例会・イベントのご案内とご報告

特定非営利活動法人 京町家・風の会

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ただいま授業中!~第51回例会ご報告~

2013-03-31 07:33:10 | 例会・イベントのご報告
暖かく、どことなくぼんやりしたお天気の3月16日。
第51回例会「屋大工みっちゃんのよもやま話」がありました。

会場は京都建築専門学校のよしやまち町家校舎
ゲストに屋大工の三代目で一級建築士でもある光田 彰氏をお招きして、町家と大工道具を糸口にして広い意味での伝統文化についてお話しいただきました。

ご参加くださったのは9名の方々。遠くは名古屋からもお越しくださいました。
ずらりと掘りごたつに並んだみなさんの前には、大工道具。

光田さんはお話しされながらホワイトボードに手早くいろんな図を描かれていきます。
計算法や力のかかり、昔話などの幅広いお話に熱心にメモを取られる方も多く、まるで授業のようでした。





◆大工さんの三種の神器をご存知ですか?

と、お話しを切り出された光田さん。

その三種の道具(差金、墨壷、手斧―ちょうな―)を実際に見せてくださいながら、
使い方や変遷、そのなかに伝えられている文化をお話ししてくださいました。
それぞれのお話しにお知り合いの方やお父さん、おじいさん、ご指導されている葭塾でのエピソードも織り交ぜられていて、大工さんの様子をいきいきと思い描くことができました。


さて、注目を浴びていたのは差金。
なんと、裏の目盛で丸太から切り出せる角材の一辺の長さや円周までわかってしまいます。


縁起の良い長さがわかる目盛も。

墨壷については曲線をつけるテクニックや所作なども実演を交えお話ししてくださいました。
昔は大工さん自身が手作りするものだったので、墨壷を見ればその人の技量がわかったそうです。

三つ目の手斧は、いまや「生きた化石」と呼ばれる道具。
木をはつるほか、刻みをつけたり化粧もでき、それぞれの使い方に応じた手斧があるそうです。


「つま先をあげて使わんと。刃がこうくるからね。」

手斧のお話の際、「一錐、二鉋、三手斧」という言葉を光田さんが教えてくださいました。
この順に扱いと手入れが難しいのだそうです。

手入れや作りが悪いと力がうまくかからない。
いい道具でも体の使い方が悪いといい仕事にならない。
道具を使うことによって、道具をうまく使える筋肉もできて大工さんに適した体になっていく。
道具と使う人は一方通行の関係ではないのだな、と感じました。


◆「屋大工」は地域に根差した大工さん

地域の家のことは何でもできなくてはいけません。
お商売をしていないお家から、商家に神社にお寺まであらゆる建物の面倒をみるわけです。
そこに住んでいる方の暮らしや気持を理解していることが原則。

そのためいろんなお商売や宗教、お茶などあらゆる文化を広く深く知る必要があるそうです。


最後にそれぞれ「土・水・火・風」と「お神酒」をあらわす四本、三本の線が刻まれたヨキ(斧)を前に、道具には、物を大事にする、いのちを大事にする、という気持ちがこめられていると、光田さん。

道具それ自体も先人が作りだしてくれたものとして、敬意を持って扱ってほしいです、と結ばれました。


最後になりましたが、ご参加いただいたみなさま、大工道具と大工さんのお仕事から拡がる奥深い世界をご案内くださった光田 彰さま、ありがとうございました。



こちら終了後の規矩術補講中


葭塾の様子です→
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第52回例会「町家をはじめて買う人へ ~資金計画と契約の流れ~」のご案内♪

2013-03-22 10:45:40 | 例会・イベントのご案内
今年は桜が早そうですね。次回例会のご案内です。

京都が50年後、100年後も京都らしくあるためにはどうすればよいのか、
考えてみました。京都らしさの象徴の一つである、(京)町家をなくさ
ないことも、その一つであると思います。

そのためには、もし、町家が売物件となったとき、ビルに建て替えられる
ことなく、その家が、地域コミュニティに溶け込み、町家のまま活用して
くれる人の手にわたることではないでしょうか。


「町家を購入したいけれど、どこから手をつけていいか、わからない」
とか、「資金計画をどのように立てようか、悩んでいる」、「町家のよう
な古い家に対して、どこの銀行で住宅ローンを組んだらよいのか」等、
せっかく町家購入を希望されても、戸惑っておられる方も少なくないの
ではないでしょうか?

町家物件の購入は新築のものやそう古くない既存建物のそれとは手続きの
上でもいろいろ異なる点があります。今回は、町家専門の不動産屋でも
あり、住宅ローンアドヴァイザーの井上信行がお話しいたします。

どうぞ、お楽しみに。ご参加、お待ちしております。





          ---------記---------

■□■第52回例会町家ヒフミ塾2
 数学の苦手な住宅ローンアドヴァイザーがおくる
 「町家をはじめて買う人へ ~資金計画と契約の流れ~」のご案内■□■

日時:2013年4月21日(日)午後2:00~4:00予定(受付1:45~)
場所:当会事務局二階座敷 MAP
 (以前のご案内より、変更となっております。ご注意ください)
〒602-8147 京都市上京区葭屋町通椹木町下る直家町213 
アクセス:市バス堀川丸太町停徒歩すぐ
定員:10名程度

会費(運営協力金):当会会員500円 非会員800円       

申込み:参加申し込みページより。
 あるいはFAX.075-841-8089まで。
FAX.の方は、以下の項目をご記入の上、送信してください。
1)氏名(ふりがな)  2)会員/非会員 3)連絡用電話番号(携帯電話があれば、
その方がありがたいです) 4)住所 5)その他
◎いただいた個人情報は、集計および連絡のみに使用いたします!

締切:4月20日(土)正午 ◎キャンセルの〆切も同日(4/20正午)です。

★ご参加くださる方へお願い★
●会場は和室ですが、おみ足のお悪い方、申込時にお書き添えいただければ
 椅子をご用意いたします。どうぞ、御遠慮のう。
●準備の都合上、なるべく早い目にお申し込みいただけると嬉しいです。
●当日のご連絡は、電話090-1131-8074(井上)まで願います。
●駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。

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■講師:井上信行 1957年(昭和32年)上京区生まれ。
関西大学法学部卒。1997年3月エステイト信開業
(公社)京都府宅地建物取引業協会会員・(公社)全国宅地 建物取引業保証
協会会員・(公社)近畿地区不動産公正取引協議会会員・近畿圏不動産流通
機構会員・宅地建物取引主任者・不動産コンサルティング技能登録・
福祉住環境コーディネイター3級・京町家情報センター幹事・
住宅ローンアドヴァイザー・損害保険代理店・当会代表理事

…ひとこと「京都で生まれ育った私はやはり、成熟した都市・
京都を残したいと考えています。町家の保存を叫ぶだけでなく、
ちゃんと住んでくれる人を一人でも多く!」 



お問い合わせは↓
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  特定非営利活動法人(NPO法人)京町家・風の会 URL
 〒602-8354 京都市上京区下立売通七本松西入る西東町364
  電話 075-841-8074 FAX.075-841-8089
   E-Mail:machiya@kyo-kaze.jp
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