チーズ大好き『コンテ』

　
とにかくチーズが大好き毎日でも食べたい
しかもクセあるチーズほど大好き～！！

でもウチの家族はそんなに好んでは食べないので、私一人でけっこう淋しく楽しんだり
しているのですが、
せっかくなので、たまにはチーズの紹介でも。


今日紹介するチーズは【Ｃｏｍｔé】　フランスはフランシュ・コンテ地方のチーズ。　Ａ.Ｏ.Ｃ.　
日本ではあまり馴染みがないかもしれないけれど　（最近はそんなことないかな？）
フランス国内ではもっとも生産量の多いチーズ。
【グリュイエール・ド・コンテ】（コンテのグリィエール）とも言われるように、スイスのグリュイエールと製法などがよく似ています。

ナッツや栗のような木の実を思わせるような香りがあり、そのまま食べると濃縮された
ミルクのおいしさが楽しめます。ホクホクした食感も特徴。
ただ初めて食べると、少し苦味を感じるような味と食感に驚くかも！？

でも、かみしめると深いコクが出てきて・・・・この美味しさは、病み付きになると
思いますよ。







コンテの故郷はスイスの国境に近いジュラ山脈。
コンテのような硬質チーズは典型的な山のチーズで、
雪深い山の厳しい自然環境の中でミルクを保存するために作られたそうです。
そのため長期保存が出来るように、プレス器で圧搾して水分を抜いてからじっくりと熟成し、その結果、他の種類のチーズにはない深いコクやゆたかな香りが生まれ、複雑な美味しさとなるわけです。

実はコンテを１個作るのに、なんと５００～６００litreもの大量のミルクが必要なのです。
というのも、コンテ１個の大きさが平均６５ｃｍ、重さが約５０ｋｇもあるから。
そのため昔から農家の人々はミルクを持ち寄って共同でチーズを作ってきたそうです。

さて、牛たちは牧草、もしくは干し草を食べていますが、
コンテの中でも【サマーコンテ】と呼ばれるものは、暖かい時季の太陽の光をたっぷり浴びた牧草を食べた牛のミルクから作られたチーズで、カルシウムやミネラル分を多く含み、熟成するととても美味しいといわれます。

コンテの熟成期間は最低４ヶ月からですが、１８ヶ月熟成したものもあります。もちろん香りも断然よく、森を思わせるような深い香りと濃厚な味わいが楽しめるそう。食べてみたいですね～
７ヶ月以上熟成させたものは「エキストラ」と呼ばれ、グリーンの帯が巻いてあります。

ちなみに私が購入したのは、１２ヶ月以上熟成したものでした。美味しかったですよ。




薄くスライスしてパンにのせるだけでも美味しいけど、加熱したのも、これまたかなり
美味しい
加熱することによってさらに香りよくなるのです。いくらでも食べられそう～
コンテが苦手な人でも加熱すれば美味しく食べられると思いますよ。

ワインはどんなものでも合いそうです。個人的にはちょっと渋めの赤ワインが良いな～

写真は薄くスライスしていますが、そのまま楽しむときは、スティック状にカットしたほうがコンテのホクホクした食感、風味をより美味しく味わえると思いますよ





以前フランスで購入したチーズのガイドブック
世界の１２００種類ものチーズの名前が載っています。







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