salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

石田千さんの本

2007-03-09 01:45:25 | 本・雑誌
石田千さん、ここのところマイブーム。
最初に読んだ『ぽっぺん』で
「ああ、この人の本と出会えてよかった(涙涙)」と感じ
2冊目『月と菓子パン』で、またもや幸せをかみしめる。

小さなころのことを思い出す。
いいことも悪いことも。
そして、そこから目をそらさないでいられる。
日々、なんとなくやり過ごしている感情、
とくに、マイナス感情の部分も
それはそれでいいのだ、と思える。
ありふれた毎日のなかに、おもしろいことを
見つけられる確信がもてる。
和食が食べたくなる。
蕗味噌、食べたい。
お酒が飲めたらいいのに、と思う。
下戸なのが、悔しい。
野球(ナイター)に行きたくなる。

以上、『月と菓子パン』を読んで思ったこと。

丁寧に生きている人。
そうすることで、胸が苦しくなるようなことが増えたとしても
この人は受け止める度量があるんだなとうらやましくなる。
それほど年も違わない、見習いたい人。

ご本人はどんな人だろう、と思い巡らせていたら
朝日新聞の「すたいるぶっく」というコーナーで
エッセイとともに、お顔も発見。
なんかうれしい。