老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

西麻布の交差点

2008年07月06日 | 東京・青山ライフ

山水思想―「負」の想像力 (ちくま学芸文庫 マ 25-3) 山水思想―「負」の想像力 (ちくま学芸文庫 マ 25-3)
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2008-04-09

西麻布の交差点と呼ばれているのは、

六本木通りと外苑西通りが交差したところにある交差点で、

ブッシュ大統領が小泉首相と訪れたことで一躍知られるようになった居酒屋の権八や、

カフェのTeTes、フラワーショップ、立飲バーなど集まっていて、

大使館などが多い土地柄だけに夜になると外人たちで賑わう。

私の住んでいるところ(南青山)から、

西麻布の交差点までは歩いて五分ほどの距離で、

今夕も、芸能人がよく集まることで有名な焼肉の叙々園本店(交差点からすぐのところにある)に家内と出かけた。

休日の叙々園は夜の時間帯は混むので少し早めに出かけたのだが、

夕暮れ時の交差点を渡っているとき、松岡正剛さんとおぼしき方とすれ違った。

先日、氏の「山水思想」(ちくま学芸文庫)を読了した(そして、少なからず圧倒された)ばかりだったのだが、

同書にもでてくる富岡鉄斎とはこのような人だったのでは、と思わせる風貌の方だった。

叙々園からの帰り、セイジョーセレクトに寄り少し買い物をし、夜8時前に自宅に戻る。

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「京の学生文化を歩く」

2008年07月06日 | 記憶のなかの京都 (昭和40・50年代)
京の学生文化を歩く―’60‐’70年代グラフィティ (らくたび文庫) 京の学生文化を歩く―’60‐’70年代グラフィティ (らくたび文庫)
価格:¥ 500(税込)
発売日:2007-11

らくたび文庫は東京の書店でも京都本のコーナーにそれなりのスペースをとって陳列されている。

その、らくたび文庫のシリーズの一冊としてこの本が出たときは思わず中身も確認せずに買ってしまった。

執筆は、伊藤公雄という社会学が専門の京大教授のゼミ生たちによるものらしい。

最近の京都本でも、必ずといってもよいほど採り上げられる、学生街の喫茶店「進々堂」や、四条の路地裏にある「築地」、鴨川沿いの「リバーバンク」のほかに、

「デューク」、「なかじま」、といった懐かしい名前がどんどん出てくる。

それにしても、高野悦子さんの「二十歳の原点」にもしばしば登場した「シアンクレール」や、高瀬川沿いの桜並木が窓から見えた「みゅーず」の、当時の写真というのは、なんとしても手にはいらなかったのだろうか?

(→この種のテーマの本で、現在の、駐車場や焼肉屋の写真をのせられても、オジサンやオバサンたちは決して納得しないだろう)

いずれにしろ、500円で、昭和40年代の、学生がまだ熱かった時代の京都に、タイムスリップできる面白い企画だ。(Y)

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