京大俳句会 KYODAI HAIKU KAI

京都大学を拠点に活動している京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

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第35回「京大俳句会」句会の案内

2011-11-29 13:54:07 | Weblog
第35回「京大俳句会」句会の案内

日時:2011年12月17日(土)午後1時~5時
場所:農学部総合館W210セミナー室
    (北部生協前12時50分集合)
 
参加費:500円

俳句は有季定型・無季定型・自由律と形式は問いません。
三句を用意して下さい。欠席投句は一句です。
参加を希望される方は、二日前までに連絡して下さい。

京大俳句会
大月健  TEL 090-4280-3334
中島和秀 メール kadu@bgarden.mbox.media.kyoto-u.ac.jp
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第4回京大植物園句会(第34回「京大俳句会」句会)の全作品(2011.11.26)

2011-11-29 13:31:45 | Weblog
第4回京大植物園句会(第34回京大俳句会句会) 2011年11月26日(土)於:京大植物園吟行・農学部W201セミナー室

6点句
イヌビワの内なる恋のドラマかな   宮本武士 

4点句
白い息して白い木を輝かす      のだくみこ 
ぬま杉がため息もらす気根かな    小吹和男
あやかしも小春日和の池の底     丁稚一号 
鷹匠の古木の如く鷹を待つ      西村元一 
竈猫散歩猫また欠伸猫        のだくみこ 
綿虫にやや傾(かし)ぎたるこの大地  のだくみこ 
虫女ョ(ちゅうえい)の中のあたたかき冬籠  和田悠 
顔洗う水の硬さや冬に入る      辻本康博 

3点句
冬帽子ときめき坂をまつしぐら  福田由美 

2点句
楢柏(ならがしわ)己の名の有難き  おいけのかっぱ 
ひょんの木の虫こぶを吹き冬木道  安藤栄司 
半眼に構えホガラカナもの忘れ  高田銀次 
戀文を雨に流せば初椿  中島夜汽車 
人と書く二足歩行の不幸かな  宮本武士 
蝉の穴塞ぐ落葉の散り敷ける  小西あきら 
原初的逆さ沼杉紅く燃え  大石まさこ 
縄文の木々草々をしかと踏む  小吹和男 
鳥達の声冬空に突き抜けし  西本真理 
夕紅葉そこはかとなく死の匂ひ  宮本武士 
森に棲みたまに梅田で遊ぶ鬼  丁稚一号 

1点句
花の木といへど天つくたくましさ  小吹和男 
梛(なぎ)の木を連れて冬濤越えて来し 和田悠 
冬の空気根向けたるらくうしょう  安藤栄司 
いつの間に銀杏おつる頃となり  平身亭腰折 
ちぎれたる雲動かざる冬の空  西本真理 
幹太き楓(ふう)の木に寄る雪蛍  和田悠 
シベリアの寒気が窓を叩く夜  丁稚一号 
さざんくわのこぼれて行くやしぐれ酒 中島夜汽車 
黙然と脚を速めるそぞろ寒  小西あきら 
加齢とは良きことなのか紅葉狩  大石まさこ 
芭蕉の実ちょっと口開け鳥を待つ  大石まさこ 
街並みの覗く京大植物園  安藤栄司 
秋蝿と日なたぼこする河馬がいる  おいけのかっぱ
金網に黄金の留(と)め具あり  三好琢 
散る銀杏憂国忌早も過ぎ  服部泰夫 

無得点句
文豪と言われし青年三島散る  服部泰夫
峰々に仏をおかず枯ばせを  高田銀次
浅き冬ストラディバリの弦響く  梶原竹明庵
ビニール履(はき)切株緑座主(ぬし)なし 三好琢 
小さき園最後をつなぐ先端人  ティートー
やぶれ口排水管の砂の上  三好琢
葦枯れてモンガンザの姿なし  おいけのかっぱ
市ヶ谷に決起せし日も遠くして  服部泰夫
痛(つう)いったあーひびくつぶやきI-phone 熊村きしりん
月の樹海に鶴放つ吾がおり  高田銀次
冬紅葉踏む音だけが園庭に  西本真理
実の黄色チャンチンモドキ用不明  ティートー
あかんねんうち時雨やねん  中島夜汽車
磯鵯(いそひよどり)飲むや昼の洞(ほら)滴りて ティートー
呑湖閣(どんこかく)永久に波打つ月夜の宴  大西ひかり
吉田山照るや紅葉の歌碑染めて  小西あきら
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