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( 「その1」から続く )
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一度は早くても8月から、、、、
と言われていたGOTOキャンペーン
が前倒しして実施されるようだ。
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東京都の感染者が200人を超えるなど
感染拡大の兆しを見て
これ以上待っていると
スタートの時期を逸する、、、、
とばかりの
唐突な繰上げ実施発表には
驚きもし呆れもする。
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地方自治体の長の多くが
感染拡大を恐れ
県をまたいだ移動自粛を呼びかける中
( 被災地ですら県外からのボランティアの
受入れを制限している中 )
強行されようとしている
このGOTOキャンペーン、、、、
これではまるで
地方自治体がブレーキを踏む一方で
国はアクセルを踏もうとしているようなもので、
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1兆7000億円の国費を投じて行われる
このGOTOキャンペーン、
どう考えてもムダ金、、、、というか、
ムダ金どころか
税金を使ってコロナを全国に拡散する
官製の「感染爆発」の起爆装置
にすらなりかねない。
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日本では何故このような
バカげた政策に次から次に
巨額の国費が投じられるのか ?
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答えは簡単で、
今回のGOTOキャンペーンを例にとると
政治家や中央官僚にとっては
1兆7000億円を投じる価値がある政策かどうか
は問題ではなく、
それによって2000億円程度のマネーが
委託費として彼等の影響力の下にある
関連団体や企業に回る、、、ことこそが
重要なのだ。
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アベノマスク程度の税金の無駄遣いなら
笑い話ですむかもしれないが
( → 政策効果はゼロ以下にはならない )
今回のGOTOキャンペーン、
額も巨額に上るうえ
( → いずれ増税としてハネ返ってくる )
これを契機に
全国への感染拡大という
取返しのつかない結果を招きかねない
( → 血税を使ってマイナスの効果を生む )
世紀の愚策のように思うのだが
どうなんだろう ?
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( 追記 )
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青森県のむつ市では、
GOTOキャンペーンによる人の流入を恐れ
観光関連施設の閉鎖を検討
しているとのこと(冒頭・二番目の東奥日報の記事)。
それにしても、この市長さんの
「命があって健康であれば、
経済を回す方法はいくらでもある」
という発言、なんとも立派で
なんだか涙が出てきますね(冒頭・三番目の東奥日報の記事)。
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下は、霞が関の利権体質を
告発し続けている
元通産官僚の古賀茂明さんの
「日本中枢の崩壊」 。
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