A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

現実逃避

2008年01月19日 18時06分04秒 | Liga07-08
アジャラさんとリュクサンは回復して、ムルシア戦に出場の見込み。(アジャラさん、本当に大丈夫なんだろうか・・・) ディオゴは検査の結果、筋肉に異常はなく、ただのオーバーロードですが、土曜日の感触次第。
今のところの日曜日の予想スタメンは、Caesar; Diogo or Chus, Sergio, Ayala, Juanfran; Zapater, Luccin, Sergio Garci'a, Óscar, Oliveira and Diego。
いずれにしろディオゴの中盤右サイドはない予定です。本人もとても居心地が悪かったそうで。

どの新聞サイトも守備の酷さを報じています。この勝てない記録更新中の9試合のうち、なんと7試合でサラゴサは先制しているのです。サッカーって、普通先制したチームの勝率は8割くらいではなかったでしたっけ??(CLの試合を見ているときに聞いた記憶があるのですが。) 
さらに今季の公式試合25試合で、41失点。
ラシン戦後のインタで、ついにオリベイラが切れ気味だったようですね。このままでは、オリベイラはもちろん、ディエゴもチームを去ることは間違いないと私は確信しています。ディエゴなんて、ピチーチに1ゴール差です。全く信じられません。

昨日のHeraldoに例のパコ・ヒムネス記者の記事が載っていました。一部残留が確実となるポイントは44ポイントだそうです。サラゴサのポイントは今22ポイントですから、残り19試合で少なくとも7つ勝って、1つ引き分けなければなりません。困ったことに、今の時点では7勝もするなんて厳しいような気がしてしまいます。でも、勝てなかったら降格するわけで・・・。あるいは4勝10引き分け5敗で行くとか?

降格を避けるためのポイント計算をする羽目になるなんて、あまりにも情けないので、思わず現実逃避をしてみました。チリ人とアルゼンチン人が書いたこんな記事を発見:Lo otro llamativo de un jugador  魅力的で美しいサッカー選手は誰?という記事です。彼らが挙げているのは、マティアス・アルメイダ、アイマール、マイケル・オーウェン、カカ。 
アイマールの説明には:
多くの男性にはそうは見えないだろうが、"パジート"アイマールにはたくさんのファンがいる。現サラゴサの選手で、元リーベルとバレンシアの選手であるアイマールは、アルゼンチン人選手の中で最も美しい選手の1人。外見からだけでなく、彼のプレー・スタイル、謙虚さ、穏やかさ、カメラに対しての内気さによりそうなのだ。多くの人は、彼は素晴らしい微笑と魅惑的な巻き毛を持っていると考えている。
あはは、男性にはアイマールにたくさんファンがいるようには見えないのね。(この記事を書いたのは女性)
パブロに関しての記述には100%同意ですが、他の選手はちょっと私の好みとは違うかも。オーウェン? カカ??(純粋に外見だけの話です) でも、他に素敵な選手(アイマールと同じくらい)を思い浮かべようとしても、誰一人思い浮かばない自分がちょっと怖い・・・。


これってアイマール?

2008年01月18日 17時45分05秒 | Liga07-08
外で何をしているのでしょうか。ジムだからと薄着にしているのに、外に出されて「寒いよ~。」というところかな。
今ペリオディコを読んだら、練習の前に監督がグループに話、とあるのでそれでですね。それにしても、真ん中の人がガリターノ監督ですが、ものすごく違和感があります。38歳に見えないし。見慣れたビクトル・フェルナンデスの姿がなくてすごく淋しい。

好きな選手が離脱中で、その好きな選手を信頼してくれた監督が解任されて、いったいどんな気持ちでこのクラブを応援したらいいのかわかりません。
でも、まあ、とりあえずニュース。
アジャラさんはMRIの結果には異常がなく、チームと共にサラゴサに戻りました。家での休息を監督は勧めましたが、断って練習に参加しようとしたそうです。結局練習はできなかったみたい。日曜日の試合には問題ないと書いてあります。問題が山積みすぎて、そうなんだと軽く思ってしまいますが、本当は休むべきでしょう。以前アイマールが顔を蹴られて倒れたときも、試合に復帰したのは10日後ぐらいでした。
ディオゴは左足に軽いオーバーロードがある模様。ムルシア戦への出場は微妙です。冷静に考えると、アジャラさんとディオゴが万全でないというのは大変なことです。でも、不幸慣れしたのか、あまり深刻に考える気がしません。

さて、イチローさんのこの記事を読みました。:サラゴサのV・フェルナンデス解任におもう
うーん、VFの解任の場合は、ファンの要求が高かったからだとは思わないなあ。9試合勝利がないという成績が決定的にまずかったのでしょう。どんなチームであっても、どんな監督であっても、この成績で解任されないほうが珍しいのではないかと。ロマレダで人々はチームに完全に背を向けていたわけではなく、一部の選手へのブーイングを除けば、普通に応援していたように見えました。それはたぶんVFへの敬意があったからで、これからどうなるのか少し怖いです。そういうわけでVFには多くのファンがいたのですが、その人たちですら最近の成績にはお手上げで「解任が間違いだとは言えない。」という感じです。

ただ、ここにいたる経緯なんですけれど、VFの立場を大きく揺るがしていたのはファンではなく、一部のメディアだったと考える人もいます。アルフォンソ・ヘルナンデスとパコ・ヒムネスという二人がアンチVFの急先鋒で、新聞としてはHeraldoですね。全部の記事がウェブに載るわけではないので全容は私にはわかりませんが、VFへの批判は同時にアイマールへの激しい批判を伴っていて、Heraldoとペリオディコの記事は読むのが苦痛なくらいでした。(例えば、アイマールはVFに贔屓にされていて、他の選手のポジションを奪っている、というような。)
ああいう記事は、ビクトル・フェルナンデスのリーダーシップを低下させ、チームをばらばらにして、ファンのチームへの信頼感を損なうものであり、サラゴサになんの利益もなかったと思います。この手の記事をバレンシアで読んだことがなかったので、とてもショックでした。勝ちきれないチームが、自分たちを信じられなくなっているのは厳しい批判からくる自信喪失もかなりあるのでは? Aupaで誰かが「毎日毎日VFへの批判記事を読んでいたら、少しずつ自分もそうかなと思うようになった。」と書いていましたが、選手だって同じだったのでは?

ビクトル・フェルナンデスを追放することに成功したメディアが次に矛先を向けるのは、間違いなくアイマールですよね(鬱)。新しい監督に、手術後の不安定なコンディション、そして敵対的なメディアに立ち向かわなければいけないパブロ・・・ああ、そしてたぶん降格圏をめぐる争いも。今から心配しても仕方ないのですが、やっぱり心配です。どうせ手術をするなら、もっとベターな状況のほうが良かったです・・・。

エビとイカを前にして

2008年01月17日 11時13分21秒 | Liga07-08
妙なタイトルですみません・・・。

まず国王杯ラシン戦は、いつもどおりの逆転負け。しかも4-2って・・・。いつもどおり守備が悲惨、選手たちの態度も悲惨、何もかも悲惨。たぶん二部落ちするだろうと言われています。オリベイラのゴールで6分に0-1としたときは一瞬期待したんですけれど。
アジャラさんが頭を蹴られ、ピッチでニ針縫った後で試合を続けたのですが、結局30分に交代して病院に行っています。一晩経過観察のために病院で過ごし、木曜日朝のチャーター機で皆と一緒に帰ってくる予定。大丈夫でしょうか?!
この試合のことはまた明日書くとして(悲惨なので書かないかも)、試合前にAupaで話題になっていたことを。

それはEl Mundo Deportivoのカタルーニャ版に載ったという記事です。見出しは、「エビとイカが行きかう中でアガピトはビクトルに宣告を下した」。
内容をざっと訳しますと:


2007年12月22日、サラゴサ-バレンシア戦が行われた日、ダレッサンドロは召集から外れ、サラゴサのゴヤ通り19番地にあるカフェテリア ナポレオンで最大株主のアガピト・イグレシアスと会っていた。エビとイカがテーブルに運ばれる中で、アルゼンチン人はアガピトに、出て行きたいこと、リーベルのオファーを受けること、ビクトルとは話していなくて、もう話せないことを伝えた。するとアガピトは、そうはしないように彼に言って、ビクトルはもう続けないだろうと保証した。そしてすでにビクトルのことは見限っている、1月6日のマドリード戦での失敗を待って解任の宣告をすると言ったのだった。しかし、チームのイメージが改善されたために、ビクトルの解任は延期されることになった。
これは、今シーズンのビクトルの最大の敵の意図を明らかにするものだ。アガピトは、わずか一年半前彼のクラブへの登場を助けてくれた男を裏切ったのだ。(後略)


書き方も内容もかなり激しいので、でっちあげ文書?と疑う人も多く、私もEl Mundo Deportivoのウェブ・ページを検索しても該当の記事が見つらなかったため、どうなのかなあ?と思っていました。すると記事のスキャン画像がアップされて・・・。どうやら本物の記事のようです。Agapito sentencio a Victor gamba va, calamar viene

ただ内容的にはそれほどびっくりはしないかな。ビクトル・フェルナンデスが解任されて、ダレッサンドロが残った時点で、ああ、クラブはVFよりもダレを選んだんだなとわかっていたから。マジョルカ戦でそれほどまでにダレがやる気がなかったのも当然ですね。これ以上VFの解任が遅れるのも困ったでしょうから。 

でも気がかりなのは、バレンシア戦のときにすでにビクトル・フェルナンデスの解任が決まっていたとして、もしアイマールがそれを知っていたら、手術を受けるという決断をしたのかな、ということ。パブロは間違いなく、クラブを助けたい、VFを助けたい一心で、かなりぎりぎりの中で決断したと思うので、VFがクラブを去ることがわかっていたら、それでもリスクの高い手術を受けたのだろうか・・・。もしかしたら温存治療で二ヵ月休むほうを選んだかもしれない、そんな風に思うととても気が滅入ります。
クラブのことを本当に考えて、自分を犠牲にしている選手が誰なのか、このアガピトという人にわからないならば、そういう人はクラブの代表になるべきでないし、そんな人がいるクラブはアイマールにふさわしくないと思いますね。

この記事が本当だと仮定すると、ダレはどんな気持ちでポンテべドゥラ戦でロス・タイムにゴールを挙げて喜んだみんなを見たのでしょう? 怪我をおして出場したアイマールを見ても平気だったのかな。私はあのとき久しぶりの勝利が本当に嬉しかったんですよね・・・。

明日は国王杯の試合

2008年01月16日 18時05分39秒 | Liga07-08
今日の昼間に国王杯バルサ-セビージャを見たのに(セビージャはあまり調子が良くないですね)、夜にニュースを読むまで、サラゴサも明日水曜日に国王杯ラシン戦があることを忘れていました。

今日火曜日がガリタノ監督の始めての練習の日で(昨日は練習はお休みだったのでしょうか)、すぐに召集リストを発表し、水曜日20時よりラシンとのアウェイ・ゲームです。
召集メンバーは、César, López Vallejo, Diogo, Paredes, Óscar, Ayala, Sergio García, D'Alessandro, Juanfran, Oliveira, Gabi, Pavón, Celades, Zapater, Diego Milito, Sergio Fernández y Chus Herreroの17人。コパは16人のベンチ入りなので、1人はスタジアム観戦です。アイマール、マトゥザレムの他に、リュクサンがオーバーロードで召集外。

予想布陣は・・・練習で、ガリタノはディオゴを一つポジションを上げて、中盤右サイドで使う試みをしました。うーん、新監督というのは新しいアイデアを試してみたくなるものなのでしょうね。ディオゴは、「このポジションはあまり快適じゃない。」と監督に伝えたそうです。ディオゴを前にした場合は、右サイドバックはチュース・エレーロ。左サイドバックはパレデスで、CBはアジャラとセルヒオ・フェルナンデス。
ピボーテはセラデスとサパテルで決定している模様。フォワードはオリベイラは確実で、残りの一つをセルヒオ・ガルシアとディエゴが争うことになりそう。残りは中盤の左サイドですが、なぜかどの新聞にも誰になるのか書いてありません。当然ダレッサンドロ、あるいはオスカルでしょうけれど。(普通に考えたらダレですね。)

ロマレダで1-1だったので、ラシンは0-0でも次のラウンドに進めます。かつホームですから、圧倒的にラシンが有利。相手のマルセリーノ監督に、「ビクトル・フェルナンデスが監督のほうが良かった。どういう風に戦うかわかっているからね。」なんて言われています。そんなに読まれていたのかとちょっと悲しい。そういう意味では、ディオゴが中盤で、蓋を開けてみないとわからないサッカーのほうが良いのか・・・。

サパテルとディエゴが記者会見をしましたが、二人とも「ビクトル・フェルナンデスの解任は公正ではない。ピッチでプレーをしていた選手のほうに責任があるのだから。でも、サッカーとは結果が全てのこういうもの。」と話しています。

この一週間で唯一良かったことと言えば、今日でアイマールが手術をして一週間が経ったということかな。その後のリハビリが順調なのかどうかは、まったく情報がありませんけれどね。土曜日には普通に歩いていたということなので、「そうなんだあ、歩けるものなんだあ。」と少し調べてみたところ、たぶんパブロの受けたのは関節鏡手術というもの。1センチ程度の切開を数箇所に行い、そこからカメラを挿入して内部を観察しながら、特殊な医療器具で手術をするようです。術後の痛みが少ない、傷跡が目立たない、退院が早いというメリットがあるのだとか。そして手術の翌日には普通に歩けるのだそうです。痛みが少ないというのは嬉しいですよね。

ただ復帰の時期については、最近悲観的・・・。ビルバオのジェステの場合、7月24日に手術をして(バルセロナのクガット医師のほうでした)、初めてのベンチ入りが11月4日。この試合では74分からの交代出場。初めての先発出場は11月14日。手術から3ヶ月と20日かかっています。このへんのことを調べるのに、普通のスポーツ・ニュースは全く役に立ちませんでした。Weekly Athletic Club de Bilbao Digest (気まぐれ) というブログを読ませていただいたのですが・・・日本語でビルバオの情報がこんな細かく手に入るなんて驚愕ものです。オフィシャル・ページなどから情報を得ているのかなあ。労力を考えるとすごいと思いつつ、サラゴサ情報ももしかして同じくらいマイナーでしょうか。

ところでジェステなんですけど、先週の国王杯の試合では、全然良くありませんでした。Aupaで採点されるとしたら0が付くかも。スピードは全くなし。週末のセビージャ戦も特に良い動きではなかったけれど、結果は1ゴールと、2点目に繋がる良いパス。スピードは全くなし。フル出場していたので、恥骨炎は治っているのかなあ。でもあんまりにもスピードがないので、もともとそういう選手なのか、やっぱり手術の結果落ちてしまったのか、大変気になったのでした。









VFのさよなら記者会見

2008年01月15日 17時16分01秒 | Liga07-08
ビクトル・フェルナンデスの記者会見を読んでいたら、微妙に居心地の悪さというか、やっぱり上手く行っていなかったのかなあという疑念が。

全部訳すのは大変なので、気になったところだけ挙げて行きますと、
「会長やスポーツ部長としてサラゴサに戻ることはあるけれども、監督としてはもうない。それはとても疲れる仕事だから。」

「サラゴサのファンはとても要求が高いが、私がここに到着して以来驚くほどの愛情を示してくれた。彼らに感謝し、彼らにふさわしいものを与えられなかったことに許しを請いたい。そのことだけが私が残す不満と苦しみだ。」

「私は結果に対して責任を取った。彼らは、結果がクラブの野心的な目標とはかけ離れたものになっているために、私を解任し、それは合理的な理由だ。今がそのときだと彼らは考えたのだ。
私はディレクターたち(首脳陣?)と、クラブとグループの働きについて大なり小なりの面で不一致なことがあるのを知っていた。そしてその食い違いは、悪い結果とともに(解任の)決定を下すのを速めただろう。私は直ちにチャンピオンズ・リーグのクラブ、世界一のクラブになろうとすることに性急さを感じていた。現実には要求された結果は出なかった。」

「希望が理性を上回り、そのために私たちは現実を見失って、グループを評価するときに危険な判断を下すことになった。グループが歴史上ベストなものだったかわからないが、そのことを示さなければならなかった。もちろんグループは良いもので、良い人々、良いプロフェッショナルたちだ。しかし、それは怪我により上手く行かなかったグループで、とても悪い影響があった。違いを生まなければいかなかった二人の選手たち、アイマールとマトゥザレムはそうできなかった。また守備陣でも多くの不運があった。
たぶん私たちは大言壮語をしていたのかもしれない。そしてそれが一層焦りを呼んだのかもしれない。」

ダレッサンドロとの論議について
「命令を下すのはクラブだ。毎日違う事柄について不一致はあったかもしれない。そしてもしかしたらそうした不一致が疲労や結果をもたらすのかもしれない。私のは意見だが、現在と未来の基準を決めるのはクラブだ。私はサラゴサが活躍し、その決定が正しいものであることだけを願っている。」

ダレについては、微妙な発言すぎて何とも・・・。
ただ、Aupaには、昨シーズン、ダレッサンドロのレンタルを決めたのはビクトル・フェルナンデスではなかったことと、今シーズンの始まる前、VFはダレの買取に反対していたという噂が載っています。
以前から、どうしてVFはダレッサンドロとアイマールの二人を取ったんだろう?と疑問だったのですが、ダレはVFの希望ではなかったんですね。冬のマーケットでも、VFはダレをレンタルで出そうとしたのに、アガピト氏が反対したと言われています。←噂ですけれどね。でも、こうしたことが本当ならば、ビクトル・フェルナンデスの解任によりアイマールは苦しい立場になってしまいそう。
はあ・・・。ややっこしいですね。普通のクラブで普通にプレーしているパブロが見たいだけなのに・・・。

そして、理性よりも夢におぼれてしまったという部分。サラゴサの人たちは知りませんが、誰もサラゴサが優勝するだろうなんて思っていなかったですよね。去年は7位と同率ながらも6位、シーズンのかなり長い期間4位または5位を維持していて、最終ポイントもCL圏の4位と4ポイント差。アイマールが言っていたように、少なくともUEFA圏に入ること(5位か6位)、上手く行けばCL圏を狙ういう今季の目標が、それほど現実とかけ離れたものに思えませんでした。それともアイマールの目標はそうだったけれど、クラブの目標は違っていたということでしょうか。VFとしては、目標が高かったので、最初のつまづきで心理的にファンも選手たちも焦ってしまい、冷静に仕事をできなかったということが言いたいのかもしれません。

結果が出なかった原因として、アイマールは名前を挙げられてしまいましたね。すごく責任を感じてしまいそう・・・。実際そのとおりではあるのですが、それでもパブロがどんなに痛みのせいで自分のプレーが出来なかったからといって、失点の多さがリーガ第二位、降格圏まで2ポイントというのは、酷すぎる成績だし、パブロの不調だけではとても説明できないと思います。せめて降格圏ともう少しポイントが開いていれば、ビクトル・フェルナンデスの解任はなかったんじゃないかな。
最大株主のアガピト氏と、今季は昨季ほど話をしていなかったそうで、やはり何かがサラゴサの中でおかしかったのかも。

新監督のガリタノについての追加情報。
契約はとりあえず今年の6月まで。エキポによると、クラブは現ラシン監督のマルセリーノが第一候補で、すでに話もしてサラゴサに来ることになっているため(真偽不明ですが、そう書いてあります)、6ヶ月のみ契約してくれる監督を探していたとのこと。デル・ボスケやイルレタは半年の契約は受けてくれず(そりゃそうです)、それでガリタノになったのだそう。
ガリタノの記者会見を読みましたが、わりとsensibleな受け答えに思えました。バスクの人で、ビルバオが最初のクラブだったらしい。(それで、ビルバオのサッカーという話が出てきたのですね。)




新監督はガリタノ氏

2008年01月15日 04時25分32秒 | Liga07-08
オフィシャルに発表されました。サラゴサの新監督はAnder Garitano氏。(ガリタノ? ガリターノ?)
暫定監督ではなくて、正式な監督だそうです。ただ契約年数などは発表されていません。

私には、一部の監督経験がまったくない、ユース・チームの監督にいきなりリーガ後半戦の指揮を任せるなんて、クレージーとしか思えないのですが・・・。お金がないせいだろうと言われています。

現地では、でも概ね歓迎されている雰囲気でしょうか。若くて(まだ38歳)、野心があること、新しいアイデアがあるだろうこと、クラブのことをよく知っているだろうこと、カンテラから多くの選手を抜擢するだろうこと、などが理由みたい。
未経験さについては、3年前のキケだってそうだったじゃないか、みたいな意見が書かれていました。
うーん、でもキケはあの時点でヘタフェの監督経験があったし、それでもなおバレンシアを指揮するには未経験すぎたと個人的には思うけれどな。
カンテラについても、今季だってレギュラー陣の怪我のためにVFは何人か試合でプレーさせたけれど、全然良いようには思えなかった。カンテラの選手たちが今の危機を救ってくれるなんて、あまりにも楽観的過ぎる考えのような気がします。

ガリターノ氏は、ビルバオのようなサッカーが好みという話も読みました。つまり、とても戦術的に秩序があり、ラインが堅固で、勝ちにこだわる、直線的なサッカー。(この説の真偽は不明です。)
どう考えてもアイマールには合わなさそうなサッカーですね(苦笑)。まあ、今のチームの選手の誰にもあまり合わなさそうですけれど。

VFの解任と、後任監督などについて

2008年01月14日 17時07分38秒 | Liga07-08
毎週毎週辛いことばかりで・・・。

サラゴサのニュースを書くのが嫌になっていたので、アイマールがリハビリ中はあまり書かなくてすむことにほっとしていたのですが、今日ばかりは書かないと駄目ですね。

2-2で終わったマジョルカ戦終了後にクラブの首脳陣が集まって討議。このへんから、Aupaに情報が伝わり、「留任」と「解任」の両方の噂が乱れ飛びました。どう考えても切迫した状況で、Aupaが重かったために、定期的にMarcaをチェックしていたところ、ついに「ビクトル・フェルナンデスを解任」の記事が・・・。先週「アイマール手術」の見出しをAupaで見たときも頭が真っ白になりましたが、今回も同じくらいのショック。

どうやらマジョルカ戦の後半の試合内容が非常に悪かったよう。前半17分に先制されたもののディエゴの2ゴールで逆転、2-1で後半に入りましたが、二部降格が現実のものに感じられるほど後半は悲惨な内容だったみたいです。リュクサンが怪我で後半最初からオスカルが入ったせいか、中盤が機能せず、またいつもどおり守備もぼろぼろ。
これで9試合勝利がなく、また降格圏からわずか2ポイント。2001-2シーズンに降格したときの前半戦のポイント(23)よりも更に1点少ない22ポイントしかありません。
こうした状況から、バンドゥレス会長はビクトル・フェルナンデスをとうとう解任。
「ビクトル・フェルナンデスのレアル・サラゴサとのプロフェッショナルな、そしてパーソナルな関係から、これは両者にとって難しく、また非常に苦しい決定だった。しかし最近のチームの結果から必要な処置だったと理解している。」

後任は、今日発表になりますが、たぶん暫定的にはAnder Garitanoという人。1996年から2002年までサラゴサの選手だった人で、現在はユース・チームの監督をしているそうです。クラブの本命は、デル・ボスケだと言われていますが、デル・ボスケはルイス・アラゴネスの後任としてユーロ後のスペイン代表監督の候補にもなっているために、難しいかもしれません。
ガリターノのほうは、サラゴサのOBで、若くて野心的な監督ということで、サラゴサの人たちには人気があるみたい。(んー、誰かに似ているような。)
その他に挙がっている名前は、イルレタ、ハビエル・クレメンテ、ルイス・フェルナンデスなど。

初めてチャンピオンズ・リーグを見始めたときのマドリードの監督がデル・ボスケだったので、悪い印象はありませんが・・・。
でも、誰が新しい監督になるにしろ、VFの解任がアイマールにとってものすごくまずい事態ですよね。だってパブロはVFに誘われたからサラゴサに来たのであって、ビクトル・フェルナンデスがいなくなってしまったら、サラゴサにいる意味がないもの。更に最悪なのは、手術の後のリハビリ中であること。アイマールのことを知らない監督が来るわけですから、例え回復したとしても使ってもらえるか全く不透明です。きっとパブロは、焦って回復を急ごうとするでしょうし、どう考えても落ち着いてリハビリに取り組む状況ではないです(涙)。この前フィジカル・トレーナーやセラピストのことが書いてありましたけれど、あの人たちもVFと一緒にいなくなってしまうのでしょうか? リハビリ・プランはどうなるのでしょう? 本当に絶望的な状況ですよね。

人の人生のことながら、アイマールの人生がここまで苦労の連続になるなんて、どうしても信じられません。今季の初めに、誰かが「アイマールは恥骨炎が再発して苦しみぬいた挙句に手術をして、その間にVFが解任になるよ。」なんて予想していたとしたら、「いくらなんでもそこまで最悪なことが起こるわけないじゃん。」と答えたと思うんです。それなのに・・・。悪夢を見ているようです。更に最悪なことがまだあって・・・もう不吉なことしか思い浮かびませんね。

アイマール自身は、ビクトル・フェルナンデスを助けることができなくて、ものすごく責任を感じていると思います。(どんなにかショックでしょう・・・。) でも、VFが声を掛けて連れてきた選手たちは他にもピッチにいたわけで(フアンフラン、ディオゴ、リュクサン、アジャラ・・・)、みんなもう少し頑張れなかったのかなあ。頑張れないのは、何が悪いのか・・・わかりません。そういえば後半21分にダレッサンドロが交代出場しましたが、やる気の全くみられないプレーで、さすがのサラゴサ・ファンもかなり怒っています。ダレにしたら、VFが解任されるほうがいいわけですから、当然の態度なのでしょうけれど。(でもラニエリのとき、パブロは出た試合では全部がんばっていたっけ。)

月曜日VFは練習場に行って、チームの皆に最後の挨拶、そして記者会見をする予定です。
マジョルカ戦をガビー・ミリートが見に来ていましたが、結果的にVFの最後の試合を見ることになってしまいました。クアルテーロ、ヘネレーロと並んで見ていたそうですが、アイマールの名前がなかったので、パブロはスタジアムでは観戦しなかったのかも。まだ手術直後ですし。
とにかく、今日は悲痛な一日でした。(カリフォルニアでは、朝試合、お昼にVF解任決定、午後呆然・・・で日曜日が終わってしまった。)

ビクトル・フェルナンデス解任

2008年01月14日 06時19分38秒 | Liga07-08
試合直後からずっと首脳陣の話し合いが続けられていたみたいなのですが、今Marcaには解任決定と出ました。

どうやら正式に解任みたいです。

今日の試合とか(先制され、ディエゴの2ゴールで勝ち越したのに、後半に追いつかれた)、VFの責任なのでしょうか・・・。

後任などはまだ発表されていない様子。
毎週恐ろしくショックなことが続いて、絶望的になってしまいます。

最後の10~12試合をプレーしたい

2008年01月13日 17時18分51秒 | Liga07-08
アイマールはリハビリの前にか後にかわかりませんが、記者につかまって質問に答えた模様。AragonTVニュースでもその様子は流れたようですが、ここでは相変わらず繋がらないのでパブロの様子を見れませんでした。写真もないしね(ぶつぶつ)。話した内容は、ペリオディコにだけ短く載っています。



火曜日の恥骨炎の手術後のリハビリにすでに入っているカイは、復帰についてとても楽観的だった。
「最終盤の何試合かをプレーしたいと願っているし、期待している、最後の2試合ではなく10試合か12試合をね。それが達成するように予想され、願っている期間だ。」
アイマールは復帰の日を3月9日か16日、アトレティコ戦かビジャレアル戦と定めた。とはいえ、彼のコンディションと調子を見る必要があるだろう。

「何もかも上手く行っているよ、最初の数日は期待よりもいいくらいだ。これから大事なのは、良いリハビリをして早く戻ること。」とアイマールは言った。また彼は、シーズンの半分で手術をすることに決めた理由も説明した。
「もうほとんど全てのことを試した。ただ一つだけ試していなかったのは、長い期間プレーを止めることだけれど、それだと手術の後でロスする期間と変わらないために、そのオプションは考えなかった。正しい決断だったと信じている。」

"Quiero y espero jugar varios partidos en la recta final, no dos sino los 10 o 12 últimos. Eso son los plazos previstos y deseo cumplirlos".
"Todo está marchando bien, bastante mejor de lo esperado, en estos primeros días. Ahora lo importante es hacer bien la rehabilitación y volver cuanto antes".
"Había probado ya casi todo. Lo único que no había probado era parar un tiempo prolongado, pero era similar a la baja tras ser operado. Así que no me lo pensé y creo que ha sido la decisión acertada".


いつもと同じく、前向きで意欲満々のアイマールです。本当にパブロって、小さい体に似合わず、そして顔にも似合わず、強いですよね(驚愕)。ただその強い意志に体が付いていかないことも多くて、それが心配。今回も、目標の日にちに向けて努力するのはとてもいいと思うけれど、あまりそれにとらわれずに、あくまでも回復具合を見ながらの復帰にしてほしいな。ビルバオのジェステも当初は8週間の予定でしたが、復帰まで3ヶ月以上かかっています。この部分の手術後のリハビリは一筋縄では行かないようなので・・・。

さて日曜日は、17時よりロマレダでのホーム・ゲームです。相手はポイントが21ポイントで並んでいるマジョルカ。当然両チームともに降格圏からわずか3ポイントしか離れていません。前半戦最後のこの試合、サラゴサは本当に本当に本当に勝たないとまずいです。最近プレー内容はましになってきているのに、失点の多さは相変わらずで勝てないんですよねえ。なんとついに失点はレバンテに次いでリーガ2位になってしまいました。これでは勝てるわけがない・・・。 

VFの記者会見を読んだら、
「良い試合ができているときは、プランをあまり替えずに、同じものを繰り返すという考え方だ。幸いにも我々はスタイルを変えずに選手を変えることができる。」
と言っているので、セルヒオ・フェルナンデス(レッド・カードで出場停止)のところにパボン、怪我の治ったセサールがGKに復帰する以外は、マドリード戦と同じメンバーかと思われます。VFは後半から試合の流れを変えるためにオスカルまたはダレッサンドロを考えている模様。

アイマールに一勝をプレゼントできますように・・・。



リハビリを始めたはず

2008年01月12日 16時33分58秒 | Liga07-08
今日金曜日からアイマールはリハビリを始めたはずですが・・・写真も記事もないので詳細はわかりません。お昼のAragonTVニュースを見ようとしたら繋がらないし。このしょっちゅう繋がらなくなる状態ってどうにかならないんでしょうか?? どちらにしろニュースには取り上げられなかったでしょうけれどね。髄膜炎から退院して練習に復帰したときは、オフィシャルに写真がたくさん載って嬉しかったっけ・・・。

昨日エキポに載ったリハビリについての記事です。Aimar empieza hoy


アイマールは今日から始める

カイはギジェン医師が定めた6週間のうちに回復するという目標と共にリハビリを始める

手術から二日足らずで、パブロ・アイマールはリハビリを始める。アルゼンチン人は今日からリーガへの復帰のカウントダウンを始め、クラブのフィジカルセラピストのミケル・ロマンと常に会話をしながら、ギジェン医師が決めたリハビリ・プランをこなしていく。サッカー選手のリハビリは段階的なもので、まずは手術により影響を受けた箇所の改善から始まる。傷跡のケアー、そして手術で切断された筋肉繊維の配置を戻すことが行われるだろう。
それから、フィジカルセラピストたちは、均等な運動と補助的な動き(短い動きと受身な動き)を、内転筋を働かせ、かつ筋肉のその他の部分のメンテナンスを取り残さないように、組み合わせなければならない。そのために三週目にアイマールは自転車での練習を始め、ジムの器具で影響を受けなかった筋肉のトレーニングができると予想されている。
次のステップは、内転筋と下腹部に負担をかけることで、また別のシリーズの運動となる。もし全てが順調で問題が起こらなければ、アイマールは3月の始めにサッカー・スパイクを履き、フィジカル・トレーナーが試合に参加する許可を出すことを期待できるだろう。選手は多くの希望を抱いていて、彼が手術を主張した主な理由は、今シーズンの終盤でチームを助けるためだった。実際、クガット医師は今シーズンが終わってからの手術を薦めたが、選手は今すぐの治療を希望した。


最後のクガット医師というのは、ギジェン医師の間違いではなく、バルセロナのクガット医師? だとしたらクガット医師も結局は手術を薦めていたんですね。少し安心。どのお医者さんも手術に反対だったのかなと思っていたので。

でも上の記事を読んで、リハビリが難しそうでため息が出ました。考えたら、外科の手術をして二ヵ月も経たないうちに、プロのサッカーの試合に出るなんて、無謀のような気がします。とにかく慎重に、決して焦らないで。

サラゴサのフィジカル・セラピストたちを信じるしかないわけですが、とっても不安です。マトゥザレムだって、当初は二ヵ月の離脱と言われていました。怪我をしたのは9月26日ですから、もう三ヶ月以上経っているのにまだ復帰できません。まあ、どこのチームでもメディカル部門への不満というのは大なり小なりあるとは思いますが。

そんなわけで、決していつものような時期尚早な復帰はしないでほしいです。ただ、いくら調子が悪くても常に試合に出る可能性はあったこれまでと比べて、パブロが絶対に試合に出ないことがわかっているこれからの月日は、ブログを書いていく上ではかなり耐え難いものになりそう(涙)。毎日のリハビリのメニューでも教えてもらえれば、少なくとも毎日それを書いていられるから(例え毎日同じことでも)充分我慢できるけれど、あのオフィシャルがそんなことするはずもありません。でも一日数十分のことですし、アイマールとリハビリをするつもりになって、いつものようなブログ書きを一応トライしてみようかな。それで一日一日が過ぎていって、今は想像を絶するくらい先の話ですが、パブロが復帰する日が来たらものすごく嬉しいでしょうね・・・。とりあえず、今日はリハビリ一日目が終わりました。痛みなどがあまりありませんように。(スペインはもう土曜日の朝かな。)

最近、サラゴサのニュースを書いていませんが、ペリオディコにセルヒオ・ガルシアがバレンシアに狙われていると書いてあるのを読んで、超憂鬱になりました。

Asのインタビュー、手術の後で

2008年01月11日 18時01分22秒 | インタビュー(Entrevista)
右の写真は、今のものではないです。去年の3月のもの。ヤッフーの「アイマールはサラゴサに戻った」という記事に付いていたのですが、こういう写真を撮ってあったなら、今頃ではなく、この記者会見のときの記事に付けて欲しかったですよね。

昨日見落としていたエキポの記事があったので、昼間に訳したんですけれど、今見たらAsがパブロから短い談話を取っていますね。そしてエキポにはリハビリの内容についての記事(読んだだけで大変そうでため息が出ました)。一度には訳せないので、今日はAsの記事のほうを載せます。

Marcaには手術について短い記事が載ったのに、Asにはまったく記事が載らなくて、「親しい記者さんがいそうなのに、なんで?!」と不思議に思っていたら、Asはサラゴサの自宅に戻ったパブロに独占インタビューをしたそうです。といっても、相変わらずパブロは一切弱音を言わず、普通のことしか話していません。



彼の内気な微笑がque llevaba en cuarentena algún tiempo, demasiado, (←のっけからよくわからない・・・)戻った。パブロ・アイマールは、代理人で友人でもあるマティアス・アルダオに付き添われて、楽観的な気持ちでサラゴサに戻った。カイはマドリードのCemtro Clinicを朝出発し、昼に自宅に到着して家族との再会を果たした、耐え難く巨大な重しを振り払って。Asは昨日の午後独占的にパブロと話すことができた。
「Bien, bien. 僕は手術を無事終えてとても満足しているよ。今のところ何もかも順調に行っている。」

アイマールは火曜日にギジェン医師により恥骨炎の手術を受けた。手術はわずか45分足らずで終わり、素晴らしい出来栄えだった。最も損なわれていた右内転筋を切り、恥骨に穴を空けたギジェン医師は「アイマールはベストな状態に戻るだろう。」と確認した。いつも慎重なアルゼンチン人は、昨日希望の微笑を浮かべるに留めて、言った、「そうだといいね! 早く回復して、チームを助けたいと願っているよ。」

何人かの専門医を訪れ、最後の手段として12月にクガット医師が作成した特別プランに従った後で、アイマールはただ一つの可能な解決策として手術室を選んだ。彼は願っていたが不可能だった、恥骨が彼のサッカーを完全に消し去ってしまったのだ。
「それは考えてきた決断で、そうしなければならなかった、僕には他のオプションは残されていなかった。」とパブロは説明した。サラゴサの無条件のファンはラシン戦を見ることができなかった。病院は結局病院にすぎない、それが最高のものであったとしても。しかし彼は耳を澄ませてCemtro Clinicの病室のベッドからチームメートの運命を追った。

リハビリ

アイマールは昨日の朝ギジェン医師の診察を受け、退院許可を得て、サラゴサに戻った。今日には練習場に行き、メディカルの専門家から6週間から8週間とされている回復のためのプロセスを始める。
「そういうことを知っている医師たちは、手術に満足して、回復は良いもので早いだろうと考えいている。もちろん僕もそれを期待している。」とパブロは確認した。何よりも彼は、あの耐え難い痛みに鞭打たれることなく、サッカーを楽しめることを願っている。
「今、当然のことだけれど、道は困難だ。この部分を少しずつ動かすことから始めて、忍耐強く処置を受ける必要がある。」とアイマールは言った。チームのフィジカル・セラピストたち、ロマンとロルダンがいつにもまして、リハビリの次の数週間、彼の守護天使となるだろう。リハビリは常にビジャヌエーバ医師の直接の監督下にあり、またギジェン医師からの注意も払われる。フィジカル・トレーナーのウビエトはアイマールの回復の仕上げをするだろう。今から約二ヵ月後、あるいはパブロの軽い体格と彼の意思を考えると、もっと少ないかもしれない。偉大なアイマールの復活が始まった。


なぜかわからないけれど、胸が痛みます・・・。

エキポの記事にも出ているのですが、リハビリが複雑そうで、サラゴサのフィジカル・セラピストたちがちゃんとやってくれるのかとても心配。(だって今までにこんなリハビリをした経験ないでしょうし・・・。) 細心の注意を払って、パブロを助けてあげてほしい。

病室からラジオを聞くのって、髄膜炎のときもそうでしたよね。マドリードまでエブロ・ラジオの周波は入るのかな。昨日はPCではエブロ・ラジオは聞けませんでした。
PKのコールを聞いて、「Oh my god!」と思ったに違いない。(スペイン語でなんて言うのか知りませんが。)

As "Estoy muy contento" 2008.1.11

2008年01月11日 18時00分57秒 | インタビュー(Entrevista)
"Estoy muy contento, todo va lo mejor posible"
Tras ser operado en la Clínica Cemtro de Madrid el pasado martes de su lesión de pubis por el doctor Guillén, Pablo Aimar volvió ayer a Zaragoza y hoy inicia su rehabilitación. El Cai tiene por delante entre seis y ocho semanas hasta su vuelta a la competición. AS habló ayer con él.

Esa tímida sonrisa tan suya, que llevaba en cuarentena algún tiempo, demasiado, ha vuelto. Pablo Aimar regresó ayer a Zaragoza, acompañado por su representante y amigo Matías Aldao, subido en una ola de optimismo. El Cai abandonó la Clínica Cemtro de Madrid por la mañana y llegó a su casa a mediodía para reunirse con su familia habiéndose sacudido una losa insoportable y dilatada. AS pudo hablar en exclusiva con Pablo durante la tarde de ayer y pulsar su estado de ánimo: "Bien, bien. Estoy muy contento por cómo salió la operación, por ahora todo va de la mejor forma posible".

Aimar fue operado por el doctor Guillén el pasado martes de una osteopatía de pubis. La intervención duró apenas 45 minutos y se resolvió de manera inmejorable. Guillén, quien le practicó una sección del aductor derecho, el más castigado, y perforaciones en el pubis, no dudó en afirmar tras la intervención que "Aimar volverá a su mejor nivel". El argentino, siempre prudente, se limitó ayer a lanzar una sonrisa de esperanza y un "¡ojalá! Espero recuperarme pronto y ayudar al equipo".

Tras acudir a diferentes especialistas y tomarse el plan específico elaborado por el doctor Cugat en diciembre como última oportunidad, Aimar optó por el quirófano como única salida posible. Él quería pero no podía, el pubis difuminaba por completo su fútbol. "Era una decisión que venía pensando y que había que tomar, no me quedaba otra opción", explicó Pablo. Hincha incondicional del Zaragoza, no pudo ver el encuentro frente al Racing. Los hospitales son los hospitales, aunque sean los mejores. Pero afinó el oído para seguir las andanzas de sus compañeros desde la cama de su habitación en la Clínica Cemtro.

Rehabilitación. Aimar fue examinado por Guillén ayer por la mañana, recibió el alta y volvió a Zaragoza. Hoy ya acudirá a la Ciudad Deportiva para comenzar su proceso de recuperación, el cual ha sido enfocado por los expertos médicos entre seis y ocho semanas. "Los médicos, que son los que saben, salieron muy satisfechos de la operación y creen que la recuperación será buena y rápida. Eso espero yo también, claro", afirmó Pablo. Por encima de todo, desea que sea definitiva y poder disfrutar jugando al fútbol sin ser azotado por ese insoportable dolor.

"Ahora, como es lógico, camino con dificultad. Hay que empezar a movilizar la zona poco a poco y realizar el tratamiento con paciencia", comentó Aimar. Los fisioterapeutas del primer equipo, Míchel Román y Jerónimo Roldán, serán sus ángeles de la guarda más que nunca durante las próximas semanas en la rehabilitación, siempre bajo la supervisión directa del doctor Villanueva y la atención desde la distancia de Guillén. Andrés Ubieto, preparador físico, guiará los progresos de Aimar hacia su puesta a punto. Unos dos meses distan hasta entonces, quizá menos dados el físico liviano de Pablo y su voluntad. El principio del regreso del gran Aimar ha comenzado.


アイマール、退院

2008年01月11日 02時38分35秒 | Liga07-08
オフィシャルに短~い告知が出ました。

木曜日に退院して、サラゴサに戻ってきたそうです。ほっ。
自宅に戻れるのはさぞ嬉しいことでしょう。

「アイマールは直ちに集中的で段階的なリハビリ運動を始める。」と書いてあります。焦らず無理せずに頑張ってほしいものです。
Pablo Aimar inicia sus ejercicios de rehabilitación

Tras la operación de osteopatía de pubis realizada el martes en Madrid, Pablo Aimar ha regresado este jueves a Zaragoza.
Aimar inicia inmediatamente los ejercicios intensos y progresivos de rehabilitación.

何もニュースがなくて

2008年01月10日 17時56分58秒 | Liga07-08
今日はどこにも何にもニュースがないので、手術後の経過がどうなのか全くわかりません。せめてオフィシャルは経過を知らせてくれないと・・・。髄膜炎のときは、一応公式発表があったし、どちらにしろ毎日のように報道があったから、安心できたのに。ま、サラゴサの人たちはあまり関心がないんでしょう。この調子があと6週間も8週間も続くのかと思うと、ぞっとします。そして、木曜日に退院するのかしないのかも、不明です。

今日国王杯の試合がありましたが、クアルテーロ、マトゥザレム、へネレーロが怪我をしたときには「がんばれ!」メッセージ入りTシャツを選手たちが着て励ましたのに、今日は何もありませんでした。まあアイマールはそういうのは恥ずかしいだろうからやってほしくないでしょうけれど、やっぱり少し淋しい。良い方に考えれば、アラゴンTVでしか放送しない試合ではなく、パブロが見れる今週末の試合で着てくれるとか? どうだか。

あまりにもニュースがないので検索をかけたら、2005年4月頃にバレンシアで恥骨炎が再発したときの記事が引っかかりました。読んでみたら、このときもパブロは手術の可能性を考えていたようなんですね。「手術はもうすぐ近くまで来ている。」という表現があります。知らなかった。結局このときは手術は回避できましたが、今思えばこのときやってしまったほうが良かったのか・・・わかりません。苦しみを長引かせただけなのかもしれないし、この二年半の間、中には良いプレーもあったから、それができたのは手術を避けていたからなのかもしれないし。

国王杯のラシン戦は、1-1のエンパテ。はあ・・・。
前半21分のオリベイラのゴールで75分まで1-0とリードしていたのですが、お約束のようにカウンター攻撃にあってセルヒオ・フェルナンデスがPKを献上。ガライにPKを決められ、引き分けです。セルヒオ・フェルナンデスはロハで退場。

試合内容はサラゴサも悪くはなかったようなんですが、引き分けてしまっては・・・。アウェイで勝てないのに、ホームでこのスコアということは、自動的にもう国王杯は終わりということですか?! 次は2-2を目指すしかないわけですね。

途中出場でダレッサンドロがプレーしてとても良かったそうです。これまでの態度を改めるとVFに言ったとか言わないとか。(すみません、はっきりしなくて。)ガビやオスカルよりも良いことは確かなので、VFはここはチームのためと割り切って使うべきだし、きっと使うでしょう。そしてアンクエスチョナブルな座を勝ち取ったダレは、シーズン終盤チームに戻ってきたアイマールとまた喧嘩をするのか・・・。二人の共存にあまり希望を持てない私です。VFがそのへんを上手くやってくれることを期待していたのに、全然駄目みたいですしね。ダレはやる気を失い、パブロは無理をしすぎて体を壊す・・・考えてみれば最悪なこの数ヶ月でした。

回復期間は6週間から8週間

2008年01月09日 17時35分31秒 | Liga07-08
本当に手術をしてしまったんだなあと、悲しいような、信じられないような、呆然としたような気持ちです。もう後を振り返っても仕方がない、前を向いて、リハビリに励むパブロを応援しようと思いつつも、不安で一杯の自分がいて。今までだってパブロを応援していて信じられないくらい辛いことはたくさんあったけれど、今回のはまた全然違う(そして今までよりも大きい)辛さなんですよね。なぜだろう? 自分でもいろいろ考えたのですが、今日は疲れたのでまた明日書きます。

アイマールのニュースだけ。
上の写真が、パブロの入院している病院です。それだけのために載せてみました。綺麗そうですね。

ギレン医師の話の内容は:
「右の部分については、彼に全てのことを実施し、左部分では内転筋を切るだけだった、なぜならそこはほとんど痛みがなかったから。
手術は大変上手く行った。怪我の程度により、その他の部分での処置が多かれ少なかれ必要になるものだが、ほとんどそのような怪我はなかったために、左内転筋を切るだけですんだ。
ビジャヌエーバ医師とも話したが、そう、6週間から8週間の間には彼はプレーをできるようになるだろう。」

"En la parte derecha le hemos hecho todos los pasos y en la parte izquierda nada más que la sección del adductor, porque le dolía muy poco.
La intervención ha ido muy bien. Se pueden hacer más o menos pasos en uno u otro lugar dependiendo de las lesiones que se encuentren, pero hemos encontrado muy poca lesión y por eso solo hemos cortado el adductor izquierdo. Hemos hablado Jesús Villanueva y yo y vamos ver si entre seis y ocho semanas puede estar jugando".

右は恥骨炎の手術をして、左は内転筋を切るだけだったということですね? てっきり右足部分だけだと思っていたのに、左も処置をしたんだ・・・。これで恥骨の痛みがなくなってくれれば本当にいいのですが(祈)。

パブロは水曜日から理学療法を受けて回復のためのセッションを始め、特に問題がなければ木曜日に退院してサラゴサに戻る予定です。
エキポはいきなり、アイマールの復帰の目標を3月9日のロマレダでのアトレティコ戦などとしていますが、気が早すぎ。そんな目標を立てたら、パブロは恐ろしく真面目な人なんで、また無理なことをしちゃうじゃないですか。英文のサイトに「焦ってスポーツに復帰することは、永久的なダメージを与える。」と書いてありましたよ~。サラゴサのメディカル部門には、怒ってでもいいから、パブロに無理をさせないように徹底してほしいものです。
サラゴサのフィジコたちは、恥骨炎の手術の後のリハビリの知識は大丈夫なのかなあ。彼らにはこの一年半ですごく不信感を抱いてしまいました。ギレン医師のスタッフから指導を受けているといいけれど。

右はパブロのお見舞いに病院を訪れるミスタ。Thanks... まだ外が明るいところから見ると、手術が終わった直後かもしれませんね。
お見舞いと言えば、ついこの間、2007年は久しぶりに入院しなくてすんだ年だったなあと思ったんですよね。それが2008年早々・・・。アイマールの小柄な体に苦難は何度も何度も降りかかりますが、今度もどうかそれに打ち勝つことができますように。

ところで、サラゴサは明日国王杯の試合があります。相手はラシン。ディエゴが内転筋の違和感(! なんで誰も彼もこれに?!)のために出場が微妙。ダレッサンドロが4試合ぶりに召集メンバーに入っています。
放送はネットでもないみたい。GolTVは国王杯4試合を放送、ビルバオ-エスパニョールまで放送します。7月に恥骨炎の手術をしたジュステの様子をチェックしたいので、試合を見てみようかな。