老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

レストラン菊水

2008年07月21日 | 記憶のなかの京都 (昭和40・50年代)

三条大橋の両側の景観は、私の学生時代(30年以上前)とは随分変わったが、

四条大橋のそれは昔のままだ。

橋の西側には東華菜館があり、東側には南座とレストラン菊水のビルがある。

菊水の一階は軽食&喫茶、二階はレストランになっているのだが、

夜の時間帯、四条通りに面した二階の席から、

ライトアップされた南座の前の人通りを見下ろしながら食事をするのが私は好きだ。

それは、鴨川の対岸の川床からライトアップされた南座を見るのと似ていて、

「変わらない京都」を確認できる、

私にとってのノスタルジック・スポットとでも呼んでみたい場所なのだ。

この菊水には、作家の山村美沙さんも通われたと、以前何かで読んだことがある。

京阪四条駅のすぐ上、阪急河原町駅からも近く、

とにかく目立つ南座の建物の向かい、ということもあり、

一階の喫茶は、大阪方面から京都にくる人との待ち合わせにもよく使われる。

【追記】

らくたび文庫の「京の近代建築」に、レストラン菊水や東華菜館、南座などの建物が、たくさんの写真入りで紹介されている。

京の近代建築 (らくたび文庫) 京の近代建築 (らくたび文庫)
価格:¥ 500(税込)
発売日:2008-09

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コメント (1)
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