京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

2018年07月08日 06時30分00秒 | 風景・和菓子
昨日の京都市内もよく雨が降りました。
でもそろそろ背骨のメンテナンスがしたくなってきた。
京女も同じ。
行くしかない。


↑昨日7月7日お昼の三条大橋

問題は、雨でした。
激流に阻まれ外出できないという状態ではない。
京都市内が車でとても混んでいる。
電車も止まっている路線があるらしい。
行く場所はいつもお世話になっている田中先生の所へ行く。
私の家からするとかなり遠い。五山送り火の「船形」の側ですからね。
マンションから見えるのですが・・・遠い。


↑三条大橋より南を見る

1時の予約だったから、先にランチを食べてから行きました。
市バスの始発から終点ぐらいまで乗ります。
私の場合、朗読を聴きながら行くので全然苦痛でない。
京女は、寝ていたかも。
何をするのかというと背骨を緩める。特に第二・第三頚椎あたり。
ここは、自分ではできないのです。
できるだけのことはしているのですが、どうしても残る。
お陰で二人ともすっきりしました。




↑ニュースで出て来た風景

私は、早朝1時間程度背骨系統の運動をしています。
一時途絶えていたのですが、二年前に復活させました。
当初、立つこともできなかった。
こういう作業は「絶対しなければならない!」なんて自分に課していません。
「気持ちよかったらどうぞ」程度にして、結果的に毎日やっています。
冬でも夏でも、戸や窓を開け放ちます。
いまなら汗がすごい状態。
終わったらシャワー。
これを繰り返すと夏の暑さがそれほど苦痛でなくなってきた。まあ、ぼけてきたからなのかもしれませんけど。


↑木がいっぱい流れてきています

今回もやっぱり歩いている時は、雨が止みます。
最近、あまり不思議に感じなくなりました。


↑神光院前のバス亭を降りたら、一瞬雨が止みました。ありがたいことです。

久しぶりに鴨川のすごい状態をみました。
水というのは不思議なものですね。
そういえば、禅で「水五訓の教え」を昔、教えてもらいました。


↑紫野源水「白波」本葛製

水は激流になったり、急流になったり、そして穏やかにゆったりと流れる。そのときの自分の与えられた状況や環境によって、自分の置き方を変えているものである。まさに、自然体といえるのである。
禅の世界では『水を人の生き方』として教え、水五訓がある。



「自ら活動して他を動かしむるは水なり」

「常に己の進路を求めて止まらざるは水なり」

「障害に逢いて激しく勢力を倍加するは水なり」

「自ら潔くして他の汚濁を洗い、清濁を合わせいるる量あるは水なり」

「洋々といして、大洋を充たし、発には蒸気となり、雪と変じ、霰と化し、凝しては玲瓏たる鏡となり、而かも其性を失わざるは水なり」


↑本葛製

そうは、いうもののやっぱり水は過ぎると怖いですね。
今回、たくさん被害に遭われた人がいます。
お見舞い申し上げます。


↑↓2018年7月8日午前7時ベランダからの空


和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社

↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (すー)
2018-07-08 11:09:49
い~やあああ、本当によく降りましたね。
京都市内でこれだけの雨は本当に珍しいかも知れませんね。
これからは、それが珍しくならない? そんなことが無いように願いたいです。
青空が気持ちいいです。
本くずの葛焼き写真ありがとう (ゆっこ)
2018-07-08 16:16:06
先斗町前の護岸が崩れているニュースを見ました。
何度も荒れているのに、京都の大橋の強度が心配です。
川は 安易な護岸工事とダムで、鮎が釣れなくなってます。産卵できないというのは ちょっとの雨でも崩れやすいということです。
山は 外資系の会社の本社を誘致して、森林伐採して高圧電線をクモの巣のように引いています。

田舎はともかく、京都の治水は 民泊より優先すべきことかと。
人が多すぎる京都、 いなすぎる みちのく、
暑い暑い言ってるのがうそのような 豪雪の冬が まもなくです。

つかのまの夏を 葛焼き 写真で ごちそうになった気分を味わわせて頂きます。
>すーさん、こんにちは (京男)
2018-07-08 17:00:19
これからは、こういうのが普通になって行くでしょう。北極の氷が溶け、深層海流の動きが悪くなったのが原因。これから人類が出合ったことがないような天変地異が来るでしょう。
青空でセミが元気に鳴いています。梅雨が明けました。気象庁はいいませんが。
>ゆっこさん、こんにちは (京男)
2018-07-08 17:25:23
やっと青空がでてきました。午前中セミが元気よく鳴いています。つまり梅雨が終わったということ。
これから猛暑、それもいままにない猛暑がきます。
鮎・・・そうでしょうね。日本人は、鮎でなく外来魚をせっせと食べなくてはいけません。
森林もしっかり手入れしないといけません。
京都市は、民泊など目先のことでなく、自然を保全することにしないといけません。でないと観光客もこなくなる。宿泊施設・・・工事をいそいで手抜きにならないように監視しないといけません。
葛焼き・・・これは美味しいですよ。

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