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35節の結果と、私のアジャラさんのゴールそのとき

2008年05月05日 16時38分39秒 | Liga07-08
ムルシアの降格が決定(ファンの気持ちがわかるだけに胸が痛みますね。でもそれは偽善的な気持ちなんでしょうけれど。)。その他のサラゴサと降格を巡るライバルたちもみんな負けてくれました。ただ、オサスナを除いてみんなアウェイだったんですよね。ある意味当然な結果であって、次節はサラゴサがアウェイで逆の立場になるわけですから、現状維持をしているだけだとも言えます。オサスナも録画をちらっと見ただけですが、二部に行くようなチームではないような気がしますよね。
その中でもバレンシアが負けてしまったのは、うーん、サラゴサにとってはあまり良くない結果じゃないかなあ。彼らにとって次のメスタージャが必勝になってしまったわけですから。バレンシアの監督の話を読んだら、バルサ戦前半で3-0とリードされたために、すでにハーフ・タイム中に水曜日のサラゴサ戦に備えてバルサ戦は捨て、選手を温存することに決めたのだそうです。はあ~。サラゴサの選手たちは昨日94分間で死力を尽くしてしまいましたからねえ・・・フィジカル・コンディションが心配です。モラル的には上がっていると思いますが。

そのバレンシア戦へのメンバーですが、ディエゴ・ミリートは疲労と双子筋の違和感のために出場が微妙です。そのためにセルヒオ・ガルシアがFWに戻り、右サイドにオスカルの可能性。ペリオディコは「Pablo Aimar también acabó el choque liguero con el Deportivo con síntomas evidentes de cansancio, (アイマールも明らかに疲労している様子でデポル戦を終えた。)」と書いていますが、一応水曜日までには回復できる見込みで、左サイドとなる予定。サパテル、セルヒオ・フェルナンデス、セラデスのところはそれぞれディオゴ、チュース、ガビとなりそう。
11人中4人ものメンバーの変更というのはかなり厳しいです。とりわけ、ディオゴが心配・・・。Aupaでも多くの人が「Diogo, no!」と言っていて、バレロというカンテラの選手のほうを推しています。可哀想なんですが、あれだけ集中力の欠けたプレーを何度も見せられるとね。これをバネに奮起して頑張ってほしいものです。

ディエゴ・ミリートがいないなら、こんな布陣は?とJoan Carlesさんが提案しているのがこちら:

----------Caesar
Diogo/Valero-Ayala-Chus-Paredes
--------Luccin-Matu
Gabi------Aimar-----Sergar
----------Oliveira

私もこれがいいと思うなあ。サイドで真面目に守備をこなして疲れ果てているパブロを見るのが辛いから。実際にはそのパブロの守備がチームに必要でもあるので、たぶんいつもの4-4-2なのでしょうけれど。

日曜日チームはロマレダで練習をしましたが、100人以上のファンが練習を見に行きました。(AragonTVニュースには映像がなかったです。)
チームは月曜日はサラゴサで練習し、火曜日の朝にバレンシアに移動、夕方にバレンシアのもしかしたらパテルナで練習するかもしれないそうです。

アジャラさんの感動的な記者会見もありました。昨晩は興奮のあまり朝の4時になっても寝れないでいたそうです!一番印象的で胸が痛んだのは涙の理由を説明した部分。
「それは今の状況から。レアル・サラゴサには他の目標があったのに、今我々は想像もしなかった戦いをしている。ゴールはその苦しみと緊張を前にして安堵だった。グループとしても個人としても、物事は上手く行っていない。」
何度も書いているけれど、この状況が一番悔しく苦しいのは選手たちだよねえと改めて思ったのでした。

Aupaの例の「アジャラのゴールの瞬間をこんな風に体験しました」スレッドに120以上の書き込みが寄せられていますね。
私はですね、カリフォルニアの明るい午後。リビングでソファに座って見ていたのですが、電話がかかってきてアイマールの交代の瞬間を見逃しました。知り合いのアメリカ人からでしたが、私の英語の返事は完全にしどろもどろ、それどころじゃないのという感じ。お願い、こんなときに電話をかけないでえぇぇ!! そして、パブロもいなくなってしまったので、呆然としたまま試合を見つめ、ロス・タイム、座っていられなくてなぜか立っていました。GolTVのEnglish commentaryが「これが最後のプレーとなるでしょう。」と言ったマトゥのフリー・キック、ほぼ絶望していました。だからセルヒオ・ガルシアが折り返して、アジャラの触ったボールがスロー・モーションのようにネットに転がり込むのを見たときは、「うわあぁぁ、入ったあぁぁぁ!!!!」。スタジアムで見ていた人は、審判がゴールを認めるのが遅かったそうで、すごく心配して審判のほうをじっと見たそうですが、私は全然気が付かずすぐに喜んでいました(笑)。だって実況のイギリス人も即「What a dramatic ending!」と叫んでいましたし。

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4 Comments

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まさに! (たまま)
2008-05-05 22:02:38
ドラマチック エンディングぅ~。(←ただいま日本では『エド・はるみ』という人の『・・・グぅ~』が流行っています)でした。
あ~バレンシア戦・・寿命が縮まりそうなドキドキ感。しおんさんと離れていてもこの一体感?ごめんなさい、勝手に。でも・・一緒にがんばりましょう。・・?
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my case (pris)
2008-05-05 23:30:20
日本では朝の5時。いつもより1時間早く起きて、試合を見始めました。
もどかしい展開にうなりつつ、観戦。ハーフにはなんだかすでにげっそりして、トイレ休憩。
パブロも交代してしまい(お疲れさま)、エンパテ?といういやーな予感がしつつ、真っ正面から見られずブランケットを顔半分かぶって横目で観戦。
そうこうするうち、ロスタイム。そこに、夫が「犬の散歩に行くぞ~」と起きてきたので(うちの日課です)、しぶしぶぐずぐずと準備を始め、「ああ、このセットプレイで終了だなぁ。」と見てたら、、、、ななななんと!!!!!!
「入った!?入った、入ったー!ちょちょちょ、ちょっと!か、勝った!!勝った!」「ああ、そう。良かったね♪」「うん!」
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たままさん、 (しおん)
2008-05-06 08:16:49
アイマールを応援していて、もう確実に5年ぐらいは寿命が縮まっているような気がするのですが~。健康のためにはもう止めたほうがいいんじゃ?とこの頃本気で思いますよ(苦笑)。でも、5年アイマールを応援していて、5年寿命が縮まったとは言わないか、それは普通に年を取っただけ?! 

サラゴサなんて小さいチームを応援している人は(日本では)少ないと思うので、一体感湧きますよねえ。(昔からのファンの人たちにどやされそう。)

ただバレンシア戦は厳しいと思います。普通に考えて負けるんじゃないかな。また降格圏に入ってもパニックにならず落ち着かなくちゃ(覚悟)。
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prisさん、 (しおん)
2008-05-06 08:25:34
prisさんのケース、ありがとうございます! ブランケットをかぶりながらの観戦、想像すると可愛いです♪ Aupaのを読むとみんな、膝をついて泣いたとか(これが一番多い)、声の限り「gooooool!!!」と叫んだとか、そのへんのものを投げたとか、ひたすら友達とハグとか・・・やっぱりスペイン人は派手です(笑)。
私はあの後、GolTVの放送がすぐに終わってしまったので、かなり消化不良でした。もっと余韻を楽しみたかったなあ。その頃prisさんは勝利をかみ締めながら犬と朝の散歩をされていたんですね。
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