京大俳句会 KYODAI HAIKU KAI

京都大学を拠点に活動している京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

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第26回句会のお知らせ

2011-02-24 17:07:23 | Weblog
(Photo by T.Oishi: "The nightmare before Christmas", Montpellier, France)

第26回「京大俳句会」句会の案内

日時:2011年3月26日(土)午後1時~
場所:農学部総合館W210セミナー室
(12時50分に北部生協前に集合)
  
参加費:500円

俳句は有季定型・無季定型・自由律と形式は問いません。
兼題「桜」「春うらら」です。どちらかで一句お願いします。

三句を用意して下さい。欠席投句は1句です。
出欠、欠席投句ともに二日前までにお願いします。
参加を希望される方は下記まで連絡して下さい。

京大俳句会
大月健  TEL 090-4280-3334
大石高典 TEL 080-6123-4706
中島和秀 メール kadu@bgarden.mbox.media.kyoto-u.ac.jp
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第25回「京大俳句会」句会全作品

2011-02-24 14:10:03 | Weblog
第25回「京大俳句会」句会 2011年2月19日(土)於:京大農学部W210セミナー室
 兼題「梅」

6点句
ほのりかなほろりほろろのこぼれ梅 松田浩子 
父臥して所在なき日に梅開く 稲垣晴代 

5点句
口下手な人やさしかり冬の虹 秋葉真紀 

4点句
紅梅や公園デビューはよちよちと 西本真理 
春立ちて黒猫の眼は光るなり 清水光雄 
北陸へ火色のマフラー巻きつけて 福田由美  

3点句
紅梅に骨箱いまだ温かし 清水光雄 
ことごとく蕾のままの梅見かな 福田由美 
炭各種西村燃料店二条の鉄路 大月健 
寒月や欺けぬもの見透くもの 西村元一 
きさらぎや破れかぶれの芭蕉かな 小吹和男 
梅開く炎の人は描いて死す 梶原竹明庵 
梅の香に高きところへ誘われ 梅田郁子 
侘助やかたちは今も忍ぶ恋 安藤栄司 

2点句
行き止まり香の先に梅の花 安藤栄司 
手折る梅しなる枝から紅い雪 伊藤香織 
白川にかかる小橋や梅の花 福田由美 
梅一枝生命の春に先駆ける 服部泰夫 
紅梅に接吻(キッス)する坊や散歩道 辻文江 

1点句
みつひでの叫びを吸って梅の花 おいけのかっぱ 
井戸端に白梅咲きし幼き日 藤田貞子 
微笑する老母の指に梅咲けり 中島夜汽車 
残雪に梅を咲かせて猫嫁ぐ 西村元一 
梅を抱くあの墓が私の墓だ 高田銀次 
落日のローマに鳥の交む声 石動けいこ 
梅一輪惜別告げん日に咲けり 服部泰夫 
春を待つ背徳は青シャツ透けて 宮本武士 
故郷をささえる人や梅の花 大月健 
太極拳舞えば囀り嵐山 梅田郁子 
梅よ咲け君青春の先駆けに 服部泰夫
深呼吸さ迷い歩く梅日和 安藤栄司 
翌日に素知らぬ振りで渡すチョコ 伊藤香織 
金福寺にて
白梅はいづこ蕪村の墓所 清水光雄 
フライパン踊るバターのアイススケート 宮本託志 
梅ヶ枝に美(は)しき力士の訛りかな 中島夜汽車 
雪かきに大汗のうち初あかり 小吹和男 
大雪もモンスターと化しニューヨーク 秋葉真紀 
遠き日の言葉は胸に桜貝 梅田郁子 
置き換えた鉢に摺り寄る日脚かな 西村元一 
若人の背光りおりて春立ちぬ 稲垣晴代 
残雪や獣跡残す登山道 大石まさこ 
うすべにの梅咲きそめて内定す 秋葉真紀 
早梅やわが輩はまた朝寝坊 宮本託志 
咲いたなと師匠つぶやく白梅は 宮田源二 

無得点句
みつけたよ梅の花山谷のドヤ街吹雪く朝 山下おるふぇ
戀あはし年梅かをるてふ少女 中島夜汽車
ねじり橋ねじ切ってざんぐり吐く血 高田銀次
梅ふくらむ夕日よ吸うな乳首ぞな 宮本武士
梅の花愛でる母は清楚なり 宮本託志
毛糸帽今日もときめくほほえみを 宮田源二
暖かな風に誘われ零(こぼれ)梅 平身亭腰折
あと五分咎める者なく起きる夢 伊藤香織
梅寒く超大型者進入路 石動けいこ 
バレンタイン酒はやめたと蘭子言う 山下おるふぇ
はやぶさよ最後の光よだか星 山下おるふぇ 
汚れ頭巾へポトリチャンチンモドキ 高田銀次 
飲むほどに寒さわすれる酒の宴 宮田源二
凍蝶(いてちょう)の胴に花咲く夕べかな 稲垣晴代
路面電車今集会所梅ひらく 石動けいこ
あヽ春海がきこえる母よ子宮よ 宮本武士
冬散し梅香引くや月にらみ 熊村きしりん 
新燃岳友のひたいに灰が降る 大月健
しる道に霰とけ入る栗夜叉谷(くりやしゃだに) 小吹和男
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第25回「京大俳句会」句会の案内

2011-02-01 15:20:58 | Weblog
(Photo by T.Oishi: Air-scape, Munich, Deutchland)

第25回「京大俳句会」句会の案内

日時:2011年2月19日(土)午後1時~    
場所:農学部総合館W210セミナー室
   (12時50分に北部生協前に集合)  
参加費:500円

俳句は有季定型・無季定型・自由律と形式は問いません。
今回は兼題「梅」があります。梅で一句お願いします。
三句を用意して下さい。欠席投句は1句です。
参加を希望される方は下記まで連絡して下さい。

京大俳句会
大月健  TEL 090-4280-3334  
大石高典 FAX 075-753-9682
中島和秀 メール kadu@bgarden.mbox.media.kyoto-u.ac.jp
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第24回「京大俳句会」句会全作品(2011年1月)

2011-02-01 14:24:28 | Weblog
(Photo by T.Oishi: "The prison museum" near London Bridge, UK)

第24回「京大俳句会」句会全作品 2011年1月29日(土) 於:京大吉田寮・茶室

6点句
咳一つ粉雪に溶けまた無音       坂本悠一 
お前さん梅ひらく音(ね)が聞こえます    中島夜汽車 

5点句
初夢やシャッターチャンス逃したり   安藤栄司 

4点句
大あくび雪夜を飲めば深き海      小口昌子 
アリバイの消えて一面雪野原      福田由美 
居酒屋に冬の猿(ましら)よ           中島夜汽車 
冬枯れの立木たわわに雀成る      丁稚一号 

3点句
けひゃけひゃとセルモーターの凍てる声 丁稚一号 
雪の朝アリスとなりて走りたし     梅田郁子 
山伏の日溜り求む寒の入り       大月健 
冬銀河冷たき空気肺に満つ       神谷あつこ
七草の名前も知らで粥啜る       平身亭腰折 
寒の月業に添い寝の雪おんな      宮本武士 
雪催ドラムの音の乾く乾く       黒岩徳将 
水仙を胸に付け闊歩春隣        辻文江 
鞍馬行き車窓の雪は斜に流れ      神谷あつこ 

2点句
よく焼けしかき餅のこと祖母のこと   福田由美 
この頃卯杖の意味も薄しか       平身亭腰折 
三高の香りほのかに冬の寮       清水光雄 
風花や雅ただよう京の朝        稲垣晴代 
潔く生きると決めた冬の朝       きったん 
夢の群着地はまだき午前4時      小口昌子 
歳月の落ち葉学生集会所        石動けいこ 
初夢や奥の細道道遠し         安藤栄司 
綿雪の傘傾げ見る初比叡        清水光雄 
イマジンをイマジンのうち寝入りしか  小吹和男 
雪晴れや吉報の封そっと切る      黒岩徳将 
蔦枯れて以来百年吉田寮        石動けいこ
春待つや小澤征爾のブラームス     大石雅子 
雪煙切々百年吉田寮          中島夜汽車 
正門に雪記憶の底のバリケード     清水光雄 
水栓を開け閉めており大鴉       高田銀次 
梅なれどバラ科サクラ属いかんせん   安藤栄司 
冬の昼三日月光る二、三秒       藤田貞子 

1点句
よう肥えた鯉を跨いで初詣       藤本恵美子 
時計台封鎖は過去か黄水仙       服部泰夫 
バスを待つ白色吐息冬の朝       松田浩子 
スチャラカ犬が貪るユダヤ肉      高田銀次 
新雪やいざ踏み入らむ未開の地(フロンティア)     宮本託志 
腹裂かれカチンコチンの海鼠かな    藤本恵美子 
空気冷え六甲山が近い朝        丁稚一号 
湯にけむる少女の裸形は桃花鳥     宮本武士 
北風にゆるく廻って日暮れかな     小口昌子 
粕汁を飲んで吹雪に駆けてゆく     山下おるふぇ 
雪だるま日なたぽつんと残りけり    稲垣晴代 
さむ空に満月に気付かぬ帰り道     松田浩子 
銀幕の花柳小菊よ椿散れ        服部泰夫 
寒晴れや地球一周の船入港す      山下おるふぇ 

無得点句
雪かぶる比叡南天の赤い球体      大月健
水道管凍りて楽し友の声        坂本悠一
冬帽子脱いでおしゃべり現われる    黒岩徳将
忘れ物プラットホームにキティちゃん  うらたじゅん
新玉の年明けたるや集ひ嬉し      辻文江 
わかき恋眠らせ眠らせ雪の音      宮本武士
薄ら雪竹の字つづく朝の庭       梶原竹明庵
初夢に逢いたき人の現れず       辻本康博
七草の唐土の鳥よすこやけく      小吹和男
湯どうふのコトコト煮えて辺り澄む   稲垣晴代
寒の空すぐ切り上げる立ち話      梅田郁子
百五まで生きると決めて年明くる    藤本恵美子
寒四郎来るぞ気持ちを引きしめて    福田由美
身中の蟲と語らふ旧正哉  おいけのかっぱ
冬座敷昔はみんなそうでした      石動けいこ
寒晴れや椅子ずらして見る空目にあふれ 山下おるふぇ
新しき年の出会いへバスを待つ     梅田郁子 
寒晴れや車窓に光満ちてくる      辻文江 
雪だるまおさなの背より高きかな    神谷あつこ
明け方の細く冷たい窓の月       坂本悠一 
老いぬれば一人のぬしや初詣      熊村きしりん 
年の数豆食べるべし節分会       服部泰夫
こおる道足をとられつ見る星空     松田浩子
読書する錻力の灰皿カフェゆにおん   大月健 
たかぶりが孔子さまの名恥づかしめ   小吹和男
新年を日溜り猫も寿ぐか        平身亭腰折
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