異次元が暴走しそうな半夏生     清水光雄 
市女・息・壱岐・犬張子       中島夜汽車 
やさぐれて鳴かぬ蛙は星を見る    梶原竹明庵 
晩節や千日詣の歩を刻む  服部泰夫 

1点句
白百合の真咲き嘘咲き君うすき    宮本武史 
ヒマワリのむこうは荒海無人駅    山下おるふぇ 
災害のありとあらゆるミンチカツ   堀本吟 
ゆったりと青鷺下りて子鷺たつ    小吹和男 
釣り人がうずくまりたる大暑かな   大月健 
恋は闇静脈あふる緋のダリア     中山登美子 
ご来光の歓喜の声の零下2度     西田もとつぐ 
片かげり開放弦を弾く午後      平井奇散人 
得意気に空蝉ふたつ女の子      ハメさん 
好恋菌飛び交ふ夏の祭かな      宮本武史 
ハレの日も暗黒舞踏派鱧の皮     中島夜汽車 
犬売るな鳩買うな濁点明神      高田銀次 
雨あがり犬と見ている飛行機雲    寺田操 
気持ちを工夫し夜が入ってくる    高田銀次 
ばんざいをして重なれる昼寝の手   和田悠 
熱帯夜不肖の文字の濃いハガキ    平井奇散人 

無得点句
ジイと鳴く蝉をくわえて鳥横切る   小西彰
向日葵一輪澱川橋梁見降して     大月健
防波堤蛸探ぐる人の仕草かな     大月健
秋葉山祈禱の声に遠く雷       大石まさ子 
田水張り大琵琶膨れ上がりけり    中村輝雄
水はぢくやう化粧して夏祭り     福田由美
旅人木白き夢みし酔ひもせず     中島夜汽車 
炎天や黙らぬ出口調査員       岡村知昭
いづこゆく祇園ばやしのダンプカー  小吹和男
水馬堰跳び越せば別世界       辻本康博 
しろき蛾よ幕府よみがえらぬすぐには 岡村知昭
涼風に反転飛翔夏燕         ハメさん
甲羅干し海辺の夏は砂男       熊村きしりん
百日紅こぼれる木影猫眠る      山下おるふぇ
くちびるの火傷舐め行く青田道    和田悠
風薫る友の手紙もゼリー味      中山登美子 
をろかさを愛しきれるか蛇苺     おいけのかっぱ
この国の水と土美(は)し夏つばめ   中村輝雄
祇園会や麦酒青春五十年       服部泰夫
冷酒添え鱸の洗膾で銷夏する     ハメさん 
炎天都市雲が通りを横切ってゆく   山下おるふぇ
竹の天雨宿り鳥かたつむり      春香 
大クワガタ壺をかけ出す完成美    小吹和男
水打つや下品(げぼん)の上(じよう)の日々に謝し 宮本武史 
熟れトマト穫れるわ穫れる力及ばず  宮本託志
長刀の囃の下でかき氷  堀井白行
遠花火阿闍梨来場海の国  中村輝雄
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