京大俳句会 KYODAI HAIKU KAI

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第75回「京大俳句会」句会作品

2015-05-24 04:24:41 | Weblog


第75回「京大俳句会」句会作品

日時:2015年5月23日(土曜日)
於: 京大農学部総合館W210セミナー室

4得点句
若き鳥絡みて落ちる恋激し 明美

3得点句
春雷は下駄ばきらしやからころと 秋芽
ローカル線窓いっぱいの夏の海  桜子

2得点句
ほおづえのずっと先見る緑濃し 明美
ねこのめにいっぱいあおばよくきたね おるふぇ
目が合えば蛍一匹宙に消え  竹明庵
風光る紙飛行機の宙返り   康博
白球は青に染まらず五月風    託志
友と会う身ははじけゆく鳳仙花  幸男
乳色の梅雨霧ためて村眠る    裕美子
夕立来て包丁のリズム狂ひけり  裕美子

1得点句
悼 車谷長吉
天金の一書眩しき桐の花  悠
卯の花や安保闘争遠くして 泰夫
新緑(シンリョク)や野に山に満ちて心力(シンリョク) 正臣
春深し松藾を聞くひとりぼち ハメさん
桜貝淡き乳もむ花子さん  登美子
金網を押し広げたる野薊よ 登美子
新緑の吐息聞こえる東山  明美
母訪ひて亭午の句会木下闇 悠
帽子あみだに手はポケットに海やさし 武史
万緑のはるか遠くに昼の月 秋芽
虻飛んで上野マリヤの墓石かな 悠
滴(したた)りて山は緑の衣替え 幸男
牛車(ギッシャ)行く糺(タダス)の森や夏きざす 正臣

無得点句
あじさいや古希を迎えし夢の跡 泰夫
夏の夜多弁だろうかボールペン 奇散人
乗馬の娘(こ)帽に若葉の雫のせ 幸夫
夕立ちて縁側に屋取る野鳥かな マーティン
優しさは時には弱さ柳揺る  秋芽
大阪都構想選挙
賛成+悔(くい)=反対夏の陣 幸夫
鯉のぼり二度の務めは横並び  正臣
山吹の花咲き乱る廃団地  丁稚一号
漁火は海にしづもり夏の月 裕美子
湖の青埋木舎(うもれぎのや)にも影眩し 幸男
葉櫻を戦(そよ)ぎ殺しの命(みこと)かな 夜汽車
五月、樹は自らの葉をちぎり落とす おるふぇ
立ち読みの「思想と自瀆」母の日のころ 武史
春風の泣いてる様に騒ぐ夜  崔紫
菊水の旗ひるがえる青葉かな 泰夫
早月(さつき)晴れ鳶をからかう鴉ども ハメさん
憲法記念日アインシュタイン真似て舌  幸夫
芝青む踏みし指先芽生えたり  登美子
原発を埋めてミカン花佐田岬  おるふぇ
青春譜思い続けて恋終る ハメさん
エトワール踊り子草の花咲きぬ 楽蜂
飛魚の堕胎圖白き熊野灘  夜汽車
紅怨々三日月夫人の五月かな 武史
青森縣八戸市風張(かざはり)合掌土偶 夜汽車
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