6月も後半になってきた。
梅雨らしい天気が続いている。
京都市内は降っているようで案外雨は降っていないかも。
保津川下りも水量が少なくて、ちょっと怖いらしい。
梅雨空は、普通ならあと一ヶ月近く続く。
うっとうしいけど、こればかりはどうしようもない。
人間というのは、わがままなものだ。
雨が続いてもカラカラ天気でも文句を言う。
暑くても寒くても文句を言う。
まあ、言ってみたいだけなのかもしれませんが。
いま、我が家のあたりではウグイスが元気よく鳴いている。
湿度の影響なのか、声もすこぶるいい。
きっとまだ、相手が見つからないのかな・・・・。
東山のウグイスさん達は、婚活が大変なのかもね。
ツバメやカラスは、子育てが終盤になっている。
カラスの巣立ちが近いのか、集団で鳴いている。
最近、夜中に聞こえる梟の声が結構不気味だったりします。
これから咲き始めるのが蓮の花。
東寺をブラブラ歩いていたら大きな蕾を発見。
そろそろやね。
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」
好きな言葉です。
蓮がある所は清流ではない、大抵泥水状態のところが多い。
でも葉っぱも花もその泥に汚れていない。
見ていると本当にそうですね。
なんか行き方のお手本みたい。
この世は、泥だらけ、そんなこの世に生まれ育っても、本質は清浄を維持し、為すべき事を為す。
蓮からすれば「綺麗も汚い」もないのでしょう。
綺麗や汚いは、人間から見てということ。
だから暑いや寒い、雨や晴れと拘る必要はないのでしょう。
でもそう思ってしまう。
人間の面白さ、この世に生きる醍醐味なんだろうな。
和菓子 | |
中村 肇 | |
河出書房新社 |
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