日本食レストランを始めアジア系の商店が軒を並べるオペラ座周辺のサン・タンヌ通り(rue Saint-Anne)は、パリに住む日本人にとってはとっても貴重な場所。もちろん観光で訪れる人にとっても。
アジア系の食材・日本の調味料などはいつもこの日本人街で調達しています。
何件かあるアジア系食料品店の中でもっとも多く利用するのが、韓国スーパーのKマート。
年中無休で、日本のコンビニっぽい雰囲気。ここは韓国と日本の両方の食材を扱っているだけでなく、フランスのスーパーではあまり売っていない牛や豚の薄切り肉や、刺身用の柵も買えるのから嬉しい。
白菜キムチ 豚肩と牛肩の薄切り肉
今日はBOOK-OFFに寄った後ぶらぶらとこの辺りを散歩して、最後にKマートへ。
「生姜と、薄切りのお肉を買わなきゃ、他にもいろいろ見たいし・・・」ということで。
つい先日友人と韓国レストランでランチしたばかりだというのに、いやそれがいけなかったのか、無性にまた食べたくなってしまい、思わずキムチを手に取ってしまいました。(フランス人の彼は辛いものが大の苦手なので、私ひとりで食べよ~♪)
帰りがけに、店内のイート・インコーナーのお弁当類を覗いてみると、今日も美味しそうなお寿司や日韓のお弁当が・・・・ 「あ~~~今日の夜はビビンバ食べたいっ!!」「辛いコチュジャンさえ取り除けば彼も食べられるよね。」と、ビビンバを二つ手に取って笑顔でレジに向かいました。
帰り道、RER(高速鉄道)の中で、「夕飯は韓国料理だからね~♪」と、彼にしっかりメールで報告。
夜、彼が帰ってきて、ご飯を温め直し、コチュジャンを取り除いたナムルをご飯にのせて、
私 : 「よ~く混ぜ混ぜしてから食べてね」
一口食べるなり
彼: 「辛~~~~~~~~~っ!!!」
私 : 「え゛~~~!!!ごめんっ!!!」
コチュジャンがけっこう残っていたみたい・・・
彼 : 「でも、美味しいよ」「うぅ・・・やっぱ辛~~~~~~~っい!!」「でも美味しい」「辛いっ!!」「でも美味しい」「やっぱ、辛っ・・・」
と、食べ終わるまで繰り返しずっと叫んでいた彼でした。
私 : 「本当ごめ~ん、今度はもっと気をつけてコチュジャン取り除くね~~~」(反省)
私のほうは、最後まで本当に美味しくいただきました。コチュジャンの甘辛さがまた美味しいのにね~。
ちなみに、ビビンバは7ユーロでした。
フランスで彼との二人暮しでは韓国料理を家で作る機会はなかなか無いだろうから(フランス人は基本的に辛いものが苦手なので無理なのです)、こうやってお弁当で美味しく食べられるのは本当に嬉しい限りです。
「ご馳走様でした~。」
K-mart Opera店
6-8 rue Sainte-Anne 75001 Paris
メトロ: 7・14番線 Pyramide
10:00~20:00 年中無休