京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

お下がり

2018年01月18日 05時10分59秒 | 社寺


左義長は、無事恵方の方角に倒れました。
神主さんによると昨年は失敗したのだそうです。
だから日本にさまざまな事件や不幸なことが起こったのかも・・・。
有名な神社でも殺人事件がありましたよね。
風水害も多かった。大根や白菜も高かった(まだ根に持っている心の狭い京男)しね。
でも今年はうまく左義長タワーが上手く恵方(南南東)に倒れた!
縄をつけてタイミング良く引くのですが、結構難しそうだった。
それってその人の技量であって占いとは関係ないかも・・・。
燃やすのに石油を使っていたとか、細かいことを言えば切りがない。
結果がよければすべて良し。





燃えている間に、般若心経を唱和でした。
神主さんが般若心経を唱えるのは、説明で聞いてはいましたが、不思議な感じですね。
それから玉串奉奠(たまぐしほうてん)、奉奠とは「つつしんで供える」という意味。ただ、こんな時なので作法は適当でした。それでいいのだと思います。
気持ちですから。



山伏さん「お加持」をしてくれます。
これは、加持祈祷の加持。
人間のエネルギー場を整える作業なんでしょうね。
気の滞っている場所を気合いで調整する作業。



調子に乗って並んでいたら、御神酒が待っていた。
思わず杯を受け取ってしまった。



御神酒がつがれた。
さて、どうする?
まあ、神前に供えてあったから大丈夫だとは思うけど・・・。
「ままよ」と飲んでしまった。
結果、倒れた・・・というのはなかった。
まあ、このぐらいなら大丈夫ということなのか?
それとも事前の「お加持」のお陰なのかな?
顔も赤くならず、頭を痛くならずにすみました。
だからと言って、毎晩晩酌という気分にならなかった。





これが「お下がり」です。
神前に供えたお餅。
夜に焼き、美味しくいただきました。
ありがとうございました。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
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4 コメント

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Unknown (cox)
2018-01-18 05:19:47
>それってその人の技量であって占いとは関係ないかも・・・。

本当はそうかもしれませんよね。
毎年のことなんだからマニュアル作って予行練習…はダメかな。(笑)

お酒、よく飲まれましたね~
私も最近体調とお酒の種類で当たりハズレがあるのでうっかり飲むと後が怖いです。
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>coxさん、おはようございます (京男)
2018-01-18 06:34:39
この種の火を使う行事は消防からの締め付けもあるでしょうね。少し前まで時間的にゆとりがあったと思います。
組み方のちょっとした違いで変わるのでしょう。人間が意図をもってしようとすると難しいかも。
でしょ。一瞬どうしようかと思いました。この程度なのにね。神様も配慮してくれたのかな?ならありがたいことです。
返信する
こんにちは (すー)
2018-01-18 13:14:44
いいですね!
いつまでも残したいです。

御神酒を飲まれたのですね(^_^)ニコニコ
返信する
>すーさん、こんばんは (京男)
2018-01-18 19:24:58
この神社は、神社本庁から独立しているのです。
きっとくどくど本部から言ってくるのでしょうね。
思想的に縛られない運営の方法を選択した神社なんでしょう。素晴らしいことだと思います。
御神酒、飲んでしまいました。なんの影響もなかったです。きっと美味しいところは神さんが味わった後のお酒だから気が抜けていたかも。(笑)

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