My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

デジタルサイネージシンポジウム

2010-06-07 20:00:26 | その他の仕事
今日は午前中、隣の係の助っ人で町内に回覧配達に行きました。
以前は自分が担当していた仕事ですが、たまには外回りも悪くあり
ません。

午後は伊東市役所へデジタルサイネージのシンポジウムに出席する
ために出張しました。

慶応大学院の先生の講演を聞いたあと、総務省東海総合通信局情報通信
部長、博報堂メディアソリューション推進局ディレクター、伊東観光協
会専務理事などが加わりパネルディスカッションが行われました。

全体的な印象としてはデジタルサイネージについてはまだまだ試行錯
誤の段階で特に田舎で地域活性化や観光に役立てるには色々と研究が
必要だと感じました。

今までの広告はテレビ、新聞、雑誌など家の中で見ることが多かった
のですが、サイネージは外メディアだという話がありました。少し
前と違ってiphoneやXperiなどのスマートフォンやiPadのように、個人
向けデジタルサイネージ端末になりえる機器が普及していますから、
それらとのすみ分けをどうするのか?或いは連携するのか?というよう
な課題も多いと思います。

実は東伊豆町でも伊東市と連携してNPOを通じて今後、デジタルサイネ
ージが導入されるかもしれません。よりより使い道を今から研究しない
といけませんね。

ところで、最後の質疑でデジタルサイネージと地域活性化の具体策を
説明しろとパネリストの皆さん相手にからんだ人がいましたが、大学の
先生や大手広告代理店や国の役人がその応えを持っていると思う方が
どうかしています。サイネージを使ってどのように地域を活性化するの
かは地域の人が考えるべき課題でしょう。その人は地方の人にはそんな
ことは考えられないんだから、そこまで面倒見ろと言ってましたが。
地方を見下してるなら移住なんかしないで東京にいればいいのに。

伊東市が6千万円(100%国の補助金)を使って10台のデジタルサイネージ
端末を導入したのですが、そのうち半分以上が営利企業(ホテル)内に
設置されたのが気に入らないようです。要するに税金の使い道が気に入ら
ないということでしょう。

まあ、この6千万円を高すぎるというのは一般的な感覚として理解できま
すが、物には言い方というものがあるのではないでしょうか?上から目線
で吠えるだけでは周りの共感を得ることは難しいと思います。共感を得ら
れなければ何も無し得ないのではないでしょうか?

自分だったら6千万円使えるなら、タウン誌を編集してそれをiPad用に配
信してみたいですね。もちろん紹介する店や名所のHPへのリンクや位置情報
を使ってリアル店舗までナビゲートするなんていうのも伊豆を訪れるお客さ
んの役に立つのではないでしょうか。併せて、観光施設や公共施設などでは
どこでもWifi拾えるようにしたいですね。などと、ちょっと妄想中。

風力発電に携わって(その15)

2010-06-06 18:30:48 | 風力発電回顧日記
風車の組み立てが終了後、電気工事も終わりいよいよ風車が回り始め
ました。その後、使用前自主検査を行い、風車は完成しました。

当初、竣工式のようなものは行わないはずだったのですが、当時の町
長がやっぱりやりたいと言い出したので慌てて準備しました。招待状
の作成からすべて手作りで、パンフレットは少しでも見栄えのするも
のを作ろうと自腹でパブリッシャーというソフトを買いました。

平成15年12月25日に無事に竣工式を行い、その夜は手伝ってくれた同
僚二人を連れて焼肉屋で慰労会をしたのですが、その日の夜11時頃だっ
たでしょうか、風車が停止したという連絡がありました。

風車が完成してホッとしていたのですが、この日から風車が無条件に
クルクルと回るものでは無いと思い知るまで時間はかかりませんでし
た。

太陽光発電の設置と系統連系

2010-06-03 19:35:41 | 独り言
先日入札が終了して、当町では4つの小中学校と1つの幼稚園
に計50kW、庁舎屋上に20kWと合計で70kWの太陽光発電設備が設
置されることになった。

昨年、計画段階で東電伊豆支社に系統連系ついて問い合わせた際
には、申請から連系の決定まで1カ月程度と聞いていたが、昨日
の説明では2~3カ月かかるということだったらしい。

そんなに時間がかかるものかと、ググってみたところ、埼玉で同
じように待たされた人のブログがヒットした。その人が東電の支
社を直接訪れて問い合わせたところ、連系について審査する担当
者が3人しかいないので休日出勤して頑張っているものの、申し
込みが多くさばききれないとの回答があったらしい。その後、納
得がいかないので東電本社にも問い合わせたらしいが、結局改善
されなかったようだ。

要するに、太陽光発電の連系審査に時間がかかっているのは伊豆
支社だけの問題では無いらしいが、これは大きな問題だと思う。
太陽光発電設置に対する国の補助制度が復活し、その後、余剰電
力の固定買取制度が導入されることが決定した時点で太陽光発電
の導入量が大幅に増加することは明白だったはずだし、買取制度
導入の動向については東電は一般消費者より相当早く情報を知り
える立場だったのではないだろうか。

本当に消費者へのサービスを第一に考えるのであれば、その時点
で連系審査の担当者の増員について準備を進めるべきだったので
はないでしょうか?
それとも、電力会社として本心では迷惑な太陽光発電の連系はボ
ランティアでやっていることなので、そこにわざわざ経営資源を
投入する必要は無いと考えているのでしょうか?
連系審査に2~3カ月もかかるのではそのように勘ぐられても仕
方ないと思います。

自分は太陽光発電設置の直接の担当ではないのですが、工期につ
いても心配ですし、東京電力が新エネルギーの導入に本気で取り
組んでいるということを証明するためにも、一刻も早く今の状況
が改善されることを希望します。

設備利用率40%!

2010-06-01 22:15:59 | 風車日記
今日は衣替え。本来ならクールビズで半袖のボタンダウンにチノパ
ンというのが私の定番ですがちょっと涼しいので今日は長袖でした。

今月は町営風車の定期点検の予定ですが、保守委託の契約は未だに
締結できていないようです。昨年も6月希望が7月末から8月当初
にかけての点検になってしまったことを思い出します。
次の定期点検が11月希望なので、6月にやらないと間が短くなりす
ぎてしまいます。

ところで、三菱重工の1,000kWを57基並べた宗谷岬にあるユーラスエ
ナジーのウインドファームは設備利用率40%だそうです。
これだけ発電するとメンテナンスも大変でしょう。この利用率で風車
の寿命がどうなるか興味のあるところです。