京都は映画の街だ、ということはよく云われる。
本ブログでも、以前、「京都・絵になる風景~銀幕の舞台をたずねる~」という本を紹介したことがある。
「キョースマ」2009年春号でも、「鴨川ホルモー」の映画公開にあわせて、「京都と映画とあの人」という、ミニ特集企画をやっている。
キョースマ ! (京都に住まえば・・・) 2009年 04月号 [雑誌] 価格:¥ 680(税込) 発売日:2009-03-06 |
内容は、というと、
- 祝!「鴨川ホルモー」公開。原作者・万城目学インタビュー
- なぜ最近「京都で映画」なのですか?
- あなたの「時代劇ヒーロー」は、ここで生まれ育った。
の3つ。
そのなかで、私にとって、興味深かったのは、上記2.の中の「証言・映画を作る側の人」に登場する、清水啓太郎さんという、映画プロデューサーの方の話。
この清水さん、映画人として、東京で仕事をしながら、週末は京都の町家に住む、という、東京・京都間のマルチハビテーションを実践されているらしい。
清水さん、曰く、
「午前中映画館へ行き、昼から、いい本屋に寄って、自転車で30分走って森林浴しながら本を読む。東京なら3日掛かる」
とのこと。
こういうお話を聞く(読む)と、なにやら嬉しくなってくる。
全く同感、というか、私が、このブログでお伝えしていることも、要するに、ここで清水さんの仰っているようなことなのだから。