夏休みも折り返しの8月9日。
第47回例会夏休みこども企画「ぬいっこごっこ2 町家で三角袋を作ろう!」がありました。
ここ数年、夏休みこども企画として、親子向けの町家ミニ講座+まちセン見学を開催してきましたが、せっかく事務局も移転したことやし♪、と今年は町家の空間を体験してもらうことにしました。
さらに、ぬいっこごっこ1でご指南いただいた杏さんにお世話していただき、手ぬぐいを使った小さな手作り品ワークショップも盛りこんだ、楽しい企画となりました。
ご参加くださったのは3年~5年のお子たちとお母さん方。
「玉どめ」ができること!というのが参加条件でした。
まずは折り方の説明から。
完成した袋の形に折るとわかりやすいのですが、
縫うときは袋とは似ても似つかない形に折ります。
お子たちも「???」といった表情。
親御さんがたも「わかったような・・・わからないような・・・。」
しかし!いつまでもここで悩んでいても始まりませんので、縫い縫いスタート!
見えない…と苦闘するお母さん方を横目にスイスイと糸を通すお子たち。
ぬいぬいする手つきも堂に入ったものです。
こちら杏さんならではのアイデア。
「マスキングテープで固定すると小さい子にも危なくないですよ~。」
これなら、待ち針何本やったっけ…と心配することもありませんね。
持参された手ぬぐいで作られる方もおられましたが、
事務局ではガーゼ地のものをご用意いたしました。
「これだと針が通りやすくて生地が重なるところが縫いやすいでしょ」
と事務局長。
ぬいぬい初心者さんはガーゼ手ぬぐいのほうがラクチンでよさそうです。
作業途中で杏さんにいろんな東袋を見せていただきました。
結ばずにボタンやリボンで留めたり、生地を二枚はぎにしてずらしたり。
いろいろヴァリエーションが楽しめそう。
お弁当を入れたり、マイバッグにしたりと活躍の場も広そうです。
さて杏さんのアドバイスもあって30分たったかたたないかのうちに、
次々と「で~きた♪」の声があがりました。
「え~、もう?」という大人の声をしり目に、杏さんからのおみやげのミニサイズの東袋にもかかりはじめた子供たち。そしてあっという間に縫い上がり~。
続くお茶タイムではひんやりしたゼリーをいただきながら、のんびり夏休みの話や町家の話。
そしてほんのちょこっとだけ町家探検もいたしました。
仕舞屋にお住まいの参加者さんばかりでしたので、町家によっていろいろな違いがあることを実感いただけたようです。
のんびり縫い縫い企画、アレンジを加えて今後も開催の予定です。
お楽しみに~。