暑熱対策の技術が普及した表れですね

北海道の猛暑も一段落したかと思ったら、また暑くなったり、涼しくなったりですね。
札幌近郊の農場では二番牧草の収穫真っ盛りですが、体調管理にはお気をつけください。

そんななか牛たちの様子を聞いてみたら「先週は乳量が3kg落ちた」「喰いが落ちた。とくに粗飼料の喰いが」などの声が多く聞かれました。幸い「戻りつつあるけど…」とのことではありましたが。

北海道における乳牛の日射病・熱射病の発生状況を道庁・農政部に聞いたところ、8月6～12日は発生頭数40、死廃頭数14とのことでした。
ちなみに昨年の同時期（8月7～13日）の発生状況は、発生頭数147、死廃頭数63だったのです。
今夏は各地で最高気温の記録を更新したものの、昨年と比べて暑い期間が短いことが幸いしているようです。

そして何と言っても、暑熱対策の技術が普及したことが大きいと思います。