◇
◇
「【 第二回 京都文学賞 優秀賞 受賞! 】
「奥には、ひりひりと
熱い熾火がくすぶりつづけている。」
(選評より)――いしいしんじ氏
「細部の描写による圧倒的なリアリティで、
付け焼き刃でない京都を感じさせる」
――吉橋通夫氏
-----------------------------------------------------------
十八で家を飛び出したあと、
両親と音信不通のまま五十年近くを過ごし
胸の奥で鬼灯のような思いを
抱き続けてきた主人公を軸に
「家族とは何ぞや」を問いかける。
京都・奈良・大阪河内へと
舞台をひろげながら
隣人との交流を通して変化する心情が
丁寧に綴られている。 」(内容)
◇
◇
(インスタグラム版「老後は京都で」は→コチラ)