京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

小満

2018年05月21日 05時34分53秒 | 和菓子


本日は、二十四節気の第8「小満(しょうまん)」
現在広まっている定気法では太陽黄経が60度のときで5月21日ごろ。
正確には、本日5月21日午前2時14分。
暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から5/12年(約152.18日)後で5月23日ごろ。
まあ、それがどうしたの?と思いますね。


↑京都鶴屋鶴壽庵「卯の花」

万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来るころ。『暦便覧』には「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と記されている。
麦畑が緑黄色に色付き始める。
麦畑がないから確認できませぇ〜ん。


↑きんとん、粒あん

西洋占星術では、小満を双子座の始まりとするそうです。
でも私の周囲に双子座の人はいない。



「小満」は季節の節目の日らしい。
「立夏」に比べるとちょっと地味ですね。
「小寒」の本来の意味は、陽気がよくなり、草木などの生物が次第に生長して生い茂る。つまりは、全てのものがしだいに成長して、天地に満ち始める頃を表した言葉です。


↑紫野源水「一声」


↑一声(いっせい)「一声は、月が啼いたか はととぎす・・・・」そういえばまだホトトギスの鳴き声はまだ聞いていない。調べるといつもは6月でした。

また、農耕を主としていた時代には、秋にまいた麦の種などが、ちょうど穂をつける時期でもありました。
穂が出始めた麦を見て「今年は順調に育っている」と、ほっと一安心(少し満足)したのだそうです。
だから「小満」。


↑羽二重、白小豆こしあん、大徳寺納豆入

なんとなくわかったような・・・気持ちになりました?
そうだ!今日は弘法さんの日やね。

和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社

↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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7 コメント

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こんにちは (すー)
2018-05-21 13:58:33
この頃の季節がさわやかを絵にかいたような気候に感じますね。
植物たちも喜んでいるようで、植物園に行ってもうれしくなります。そんな植物たちに会うだけでも(^_^)ニコニコ
羽二重と卵白と餅と (ゆっこ)
2018-05-21 14:26:27
中国語版こそサインがほしい私です


名月堂でお勧めを聞いたら「全部です」と言われて買ったら、ニッキ餅以外は平凡でした。
東寺餅がおいしいのは卵白でふわふわ感があるからだとか。
どうやら私は卵白入りの羽二重が好きなんだと気づきました。

お店によっては、ただ餅と表記している所と 羽二重とある所、素人にはわかりません。
ふたばの豆餅の説明も羽二重とあり

京男さんの写真で これは卵白入り餅、もち米のみの餅、違いがわかったら
追伸 (ゆっこ)
2018-05-21 14:32:43
呆れられるかもしれませんが、ういろうと羽二重の違いも見抜けません。
餅菓子はもちろん、上生菓子にも ういろう製があり・・・
検索してもいまいち違いがわからないのです。
東日本では雪の名前は多々ありますが、餅の種類がこんなにあるのは京都だけのような?
どうか教えてください。
>すーさん、こんにちは (京男)
2018-05-21 15:58:47
いい季節ですね。直射日光は強いけど日陰は爽やか。
植物たちも嬉しそうです。
>ゆっこさん、こんにちは (京男)
2018-05-21 17:15:52
中国語版も手に入るといいのですが・・・丸善あたりで取り寄せられるのかなぁ?
羽二重は、福井県の羽二重餅から来ているのでしょうね。薄くて柔らかい餅。作る時、白玉粉や米粉、水飴、砂糖、卵白を使う。お店によって少しづつ違いがあります。
羽二重と求肥というのもあります。ジャンル的には同じ。
豆餅に卵白を入れるのは、堅くならないようにする為かも。上賀茂神社の焼き餅、特に神馬堂のはすぐに堅くなるのは卵白をいれていないからです。
上生菓子で羽二重やういろう、求肥を使い分けます。職人さんの好みでしょうね。商品名としての餅は多いけど、原材料は案外シンプルかもしれません。
小豆の種類も結構ありますよ。
いろいろ調べて見ると面白いです。
以上答えになっていないかも知れませんがこのあたいにしておきます。



こんにちは (cox)
2018-05-21 19:01:08
緑陰が美しいですね。
人の手が入るとさらに美しさが増すような気がします。

紫野源水さんの「一声」、やっぱりいいですね。
こういう抽象的なお菓子が好きです。
>coxさん、こんばんは (京男)
2018-05-21 20:14:43
結局のところ、自然なんてそうそうないのかも。
天意と人意のバランスが美しいのかも。
私もこういう抽象的なデザインが好き。
京都の生菓子は、こういう抽象的なものが京都らしいのかも。

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