京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

美味しい煙・・・

2014年06月25日 05時00分03秒 | 洛外・食


この写真は、よく登場する三番街にある「インデアンカレー」のカレー。
三十数年食べ続けている。
前回は、卵のオプションを忘れたので、今回はフルセット。
入院前のように「大卵・ピクルス」ではないのが悲しい。
大阪に初めて来た時、このカレーを食べて興奮したものです。
お皿が大きいのに興奮したのです。



そして、このキャベツのピクルスも好物なんです。
最近、カレーよりこのピクスルを食べに行っているのかもしれない。
カレー・ピクルス共に三十数年味が変わっていない。ご飯の炊き方も同じ。
お店の応対もいい。食券を買って座ったら一分も立たない間に出てくるのがいい。
3~5分あれば食べてお店を出ることが可能。
このリズム感がいいのです。
時々、数人のオバハンや愚図なアベックが食べている。あれはいけません。ここは楽しい会話などしないで黙々と食べるのがいいと思う。
アベックのおねえちゃんがご飯を残していたりするのを目撃する。
あれは反則だ。レッドカード!


↑こういう風に持ってきてくれます

続いて、JR大阪三越伊勢丹の方に移動。
恥ずかしながらハッキリ場所がわかっていないけど、なんとなく行ける。
8階の葉巻売り場に行く。
京都の錦玉堂がなくなったから、葉巻が買えないのですよ。
チャンとした葉巻ね。
葉巻は、湿度と温度をチャンと管理しないとだめなんです。
自分の好みのキューバ産の葉巻を選ぶ。サイズは短め。長いと吸うのに2時間近くかかる場合があるのです。



葉巻を選ぶとシガーコンセプトカフェの方に案内してくれます。
普通の喫茶もあるのですが、葉巻を吸う場所は区切られている。


↑ギロチンカッター


↑引っ張ると刃が後退して葉巻を入れる空間が出てくる。ここへ葉巻を入れ、パチンと吸い口を作る。これ結構難しい作業なんです。小さくても大きくてもダメ。失敗うると美味しい煙を味わえない。

さて葉巻を吸うのですが、手順があります。
1.火をつける前の香りを楽しむ。(至福の時間)
2.次いで、吸い口を切る。
3.火をつける先を遠火で温める。(いきなり火を付け吸ってはいけません)
  ムラのないように細心の注意が必要。でも焦がしてはいけない。
4.火をつける。
後は、ゆっくり吸えばいい。ゆっくりゆっくり吸うこと。急ぐと美味しい煙が味わえない。


↑飲み物は、カプチーノをチョイス。

葉巻を楽しむには、セカセカしていたらだめです。
スマホなんてものダメ。ボーッと煙を楽しむのです。
至極の時間を楽しむ。
そういえば、この場所は女性連れの人は少ないかも。
一人で来て楽しんでいる人が多いかな。
女性が一人、葉巻を美味しそうに吸っていたら、それはすごいことでしょうね。
まだ、お目にかかったことはない。
女性は、煙草1本に数千円はかけないだろうな。



考え事をするには、いい時間を楽しめます。
もうすこしインテリアを工夫してくれたらもっといいのに。
京都の伊勢丹にも作ってほしいなぁ・・・。

※京男は、煙草を吸わないイメージがあるでしょ。凝り性が煙草に興味を持つとトコトン研究するのです。すべての煙草を吸ってみました。(笑)でもヘビースモーカーではないのです。煙の味を追求していたのです。パイプ煙草も吸っていました。パイプが壊れてしまったから、吸わなくなったのです。高いのですよ。パイプ。
安っぽい煙草の煙は大嫌いなんです。美味しそうな匂いじゃないしね。
美味しい煙なんてわからないだろうなぁ・・・。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otokon
コメント (6)
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