京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

注意!口の中が酸っぽうなります

2008年07月22日 05時06分36秒 | 風景


今日の写真は、毎年恒例の北野天満宮の土用干し。
もうたまりません。



最近、身体が梅干しを欲している。
身体が不足しているものが美味しく感じる。





梅干しを漬けるまでにはいたりません。
こましな梅干しを買いにデパ地下へ。
高いですよ。梅干し。
私は冷蔵庫に入るか入らないかぐらいのが好きかな。
邪道といわれそうやけど。



梅に含まれるクエン酸は人間が食用にする酸の中で、唯一「人体の肉質を溶かす悪作用をしない酸」なんだそうです。
食用のお酢でも、調味料に含まれるリンゴ酸やその他も大なり小なりたんぱく質を溶かし、腐蝕させるそうです。
だからしめ鯖や南蛮づけが成り立つ。
人間の胃には胃酸があります。
この胃酸の正体は塩酸なんだそうです。
胃壁の粘膜がなかったら、この塩酸で自分の胃を消化してしまうらしい。
それが胃潰瘍ね。そやけどヘリコ君(ヘリコバクター・ピロリ菌)なんかはこんな希塩酸のなかでも活動しやはる。すごいやつやね。





また梅干しを見るだけでも唾液がたくさんでますね。
この唾液が健康にいいというのが最近医学でもわかってきたそうです。
たくさん唾液が出ると虫歯予防にもなるらしい。
食べ物が入ると口の中では、細菌が砂糖や炭水化物を分解して作り出す酸で酸性になります。
この酸が歯のエナメル質を溶かします。
その酸性状態を唾液が中和するのです。
ということは今日の写真を見るだけでも口や身体の健康になるかも。
コメント (8)
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