お舐めの絵と音楽と翻訳とアート

お舐めが自分の描いた絵、を紹介する。

カップルでクリスマスイルミネーションを愉しむ

2020-12-18 20:48:03 | 絵・イラスト

志津子「なあ、あんた、クリスマスにせっくすせうへん?」
牛蔵「やや、なんでクリスマスやねん?」
志「キリストはんのお誕生日やからや。」
牛「セックスとキリストとと関係ないやんけ?自分でやりたい時にやったらええやろ!?」
志「なんで?クリスマスにやったら子供12月25日に生まれるやん。そしたら、クリスマスやからお祝いムードで祝ってもらえるやん。フフフ」
牛蔵は呆れ果てた。
「あっほか、おまえは?セックスしてすぐ子供が生まれるかえ、ダボ!」
志「あ、さよかー。ワテほんまによう言わんわ。」

牛「あははは、ええぞ笠置シズ子の生まれ変わり!(笑)」
志津子「ほうか?そないに似てるか?」
牛「おお、鶴瓶のオカンでも通じるで」 
志「そないに年取ってへんで」
牛「あ、すまんすまん、自称28歳やったな(笑)」
志「で、クリスマスのセックスどうする?」
牛「いや、だーか〜ら。したい時にしたらええて。」
志「いつよ?」
牛「今だ!」
牛蔵は志津子をカーペットの上に押し倒した。

そして、牛蔵は唇を重ねようとして接近していった。
志津子は手を差し伸べて
「待って!」
牛「どうしてん?」
志「今、イルミネーションが見られるから、街なかを一緒に歩こうよ」
牛蔵は起き上がって
牛「そらえーな。ロマンチックな気分になれるなあ。」
志「でしょ?一緒に音楽でも聴きながら歩こうよ。」
牛「え?音楽どうやって聞くの」
志「スマホのヘッドフォン端子に分配器をつけて、二つのイアホンで一緒に聞くんよ。どない?」
牛「めっちゃええな。いこ!」

二人は外に出た。寒い。
志津子はマフラーを巻いた。
牛蔵は襟の分厚いジャンパーを着てるからその必要はない。
牛「よっし、音楽を聞こう!」
志「何聴く?」
牛「定番のビング・クロスビー、ホワイトクリスマスだよん。」
志「嬉しい!どぞー」


曲を聴きながら街のイルミネーションを愉しむ。豪華でんなあ。
普通の民家で飾ってるとこもあるが、やはり、ショッピングモールが物凄く綺麗だ。
音楽を聴きながら、クリスマスイルミネーションを見るのは、すごくロマンチックな気分だ。
でも寒いなあ。
ふたりは肩を組んで歩いた。
牛「あったまろうぜ」
志津子「あ、ホワイトクリスマスおわっちゃた。次の曲何?」
牛蔵「ジョンと洋子のハッピークリスマス」
志「So this is Christmas ♫」




これもいいな。ジョンの歌が始まると、暖かい空気が押し寄せるようだ。
二人は、曲に聴き惚れながら、ショッピングモールの中へ入って行った。
この寒いのにモールの中は人々がいっぱいだ。カップルも多い。
牛蔵「なあ、志津子、これ見てみ。カップル一杯やろ?」
志津子「ホンマやなあ。」
牛「クリスマスまで10日もあるのにこれや。『クリスマスイブにはデートしよう』とか言うてるやつ、あっほやでーwww」
志「私もそう思う。クリスマスかて好きな様に過せばええんよ。クリスマス礼拝で祈ればええのよ。」
この間にも二人は腕を組んでる。アツアツだ。

志津子「次のクリスマスソングはなあに?」
牛蔵「ナットキングコールのクリスマスソング!」
志「ウァオ、名曲!」



いい音楽と素敵なイルミネーションで、二人は本当にセンチメンタルな気分になった。
あとは、、、、するだけ?

牛蔵は手を上げてタクシーを拾った。
「何処まで?」
牛「ホテル、ニューーー淀川へ」

タクシーはそこを走り去った。

そこを後ろから見てた男らが
「タクシーの運転手に、どこどこのラブホいってくれ、なんて恥ずかしくないのかな?」
「ハハハハ」

でもこの場合、むしろこいつらの方がわ恥ずかしいよな
ブハハハハハハハ (笑)